そんなこと相談されてもねえ | 大学という斜陽産業

そんなこと相談されてもねえ

後期の試験の成績が学生に知らされる今日この頃、色々と学生が訪ねてきます。


先日も、卒業を控えた学生が研究室を訪ねて、こんなようなやりとりをしました。


学生「先生の授業の単位がもらえないと、卒業できないんです。テストもできませんでした。何か特別にレポートを出すなどしてもらえませんか。」


大抵、こんなこと言ってくる学生は、普段の講義で顔を見たこともない人物であることが多い。だから、(テストができなかったのは、おまえがちゃんと勉強しなかったからだろうが。ちゃんと講義に出席して勉強している学生はできてるぞ。)と思いつつ、



自分「もし君に特別にレポートを課して、それで単位を認めた場合、同じような状況なのに、研究室に来ないでレポートを出してもらえなかった学生は、不公平感を感じるんじゃない。もし、そういうのを認めるなら、受講生全員に認めなくちゃいけないと思うので、君だけに特別なことはできないしなあ。」

学生「そこをなんとかしてもらえませんか。」



実は答が決まっているのだが、ここで即答はせずに、少し考えるふりをして、



自分「う~ん、やはり、それはできません。」



こんなようなやりとり、毎年、数人とは行いますねえ。その結果、あきらめて帰る学生もいれば、粘り続ける学生、悪態をついて帰る学生など、いろいろいます。


一応、このようなスタンスなんですけど、困るのが、教員が直接依頼してくること。ゼミの担当教員、体育会系のクラブの顧問など(そういえば、文化会系のクラブの顧問からは頼まれたことはないですね)。でも、やんわり「無理なものは無理」というスタンスで返答しています。幸いなことに、「どうしても頼む」と拝み倒されたことはないけれど、そうされたらどうしよう。でも、やっぱり断るんだろうな。


もしかして、自分は血も涙もない人間なのかな?