ツルのイラストを描いてみました。
ツル、何とか今後も守られて、無事に増えて、生息地も増えたらいいですね。
私も前にタンチョウの記事を書きました。
その頃、タンチョウって100年も待ってるんだな、日本の最初の保護動物だなと思った印象があります。
タンチョウは世界に3000羽ほど。日本とアムール川周辺にかおらず、そのうち、半数ほどが日本にいて、主に9割、釧路湿原に。
1900年代はもう消えたと思われ、その後、見つかり、30羽ほどになっていたそうです。
そこを野鳥の会さんなどが、生息地を買ったり、私財を投げ打って守って来たそうです。
それで100年ほどかかってようやく、1000羽を越すほどに。
それで、前から大事に守られて、皆に大事に思われて、増えたんだなと思った記憶があります。
もとは数を減らしていたのと、生息地が少ないために、遺伝的な絶滅の問題も懸念されています。
また、生息地が少ないために、鳥インフルなどにかかると一気に絶滅へと。遺伝的系統もあるので、それも広がりやすいです。
そういうことで、タンチョウは大勢の人に大事にされている鳥なんだなと思っています。
でも、数も生息地も限られ、生息地ももっと必要であると思います。
小さいものでも重要で、それももっと複数あると良いと思います。
チュウヒもいたのなら、心配です。チュウヒももう、それこそ、絶滅しかけの鳥なのです。
去年から、チュウヒプロジェクトということで、絶滅回避すべく取り組みが始められたところです。
前に書いた記事
もう、135つがいしかいないのです。
本州はのきなみ0に。
そのほかにも、湿原の生き物は絶滅が心配されているものが多数いると聞きます。
今後、あと20年もしたら2度、3度と上がり、さらなる気候の災害や崩壊、生態系劣化が懸念されます。
回復するのに時間もかかり、思う通りに増やせないかもしれません。うちのアゲハはすぐ増えましたが、タンチョウは100年かかって、ようやく今、です。
生物多様性のあるところとないところでは、回復が違い、ないところでは、回復が遅いです。
イースター島のようになったところでは、二度と草すら生えて来ず、回復も難しいです。今後さらなる灼熱化で、劣化喪失した自然地帯だったら?
ですので、もっと、今後、自然の再生や増加をする取り組みもやったほうがいいと思います。
それは我が国各地同じと思ってます。
今後もっと新エネの増加は続くと思われ、大きな町ではだらけにならないか、心配です。
我らの暑さを調節したりしてくれる気温調節をするところや、飲み水を守っているのは、周りの生物多様性、自然環境、湿地やその湿地を守るタンチョウなどの生き物たちです。
吸収分の枠はあんまりありませんから、いっぱい自然地帯があったほうがいいです。
炭素貯蔵などもリスクもありますし、コストもかかり、電力も大量にかかりながら、わずかしか今段階、除去できません。
自然なら己ずと除去や貯蔵をやってくれます。
・泥炭地
泥炭地というのは、森林より2倍の吸収し、一方、劣化した泥炭地は排出源にもなり得ます。ので、世界では気候変動対策で森林より強い味方ということで、再湿潤化し保全し再生、創出増加させる取り組みが進められております。
それで思うのは、あすこを埋め立てたら、数千年貯めこんだ炭素の排出先となるのでは?と、泥炭地として気候変動対策で保全したらいいのでないか、と。
劣化具合や排水がどうなっているのか、詳しいことは分からないのですが、率直な感想です。
そうすれば、わずかな分になるかもですが、日本も吸収先として対象に出来ますし、排出を止めることにしても、気候変動対策になります。
今、話題になっています、NDCにもなり得ます。
こちらの図では、今劣化して排出している量が出ており、全世界、劣化排出を止めることで排出削減することが出来る分が言われています。
自然を回復させれば、さまざまな良い効果もあります。
最近では、北アイルランドが大きく泥炭地を保全する計画を打ち出しました。
BBC
Peatlands protection strategy is 'game-changer'
その他、インドネシアなど、世界各国で取り組みが進められています。
世界各国で、泥炭地の回復は、盛ん。
また、思うのは、こうした設置前の調査の精度を確認はもちろんですが、設置途中、設置後に、絶滅危惧種が判明した時、どういう対応をするべきか?
それも各地、問題もあったと思うのですが、放置されて来たかもしれません。
今回どうなるか分かりませんが、何とかうまい解決法を見つけてもらい、誰もが全員、人もタンチョウも、守られて欲しいと思います。
タンチョウも湿地も、大事に思われて来ました。
そうして、大勢の人により、守られて来たおかげで、今我々がその姿を見られているものだろうと思います。
観光も有名に。
トキも本来いるべきですが。北海道では絶滅したまま。
これから、さらにさまざまなタンチョウほかも、再生、回復、増加してもらいたいです。
参考にメモ
英語版wiki 泥炭地の再生
https://en.wikipedia.org/wiki/Peatland_restoration
こちらにも泥炭地回復に取り組んでいる各国のこと等のことが書かれています。
クマについては、長くなりましたので、また次回にします。
お読みいただきありがとうございました。



