紀要の原稿料 | 大学という斜陽産業

紀要の原稿料

本来は、昨日のエントリーのコメントにつなげるべきなのだろうけど、ネタが浮かばなかったので、エントリーに格上げします。


しんのすけさん曰く、


査読料は1本(理系の方に言わせると1編らしいですが)あたり1万円です。
で、執筆料は3万円です。
今時、ありえないと思うのですが、今でもきっちり規定が存在してます。


勤務先の場合も、原稿料が出ます。前の勤務先も出ました。義理で書いたことのある某大学のところも出ました。金額はまさに千差万別ですが。いずれもすべて私学です。もちろん、原稿料が出ない私学もあります。また、大学によっては紀要を販売しているところもあるので、一概に原稿料を出すことがよくないとは言えないと思うわけですが。


ところで、勤務先の場合、紀要は年数回発行されます(たまに合併号となるので、実質発行回数は毎年変動します)。そして、毎回毎回、論文やら研究ノートやらを書いている人がいます。しかも、同じ号に複数掲載されるケースもあります。分野が違うので断定は出来ませんが、個人的には「小遣い稼ぎか?粗製乱造じゃないの?」なんて思ったりします(だって、それなりの業績をそんなに量産できるならば、とっくにどっかに移ってるでしょ?と思うので)。