新学部を作りたい人たち | 大学という斜陽産業

新学部を作りたい人たち

本務校で、もう一つの学部づくりが進められている。どーも、他大学の二番煎じで、外野から見ても失敗しそうだとおもったら、その中核人物達の情けない話が聞こえてきた。


彼らは、某学部に属している人たちなのだが、そこで孤立しており、自分たちがその学部から出ていきたいから、新学部を作るよう働きかけているらしいのだ(もちろん、逆に、その人達外が出ていくということでもいいのだろうが、勢力的にそれは無理)。


その学部は学内の中でもどちらかというと足を引っ張り気味の学部で、しかも、浮いているというよりも、その専攻が学生に人気がないのである。そんな人たちが作ろうという新学部だって、何となく結果が見えそうである。


今回は理事側もさすがにその辺の事情を飲み込めているようで、追加の設備投資等はしないと言っている。現状設備では、その構想中の学部の魅力も半減どころか、1/10ぐらいにしかならない。


もう、やめちゃいなよ、無理だから。