
気象庁から、温暖化対策をしなければ、今世紀末、4,5度上がるだろうと言われました。
その後、日本でも大きな山火事、韓国でも大きな山火事がありました。こちらも温暖化が関わっているそうです。
気象庁から出たのは、「日本の気候変動2025」。
国連が作っているIPCCは全世界ですが、こちらは我が国のことがまとめられ、日本語で分かりやすく、我が国についてダイレクトに書いており、分かりやすいと思います。
こちらの概要が分かりやすいと思います
ほか
環境省HP
IPCC 第6次評価報告書
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第6次評価報告書(AR6)サイクル
環境省
などが参考になります。
今回、まとめ、ということで、私から今の4度上がるコースの破滅物語を聞いた後、すぐ来る今世紀末、70年後までに、生き残る術を実践して行こうという話です。
〇7つの温暖化ガスとは?
・二酸化炭素(CO2)
・メタン(NH4)
・一酸化二窒素(N2O)
・代替えフロンの4つ
ハイドロフルオロカーボン類(HFCs)
パーフルオロカーボン類(PFCs)
六ふっ化硫黄(SF6)
三ふっ化窒素(NF3)
・現在から1,5度に抑えるために、あとどれぐらい排出できるか?
4000憶トン、400ギガトン
1-09 CO2累積排出量と気温上昇量の関係 | JCCCA 全国地球温暖化防止活動推進センター
世界の排出量は増加していて2023年には570億トンになっています。これも年々、増加しています。
2023年の温室効果ガス排出量、過去最多 今世紀中に「気温3.1度上昇も」とUNEP警告 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
年々増え続け、今後もピークが続くと言われていますから、あと6.、7年ぐらいです。
(が、温暖化による湿地帯の干上がり、アマゾンなどの森林喪失など、加速すると、もっと早いと思われます)
どっからガス出てるの?
11億トン中
石炭 4割
飛行機
トラック、建設
その他、バス、住宅、ビル、化学工業、石油製品・・・
まだ下調べ中ですが、とりあえず今は、私はこれかなと思っています。(異論は受け付けます)
今回出た、「日本の気候変動2025」でも、4度について言及されていますが、今のままでは、今世紀末は4度上がるだろうと言われています。
1,5度でもなく2度でも珊瑚が99%消える等、おっそろしいことが言われているのに、4度になったら、どうなるか?
こちら個人のブログの都合で、上に上げたところから出ているものを参考にしていきます。
環境省 統合報告書の解説資料(環境省)【2023年11月版】 より 抜粋、編集、私が文を入れています。
ちょっと不鮮明ですが・・・
1.5度の世界、2度の世界、3度の世界、4度の世界と出ています。
赤い図は、年最大日最高気温の変化 まっかっかです。
・水分量の変化
・年最大の降水量の変化
変化が分かります。
P24

1.5度の世界、2度の世界、3度の世界、4度の世界の違い。
・種の喪失のリスク。
赤く黒くなっていったら、リスクが上がっていっているのですが、4度の世界ではリスク100%のゾーンが広がっています。
P27

下は、
・暑熱と湿度により、死亡のリスクを呈する年間日数
赤から紫になると、365日が死亡のリスクの日になるのですが、紫になって365日死亡リスク日のところがたくさん出て来ます。
日本も年間、100日か200日か、かなりな色になっています。100日も200日もあったら、一年の半分が死亡リスクの日でしょう。そして、半分が暑いなら、秋も春も冬もほとんどないでしょうね。
食料生産の図ですが、トウモロコシの減収が増えて行きます
P28

