なぜMS社製ソフトにこだわるのか
元々は、レポートの手書きを認めるか否かという話題(大学教員の日常・非日常の「手書きレポートが生き残る理由 」)なのですが、関連して、個人的に気に入らないことを!
#いつも、そんなことばっかり書いているので、わざわざ気に入らないことなんて書く意味がないかも知れないけど。
学生に課すレポートに手書きを認めないと、PCを買え学生が不利益だとか、大学のPC設備を利用すればいいと、いろいろコメントがついています。さらには、大学が共同購入する方法とかも。自分の知る限り、すでに学費にノートPC代が含まれている大学もある。
それよりも問題なのは、結局PCの使い方についてきちんと教えないといけない(別に大学でなくてもよいはずではあるが)という点には御意。
個人的な経験ではあるが、前任校では、あくまでも希望者のみであるが、大学がノートPCの共同購入を勧めていて、9割9分以上の学生が購入していた。必修で、リテラシーの科目もあって、担当の教員から、彼らの学習のインセンティブにもなるから、レポートの提出などをメールを利用するようにして欲しいとの依頼もあった。
今の大学は、そこまではしていないけどリテラシーの科目は必修ではないけど、実質的に必修(時代も変わって、高校での教育も充実しているので、不要の学生もいるようになったからだと思う)。
このように教育に力を入れているのだけれど、使うソフトに不満があります。そう、なぜMS社製ソフトばかり使うのか。ワープロはワード、表計算はエクセル、プレゼンはパワーポイント。この問いに対する答えは、結局「企業等でも一番使われているので」という趣旨。確かに実務上の利便性を考えると、これを凌駕する再反論はあまり出来そうもない。
でも、情報教育に関わっている先生の多くが、MS社製ソフトに不満を持っているのが不思議でならない。自分もOSはMS社製だが、それ以外はあまりMS社製ソフトは余り使っていない。理由は重いし、すぐフリーズするし、余り使い勝手がよくなかったし(今の状況は恥ずかしながら余り知らない)、マクロにウィルスが仕込まれるし・・・。(使っているソフトを明示すると、知り合いには正体がばれるので、以下自粛。)
大学のシステムもMS社製ソフトにこだわるのが多くて嫌である。たとえば、WEBを使った各種の登録・申請手続きがIEしか対応していない(あの独自のJAVAを使う)。成績の登録に、(マクロを使うなどの関係で)エクセル・ファイルしかアップロードできない。
最後に、もう一つ。行政機関のwebsiteでIEしか対応していない奴は○○喰らえ!!人の税金で特定の会社を潤すな!!