試験監督をしながら
結局、今日の入試の試験監督は、合間ごとにトイレに駆け込むという散々なものだった。
試験監督中、内職をする人もいるみたいだが、勤務先の場合、監督者は大抵まじめに監督していたと思う。というか、配置された人数が全員揃うのは、試験開始後5~10分と試験終了前5~10分だけで、交代で休憩をとっているので、試験場にいるときぐらいは内職しないようにしよう、という感じになっている。
例外は、問題を読むというパターン。中には、この監督者の指摘で、出題ミスが見つかることもあるので、あながち禁止にする訳にもいかないだろう。
自分は、ミスは見つけられないけど、このパターンです。そこで気になったというか、思い起こされるのが、一寸前のセンター試験についてのニュース(たとえば、センター試験の政経の問題、類似の教科書が「間違い」 )。
グラフが出てるぞ、地図も出てるぞ。しかし、それ以前に科目によっては、特定の教科書に依存しまくっているという話も聞いたことがある。自分が出題者の時も、教科書べったりだ。
入試は公平に、公正に、というのは理念としてはわかる。でも、無理だって、実際。
今日だって、試験時間中に気分の悪くなった受験生がいた。その受験生は、5人掛けの机を3人で座る形の真ん中に座っていた。だから、途中で医務室に連れて行くには、両側に座ったどちらかの受験生の解答を一度中断させる必要があった。そう、その受験生の解答時間は他の受験生より減らされることになる。幸い、このようなことでクレームが付くことは今まだ無かった。そう思えば、センター試験の試験時間が15秒短かったっていうのは誤差の範囲内じゃない?まあ、確かに15秒あれば、マークを一つぐらい塗れたかもしれないけどね。
席によって、空調の影響だって違うでしょ。試験監督の当たりはずれだってあるでしょ。
もっと言えば、そもそも多様な入試形態が公平じゃないでしょ。指定校推薦のように形式だけの面接はあっても、実質的に学力試験がなかったり、勉強が嫌いでもスポーツで秀でていたら入学できたり、最近は、卒業生の子弟を優遇するのもあるらしいし。
でも、これって、やっぱり大学側の論理なのかなあ。受験生の立場に立っていないって、批判されるのかなあ。