下の図は、漁獲量で、まあ、この図では日本は増えていそうですが、注釈に「確信度は低い」と出ています。
私も温暖化の授業のところで聞きましたが、移動が出来るものと、出来ないものがある。と聞きました。
ズワイガニ2億匹の死亡のニュースがありました。
たしかに生きるしかなければ、移動するしかないでしょう。が、ズワイガニの一件は、そうすんなり、移動するとは限らない、ということが分かったということだったと思います。
私は専門家ではないですが、今から70年後、何百キロ、何千キロも、移動できて、容易く生きる。4度も暑くなって、まるで違う自然環境で、生きているもののほうが、少ないと思います。
また、1,5度と2度で、サンゴが消失度合が違うのも、大きな違いです。
How is climate change impacting the world’s ocean | United Nations
そもそも、1,5度と2度でも大きな違いがあります。
一次的に1,5度を超えたらどうなるのか?(いわゆるオーバーシュート)、まとめると
一回超えても、実質排出0を続けることで、いずれ長い目で見て低減させうる。が、海面上昇、海洋酸性化、海洋の貧酸素化、氷床の融解など、数百年から数千年単位で不可逆的である。
超えた場合と超えない場合に比べては、超えた場合は被害が多い。
超える期間が長いほど、被害が大きい。
超えて戻る間の期間は被害が出る。
つまり、オーバーシュートはないこと。あるとしても、出来るだけレベルを低くし、深刻な打撃を減少させる。
P35
「林野火災の増加、樹木の大量枯死、泥炭地の乾燥化、永久凍土の融解などのフィードバックのメカニズムを通じて追加的な温暖化を引き起こす悪影響は、陸域の自然の炭素吸収源を弱め、GHG の放出を増加させ、復帰を更に難しくするだろう」
GHG=温室効果ガス(Greenhouse Gas)の略
「オーバーシュートの規模が大きければ大きいほど、そして期間が長ければ長いほど、生態系や社会は、より大きく広範な気候影響要因の変化に曝露され、多くの自然及び人間システムにとってリスクを増大させる。」等。
70年後の計算をしてみました。
365日×70年後=25550日
100日後に死ぬワニとかありましたが、25550日。2万5千日後には、そうなるワニです。
今、桜が満開で見ごろでと話題になっていますが、桜なら、あと70回で終了する桜です。
古来、平安時代から千年以上、続けられて来たでしょう花見。1200回も続いて、あと70回なら、もう千秋楽。終わりかけ。
本来なら、千秋楽の終わりかけなど、もっと有名になります。でも、テレビに映る人らは、何か何ら知ら無さそう。
70回かは分かりません。50回で終了になるかもしれません・・・
詳しくは ウェザーニュース
100年後の桜開花予想 温暖化はお花見にも影響、東京でも桜が咲かなくなる?
桜が1200年後の千秋楽を迎えると言えば、地球誕生45億年、6500万年前の恐竜絶滅から続いた生命の営み、ホモサピエンスが出て来た1万年前からの時代が、今、終わりかけとも言えます。第6の絶滅を迎えていると言います。
70年後とは、ネコ3匹後です。息子なら一人後、70回の桜が見れなくなる頃、今生きてる子供さんの時代に、そんな熱い世界になります。
ちょっとイラストを作ってみました。寿命はまあ、例です。

70年後、本当にいつまでも、ツバメたちが生き続けているのか・・?
今回出た、日本のほうも、確認しておきましょう。
日本の気候変動2025 概要版 より 抜粋、編集しています。
・気温
P10

100年に一度の高温が、99回になる・・・?
1度ぐらいならしれたことでないか?と思っても、6度も高いというところも
P11

・降水も増える
P13

・雪も減る
p15

・海面上昇や高潮、高波
p20

あと、海水温、海洋酸性化、貧酸素化などのことが、書かれています。
そういうことで、今後、何をして行けば良いのか?
もう、何が起こる、何が来る話は、たくさん聞いていると思います。
そこで、IPCCのWG2のほうです。
AR6 第2作業部会の報告 『気候変動 - 影響・適応・脆弱性』
第2作業部会報告書の解説資料(環境省)【2023年8月版】 より 抜粋、編集しています。
P41

ちょっと不鮮明でしょうが、本編を見てもらうと、何が効果が高い等が分かると思います。
書き出すと
↓
沿岸域の生態的システム
陸域と海洋の生態系サービス、アグロフォレストリー
水の安全保障
食料安全保障
都市システムのグリーンインフラと生態系サービス、インフラシステム
エネルギー
人間の健康
生活水準
平和と人間の移住
災害リスク管理
災害、気候のモリタリング等
ということです。
上の図のように、人間の健康から、エネルギーまでいろいろあります。
ということで、
気候変動対策って何なのだろ?と、言われてみると・・・
・脱炭素。
・さまざまな現象に対して、適応を取る。
・生命維持装置である生物多様性を保全回復。
やることは多いとはいえ、論点はそれほど多くはありません。
ということを、気候変動対策、生物多様性の維持、つまり、我々の生存計画として、やっていく、ということになります。
水の適応、食料分野、生態系、都市、農村の適応、海面水位上昇に対する適応、エネルギー分野、健康への適応、移住、平和リスクの軽減・・・なども入れて。
脱炭素とは、「実質排出0」
(ただ、今の段階、もっと減らすことも必要で、将来的に炭素中立とは、こうなるという話です)
脱炭素のイメージ図:私が前に作った図


個人で出来るものと言えば、今、デコ活のHPでこういうのが載っています。
また、高層ビルの消費電力、オフィスの消費電力もかなり高いと聞きます。
あらゆる面で、いろいろな計画を立て、実行に移して行く必要があるでしょう。
電気の分野では、新世代、地熱も聞きます。当ブログ、新エネいろいろコーナーもあります。何が良いのか。
ただもう、今後の10年の対応が未来を決めると言われております。脱炭素も生物多様性も、猶予はないです。
どこもこけたら、どこもこける。そういう全部、つながっていることです。
これから↓は、さらに、人間の適応策、気候変動対策でもある生物多様性と生態系の維持について、もう少々見てきます。
P46-48

