第五次のレッドデータブックの鳥類と両生類が発表されました。
環境省HP
第5次レッドリスト(鳥類及び爬虫類・両生類)の 公表について(お知らせ)
遡ること1年前の同じ日に、植物、菌類が発表されています。
他の分野については、今後、令和8年以降、順次発表するということです。
次は我らの哺乳類?でしょうか。私は昆虫も気になります。
植物も見てみましたが、もうこれはもう、私には何がなにやら。
本当にこれを見たら、あちこち、日本の自然は満身創痍の状態です。
前のモリタリング1000の時も思いましたが、何ら安心してなどおられない状態です。
絶滅危惧種に等なって来ると、もう数はわずかだったり、減りも激しい。減少率も大きい。
そんなものが、もうこれだけいるのかという気がします。
ところで、前に
アオウミガメのニュースがありました。
こちらでは
アオウミガメのほか、アザラシのことなどが書かれています。
IUCN
Arctic seals threatened by climate change, birds decline globally – IUCN Red List
アオウミガメも長年の取り組みにより、絶滅危惧種から、軽度懸念種へと変更があったそうですが、地域ごとでの報告によると依然として絶滅危惧種や危急種、準絶滅危惧種などがつけられているそうです。
ただ、数十年という長年の取り組みにより少々、心配度が探しましたが、また戻る可能性があり、まだまだ保全は続行ということです。
取り組みが効果を出すのは時間をかけてようやくのことで、取り組み以後もこれから続けて行かねばならないのだなと思いました。
何かしたら終わりというものではなく、引き続きまだ同じように続けていくというそういう考えやマインドが、私も成功したら終わりのように感じていたものがありましたが、まだ今後もこれから見て行くべきところはあるのだなと思ったところでした。
せっかく外れたと言っても、タンチョウにかけてもそうで、世界では減少しており、中国やロシアなどでも減少しているそうです。
こちらの数は、英語版wikiですが、全体的に3800羽程度であり、そのうち日本が1900羽、1600羽以上が韓国、中国に350羽ぐらい。
英語wiki
Red-crowned crane
中国でもパンダと並ぶ第一級保護野生動物、韓国でも一級絶滅危惧種、(最も危険度が高い)、とされています。
日本もそうですが、韓国でも保護が進んでいて、増えてはいるようです。
今回、見ると、ニホンイシガメなどもINしています。
(これは私が以前書いたニホンイシガメ)
また私が前に何気なく見かけた鳥のアマサギも今回入っていまして、驚きました。
その他もこれだけ種類がいるのかと思ったサンショウウオ系も。
またトキも下がったものの、かぼそい数で、やはり今の状態では何ら焼石に水の状態のようだと思います。
コウノトリもさがったものの、まだまだ少ないです。
サンカノゴイは成熟個体数が50未満と推定・・・野鳥の会さんが行った調査で言われたことですね。
我らの身近なバンも。ゴイサギもコサギも。ヤマセミも入ってしまい、これらも数を減らしているようです。そのほかもいろいろ。
上のページ内にもリンクがありますが、大冊子はこちらのHPにあります。
生きものログのHPの「はじめに―レッドリスト・レッドデータブックの概要」
鳥類 環境省 編 令和8(2026)年3月」
下は種ごとに書かれているデータをそれぞれ、抜粋しています。長いので入れてないものもあります。
P133 より
サンカノゴイ 絶滅危惧ⅠA 類(CR)
「D.成熟個体数が 50 未満であると推定される個体群である」
存続を脅かす要因
「湿地湖沼・河川・草地の開発、道路工事により生息地が破壊、消失、減少している。農薬汚染も懸念される。繁殖地、およびその周辺の路上では、交通事故による轢死例もある。鉄道の開通後、繁殖期に記録されなくなった事例がある」
P278
アマサギ 絶滅危惧ⅠB 類(EN)
「A2.過去 10 年間もしくは 3 世代のどちらか長い期間を通じて、50%以上の減少があったと推定され、その原因がなくなっていない、理解されていない、あるいは可逆的でない。」
P428
バン 絶滅危惧Ⅱ類(VU)
「A2.過去 10 年間もしくは 3 世代のどちらか長い期間を通じて、30%以上の減少があったと推定され、その原因がなくなっていない、理解されていない、あるいは可逆的でない。」
「開発による湿地の減少、水田の整備などで生息環境は悪化しているものと考えられる。」
コサギ 絶滅危惧Ⅱ類(VU)
