会議好き~時間の無駄はお金の無駄なのに | 大学という斜陽産業

会議好き~時間の無駄はお金の無駄なのに

大学に就職して一番感じたことは、無駄な会議が多すぎることだ。まあ、入学試験の合否判定など、教授会の承認が必要なものなどがあり、手続き的に仕方ない面もあるのだが。

でも、会議の中身も無駄が多い。その典型例が、報告事項とか、審議事項でも説明に要する時間である。例えば、資料を前もって配って各自が目を通しておくようにすれば、おそらく時間は半分もあれば終わるはずである。

説明の長い人、毎回訳のわからない質問をする人、またその質問にさらに訳のわからない回答をする人。反対意見が多くても、無理矢理自分の意見を通そうとする人。本当にいろんな人がいます。

会議好きの人に言いたい。あなたは機会費用という概念を知っていますか、と。教育に力を入れろ、というならば、その会議の時間を半分にして、その時間の半分でも学生のために使えば、随分状況は変わると思いますよ。