多いので、抜粋していくと
原生の森林、灌木、草原の保護
小川、河川、湖沼の汚染と土砂投入の停止
海底トロールと浚渫の禁止
川岸や生垣のコリドー(回廊)を利用して、保護されている在来種の生息地をつなぐ
保護区外での生息地および種の喪失を抑制し、種の分散(コリドー)を増やす
旧高山、工場用地、採掘場の積極的な再生
川岸の安定化、堰や人工障壁の撤去
特定地域などの漁業の禁止
絶滅した在来種の再導入
生息地の保全、劣化抑制、吹く全(雨水吸収の促進と鉄砲水の低減)
人間や家畜の踏みつけによる浸食からの砂丘保護
塩性湿地およびマングローブの確保、
河口域と上流域の保護区の接続(野生生物の生息地を増やし、高潮や洪水を吸収)
廃棄物インフラ
高地開発の制限
森林減少の防止
植林(特にマングローブ林)
植生回復
家畜数の抑制
土壌からのGHG排出抑制
湿地を拡大し、土壌に炭素を捕捉、堆積
二酸化炭素、メタンを排出するトロールや浚渫による海底攪乱の制限
漁船燃料への補助金撤廃
植物やその他の生物が繁茂し、大気や水からCO2を取り込み、バイオマスや土壌、堆積物に隔離できるようにする
食物網のバイオマスを最大化する森林管理、漁業管理
研究


生態系を活用した適応(EbA)
河川システムにおける自然の洪水管理
水辺の植生や樹木による川や小川の遮光・・・水温の上昇対策
海岸線の再生、保護・・海面上昇、暴風雨対策
アグロフォレストリなどの農業生態学、保全的実践・・・気温、熱波、降雨
自然植生と捕食者の回復
自然の火災体制の復活による火災リスク低減のための生態系回復
侵略的外来水生植物の制御・・・対干ばつ
草地植生を回復維持するため、開放型草地生態系における制御
放牧地の再生 ・・降雨と気温
生物多様性に富んだ森林での持続可能な林業、森林被覆の維持と土壌の保護 ・・・嵐、気温、香水、山火事、害虫、病気
流域における森林回復・・・保全 降水
水源保護の森林管理保全
地滑り防止、砂防のための斜面緑化 ・・・降雨対策
気候変動対策にも、適応策にも、生物多様性は、我々には大事ということです。
P74

一つやれば済むというものでもなく、例えば、防波堤を作ったら、短期的には防ぐとしても、長期的には固定化(ロックオン)になり、沿岸の人々の気候変動のリスクを増大させ、適応も邪魔する可能性もあり、生態系の分断、劣化寸断し、生態系サービスを低下させたりする、ということです。(P60)
こちらに、トレードオフが出ることなどが出ています。
海洋沿岸サービス:整備済みのインフラは、緩和目標と相反し、生態系の健全性を損なう生態学的、社会的、文化的な影響を引き起こしうる
陸上淡水生態系:緩和のための非在来種による単一植林は、生物多様性とレジリエンスを低下させうる等、適応効果の逆を招く等
P69