p565
「A2.過去 10 年間もしくは 3 世代のどちらか長い期間を通じて、50%以上の減少があったと推定され、その原因がなくなっていない、理解されていない、あるいは可逆的でない。」
「コサギの好む小型魚類が大型の外来魚等の増加により減少している可能性や、オオタカの個体数回復による捕食圧の増加が考えられている。ほかに、集団繁殖性サギ類に共通の要因として、住宅地近隣に立地したコロニーでの人との軋轢による追払いや営巣林の伐採に伴う繁殖成功の低下が懸念」
P448
シロチドリ
絶滅危惧Ⅱ類(VU)
「A2.過去 10 年間もしくは 3 世代のどちらか長い期間を通じて、30%以上の減少があったと推定され、その原因がなくなっていない、理解されていない、あるいは可逆的でない。」
「海岸開発や土砂供給が減少したことにともなう砂浜の減少や河川流量の安定化のため氾濫原ができにくく、繁殖地が減少している。」
P554
ゴイサギ絶滅危惧Ⅱ類(VU)
「A2.過去 10 年間もしくは 3 世代のどちらか長い期間を通じて、30%以上の減少があったと推定され、その原因がなくなっていない、理解されていない、あるいは可逆的でない。」
「小型魚類を食べる水鳥ではコサギ、コアジサシ、カイツブリ等でも減少傾向が知られ、小型魚類が大型の外来魚等の増加により減少している可能性が指摘されている。ほかに、集団繁殖性サギ類に共通の要因として、住宅地近隣に立地したコロニーでの人との軋轢による追払いや営巣林の伐採に伴う繁殖成功の低下が懸念」
P590
ヤマセミ=日本固有種 絶滅危惧Ⅱ類(VU)
「A2.過去 10 年間もしくは 3 世代のどちらか長い期間を通じて、30%以上の減少があったと推定され、その原因がなくなっていない、理解されていない、あるいは可逆的でない。」
「河川改修や山間地の崖の崩落防止工事などによる営巣に適した崖の消失や、河畔林等の伐採によるとまり場の減少、釣り人による攪乱、またカワウやサギ類などの大型魚食性鳥類の分布の拡大による食物資源の競争や外来魚による在来魚の捕食等での食物資源の減少が示唆されている。」
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という・・・個体数が50未満、250未満とか、過去から80%も、50%も減り、30%も減り、今後も減る・・なら、消えてしまいます。
今まだある、思われて、数は0になる。絶滅へ、と進むのでしょう。
消えて行くばかりです。これでは。
私、バンが人の目のある危ない池で巣作りをしているのを見たことがあります。
ですが、セメント護岸の単なるため池にされた池で、その巣作りは失敗に終わっていました。
今思えば、あの失敗が、うちの近所で生活していたバンの最後の姿だったかもしれず。
本来なら、水草やヨシが生えているため池で、巣を作り、そこでエビや魚などが食べられたら、あのバンは生きたかもしれず・・・
そう思うと、生態系も考えず、何ら配慮もされずに工事されたため池・・・いったい、なぜに何ら考えられなかったのか?と。
いい加減、自然を増やして行かねばなりませんね。
牡蠣の死滅などのニュースもありましたが、これから灼熱化の時代、さらなる生物多様性の低下が予想されます。
川の瀬切れのニュースもありましたが、ああいうのは生物に悪いそうです。
そうした悪化が続く上に、気温上昇が来て、どんどん生物多様性が低下していけば、生態系はダメージを受けます。
回復せずに打撃。そうなると、今後、回復がますます難しくなって来るでしょう。
ですので、今のうちに、生物多様性を回復させ、反転させる。今後の灼熱化に備える。レジリエンスを構築する必要性があるのだと思います。
そういうことで気候変動対策もしながら、生物多様性の回復にも取り組まねばならないと思います。
これですので、今後も悪化している場合ではなく、どんどん良くなって行かねば、自然を増やさねばならないと思います。
安心してゆったりといつまでもいついてくれて、ずっと居続けてくれ、わんさといる状態にまでなって欲しいものです。
太陽光パネルについては置き場所もそうですが、脱炭素についてもまた、考えて行きたいと思います。
また経済についても、自然を増やし、経済も増加させていくようにもなれるように見ていきたいと思っています。
そのほか汚染や公害や我らの健康なども、我らも今あるのは、自然があるからいろいろ出来るわけで、我らも安心して暮らせるためにも見て行きたいと思います。
以下は前のもの・・・・・・・
お読みいただきありがとうございました。




