今年の歩留まり
どうも今年の入試の歩留まりの読み、大外れだったらしい。前にも書いたが、所詮一か八かの判定でしかないのだが、自分の勤務先(所属学部だけでなく他学部も)だけでなく、自分の聞く範囲(自ずと同じようなレベルの大学の動向を知ろうとするので、非常に限定されているけれども)では、例年の歩留まり率を大きく下回っていて、予定の入学者数に達しないのではと危惧している。
この場合、選択肢は大きく分けて2つ。1つは動じずその事実を受け入れる(たとえ定員割れであっても)。もう1つは追加合格者をだしたり、あらかじめ出している補欠合格者を合格させる。
この選択に当たっては、いろいろ考える訳である。来年、確実に入学者数を確保できる(そんなことはないのだが)のであれば、1つ目の選択肢を取りたがるだろう。なぜならば、合格者のレベルをさらに落とさずに済むからである。
しかし、来年のことはわからない。そうなると、まずは今年の定員の確保が優先されるためは、2つ目の選択肢が取られることになるだろう。ただ、この定員には、学内的には2つの面がある。まずは、文字通り募集人員数である。業界用語で文科省定員と言われる定員である。一般に定員割れ大学と言う場合の定員は、この文科省定員を意味しており、これが半分を割るならば、私学の場合私学助成が受けられなくなる。
もう一つが、財政的に確保することが求められる定員である。目標定員とか予算定員とか言われ、文科省定員の1.1倍とか1.2倍という形で設定される。
もちろん、対外的には文科省定員を確保していれば体面は保てるのだが、学内的には、目標定員を確保できないと、上から色々言われるのである。
この場合、選択肢は大きく分けて2つ。1つは動じずその事実を受け入れる(たとえ定員割れであっても)。もう1つは追加合格者をだしたり、あらかじめ出している補欠合格者を合格させる。
この選択に当たっては、いろいろ考える訳である。来年、確実に入学者数を確保できる(そんなことはないのだが)のであれば、1つ目の選択肢を取りたがるだろう。なぜならば、合格者のレベルをさらに落とさずに済むからである。
しかし、来年のことはわからない。そうなると、まずは今年の定員の確保が優先されるためは、2つ目の選択肢が取られることになるだろう。ただ、この定員には、学内的には2つの面がある。まずは、文字通り募集人員数である。業界用語で文科省定員と言われる定員である。一般に定員割れ大学と言う場合の定員は、この文科省定員を意味しており、これが半分を割るならば、私学の場合私学助成が受けられなくなる。
もう一つが、財政的に確保することが求められる定員である。目標定員とか予算定員とか言われ、文科省定員の1.1倍とか1.2倍という形で設定される。
もちろん、対外的には文科省定員を確保していれば体面は保てるのだが、学内的には、目標定員を確保できないと、上から色々言われるのである。