ファイト(NHK朝の連続ドラマ) | 大学という斜陽産業

ファイト(NHK朝の連続ドラマ)

自動車通勤の自分は、車中でTVを聞いている(見ている、ではありません)ことが多い。


まあ、何となく昔から習慣でNHK朝の連ドラを見ているので、その時間帯はこのドラマを聞く。それ以外は、朝の場合、ワイドショーでネタを仕込むこともある。


昔から、TVに登場する大学教員という生き物は、やたら権力欲や金銭欲が強い。そして周りが持ち上げるというか、あがめるというか。


今日の「ファイト」でも、大学病院の慰安旅行か何かで、原田大二郎扮する「教授」に、徳井優扮するおそらく助教授であろう人物が「教授、教授」とおべっかをつかう。教授が温泉に入るというと、その他大勢も「はい」といって一斉に立ち上がる。う~ん、本当に不思議な光景だ。


本当に私立文系の場合、講座制とか研究室とかがないので、教授になったって部下になる人がいないし、人事権もないし、本当に偉くも何ともない。天下もとれません。仲間内で、「教授」なんて呼びませんよ。教授もごろごろいるし。基本はさん付け。まあ、目上の人には先生で呼ぶ場合もあるかな。


しかし、TVのステレオ・タイプの教授像、本当にどうにかなりませんかね。絶対に世間で誤解されてる。