献本 | 大学という斜陽産業

献本

職業柄かどうかはわからないが、毎日DMも含めていろいろな郵便物が届く。


そして今日もまた、その中に書籍小包が。また誰かが研究書かテキストを出版したようだ。


そこでいつも悩むのは、お礼状を出すに当たって、どれだけ目を通すかということだ。


こちらが送った場合、これから読ませていただくという人もいるが、内容に踏み込んだコメントを添えてくれる人もいる。しかも、そのいずれものパターンであっても、数日の間に礼状が届くのだ。前者の場合なら納得できる。まあ、後者の場合も、ざっと読んだだけかもしれないが、さすが研究者、結構ポイントを突いてくるよなあ、と思うことが多い。


自分も前者を目指していたが、どうも本を読むペースが遅くなったみたいで、コメントを添えようと思ったらすぐにお礼状を出せない。そんな本が何冊もたまることもある。今も机にそんな本が数冊。


さて、今日はこれから抱えている原稿を書くべきか、明日の講義の準備をすべきか、これらの本を読むべきか、いっそのこと寝てしまおうか。