カムチャッカ半島地震での津波避難指示
放送が鳴り響き、避難しろの連呼。テレビを見たら3mだの1mだのが来る。と聞いて、私もえええ?
それで、とりあえず、非常持ち出し袋という事前に決めていたリュックを背負い、避難場所へ移動しました。
しかし、非常持ち出し袋に全部入れておいたわけではなく、こうなったら、あとでこういう記事をバックアップしたUSBなり持って出ていくと、捕捉事項もあったわけですが、ぜんぶ忘れて出ました。
あとでいろいろ忘れたことに気づいて、いろいろ後悔しましたが、まあこれはまた、今後の教訓に活かしたいと思います。
移動したのは、近所の小山。そこで気づいたのですが、近所の小山、全部、道をつけられ頂点ハゲらされてないか?と。森林分断、孤立、喪失してるなと思いましたが、もっと木材を使ったほうが良いんでないか?という話などは置いておいて。
上がったところ、冷房はない、日陰もほぼない、照り返し、日差しがキツイ。何もない、住居がいくつかある場所でした。それもあまり住人もいない様子。
トイレもない。飲み水も食べ物もない。
単なる避難場。というだけで、避難施設ではない場へ行った場合、待てども、水も出ず、トレイも出来ず、食事もないってことに気づきました。
小山を切り開いて作ったところだったので、生物多様性は豊かでした。
そこは逃げるだけは可能な場でしたが、食事も運ばれて来るところでもなく、ハラも減って来ます。
それから、チョウも飛び、さまざまな虫も飛び、すさまじい数のセミ。さすがあまりの多さに、うれし泣きしそうでしたが、緊急事態にセミがーと喜んでいる場合でもありません。クソ暑いです。屋外ですから。
そして無邪気に、ブーンと来る、アブ。
また、避難場所での防犯。小山の上など、夜など怖いなと思いました。
今回は大したこともなく、すぐ帰れましたが、1日でも滞在せねばならなかった場合、トイレもない、冷房もない、食事もない、水もない場なら、じっといるのはとてもシンドイものです。私は数日そこで過ごせと言われても、1日とて、もつ気がしませんでした。
7月30日はうちの地域でもここ一番に、温度が高い日で、耐えがたい暑さでした。
こんなので本物の南海トラフの避難になったら、どうなるのだろうか?と思いました。
災害や避難を考える時間になりました。
歴代最高1位の41度を記録した日で、うちはやはり35度を超えないままでしたが、暑いし、疲れるし、焼けるしなどで、非常に疲れました。
翌日。
海岸に入れたので、犬と散歩で行って来ました。
すると、海の波打ち際が、いつもより上がってました。まるで満潮とか、台風の時のようです。
やっぱ、来たんだなと思い、ぞっとしました。
やはり、いつもの町があり、いつもの自然環境がある、何気ない毎日の日常ってのが一番、良いと思いました。
去年の7月29日の記事はこれ。
去年の7月30日の記事はこれ。
昨日2025年今年の7月30日。
同じくカンカン照りの庭の木の下の温度。
100均の温度計で、日陰の下は外気温と同じで35度ぐらい。
うちはまた35度にしかなりませんでした。
去年、各地40度越えが出たのも7月29日、30日・・・この7月末、というところに日本の暑さの頂点が来るのかもしれない・・・!?
夜には27度以下になっていて、クーラーなしでも寝れる状態になりました。
うちの近所はクールスポットになっていて、だいたい周囲とは1度違います。
近所の町のほうへ行けば、もう1度上がり、もっと近辺の大型都市とは温度が4度ぐらい違います。
ですので各地40度と言われても、うちは35度を超えない日が続いています。
今、渇水の問題が言われていますが、気候変動が来ると今後も、温度が高くなる問題のほか、いろいろ起こる様子になっているように感じます。
そのため、やはり縦割りというかトレードオフの考え方ではなく、いろいろな便益を考え、万全の備え対処をして、いろいろな問題に対策、対応できるようにしておかねばならないのでないかと思いました。
温暖化と生物多様性の対策のまとめ
これだけではなく、さらに生態系や気候変動でも、社会でも、もっと考えたりして行かねばならない事も増えてくると思います。
何にせよ、何もない通常の日常ってのが、どれほど有難いか。
この度、災害とか、非常事態ってのが本当に不要で、普通の日常こそが大切なのだと思いました。
それゆえに、今後の気候変動、生物多様性の低下による生命維持装置の喪失低下など、とにかく対策して行かねばならない事だとも思った次第であります。
しかし、地震などは地盤の揺れなどですから、地震などについては、普段から、災害に備えるということは大事だと思いました。
お読みいただきありがとうございました。





