単年度主義の弊害
この週末は、研究会に出席するために某所に1泊で行ってきた。
この研究会は、科研費による共同研究プロジェクトによるものであり、共同研究者として参加している。このプロジェクトは今年が最終年度なので、研究もラスト・スパートに入ってきている。
関係者にとっては周知のことではあるが、このような複数年にわたる研究プロジェクトであっても、基本的には予算は単年度主義である。したがって、今年度の予算が下りてくるのは6月ぐらいなので、この時期は基本的に研究にかかる経費を立て替えなければならない。
文系の場合、実験用機器を購入することもないので、一度にそんなに大きな支出をすることはあまりないけれども(海外の学会の参加等の旅費かなあ、大きい支出といえば)、やはり不便なことこの上ない。
もちろん、研究経過によっては支給を打ち切る場合もあるので、経過報告書を提出させて、それによって継続の可否を判断する時間が必要なのかもしれないが、もう少しこの単年度による予算はどうにかならないだろうか。
さて、明日から夏休みまではしばらくまとまった休みがないので、ぼちぼちと与えられた課題をこなしていくことにしよう。