あと、日本は海岸が消失するので、海岸の問題も出て来ます。
有名なところでこういうHPがありました。
地域の適応|気候変動適応情報プラットフォーム(A-PLAT)
ですが、私も海近辺に住む者。砂浜は広いです。とても近所の川の砂をあっち持って行ってこっち持って行ってなど、人間の出来ることではないようにと思いました。またブルドーザーで移動埋め立てなど、生き物や海浜植物等も攪乱されてしまいそうです。
砂、というのは、波が作ります。何万年もかかって。土も何百年かかるものですが。上から流れて来た石から削られて。
波は間断なく打ち寄せ、波の力というのは大きいです。その海の波の営みに任せるようにしたら良いと思いますし、自然の砂浜がずっと維持できるようにしておいてもらいたいなと、海の者としては思います。
その他、まだあるでしょうが、今のところはこの辺でまとめますと・・・
IPCCの受け売りですが、人間社会と生物多様性、気候変動は関わっており、気候リスクを低減するなら、人間側は人間システムを生物多様性、気候変動も中に据えてやります。
生物多様性の保全回復は必須。
人間側、生物多様性側と、どちらも最善にし、気候変動を抑制する。ようにします。
これらを一か所や、一つだけをやって終わったとせず、さまざまな面を考え、多くの便益をかねることをやるのが良い対策と言えるようです。
包括的な考えを持ち、便益の高いことをすることがさまざまな効果をもたらす、ということです。
このWG2にも書いていますが、海岸インフラなどでは、リスクの増大や再分配、不公正な影響につながる適応の対応は、適応の失敗と言われるものになります。
自然には森林にならない土地への新規植林はリスクとも書いています。
・・・・・・
私も多くの目を持っていないなと思うのを考えるのですが、思うに、今までの日本もどうでしょうか。
多くの便益を兼ねていろいろ入れるのなら、今まで護岸セメント固めなど、単なる固めの場になってしまっているのは多くの便益を入れない、ひとつのことしかしない等、固める等一辺倒の考えしかないからでないでしょうか。
区割り、セメント固めしてしまった場は、本来ならそこにあるべきはずだった自然の営みを入れ、生活のさまざまな用途に使い、歴史や文化、子供の遊び場癒しの場などにし、経済や健康、環境、経済など、多くの便益、利益を入れて行くのが、本来なら、必要なことでなかったか、と思いました。
日本は狭い、限られた土地しかない、とは言いますが。それなら余計にそう思います。皆のせっかくのインフラや川、一か所しかない自然の場です。
農地整備もそうです。ただ広げる。固める、収穫増加一点のみだけ、一辺倒。
都市整備もそうです。セメント固め区割りの一点張り。
企業優先の拡大、汚染、公害を野放し。一点張り。
一点張りしか、一か所しか考えないことが、あちこちしわ寄せ=トレードオフを起こしている、のでないでしょうか。
メガソーラー、イベント開催なども。
自然システムは温暖化が過酷になるにつれ、適応の限界を迎えるとも書いています。
確かに4度上がり、1年のうち半分が死亡リスクを伴う熱中症の日となった日本で、自然や生態系が残っているかどうか・・・
でも、食料生産はその自然に依存しており、なくなっているとしたら、もう、人間も終わりのような気も。
その時どうして、70年前、イベントや遊びで焚いた?飛行機が飛び続けた・・・?と思われたくないですね。
ぜんぶつながっているので、こけたらこける。つまりは、ある限りは我らも何とかいるけれど、なければ、我らもいない、そういう話だと思います。
だから、生物多様性も維持保全していく。あることが我々の生存、と言う話でしょう。なくなれば、もう我らもそこで詰む・・・
そんなイースター島化してしまえば、世界は終わっている、と思います。
去年の夏、各地で40度越えをした日、温度を計ったら、日陰の地面の下は30度でした。
載せてはなかったですが、日陰のセメント三面張り水路は28度でした。
私の地域はクールスポット配置で、周囲から1,2度温度が違います。それで、セメント三面張りながら、水の温度は28度なら、クーラーと同じぐらいの温度です。その影の水路の周りは涼しかったです。
この他、うちの近辺の池の周りの自然地帯は、影になった山の裏になっていて、ひやーと涼しい風が吹いて、涼しいです。
上のIPCCにも書いてありますが、生態系を活用した適応策の例で、水温の上昇を抑えるのに、水辺の植生や樹木の回復による川や小川の遮光。が出ています。
各地、自然地帯にし、影にしていくことで、温度も下げられ、自然も何とか残して行く、行けたらと思っています。
また、広い目や多くの目で見て、便益を兼ねてということで、私も湿地なら湿地、川なら川の岸とばかり考えていましたが、広い目で山川海、田んぼ、里地等まで見てもっと、広く見て行かねばと思った次第であります。
今年、NHKのニュースでは、インドやフィリピンなどで50度になっているニュースが出ていました。
フィリピンで50度になった小学校の子が言ってました
「息が出来ない」と言っていました。外も歩けないと。休校です。
またブラジルでは、サルが木から落ちて、死んでました。
など、報道されてました。
また、NHKで国際ニュースでやっていましたが、40度の部屋で仕事をする、という実験をしていました。
「暑さでぼうっとする、集中できない」と言ってました。
40度を超えると、仕事もまともに出来なくなって来るのです。
探しても見つからなかったのですが、BBC日本のニュースサイトで、番組が実験しているのがありました。
暑すぎる……人体にとって「暑すぎる」とはどれくらいの暑さなのか - BBCニュース
日本も40度で集中できるか。テレビ番組でも実験してみたらどうでしょうか?
今後、来る40度以上の世界、50度の世界で、いろいろな仕事が出来るのかどうか。
果たして、その時、本当に今の仕事が,世界があるのか疑問ですが・・・
私からは、今まで書いて来た、EUがやっているような生息地の保護や種からの保護、昆虫基本計画、全自然回復計画をお勧めしたいと思います。
また自分がクールスポットに住んでいるので、最低でも350m間隔で碁盤の目ぐらいで、大きな自然地帯を入れたらいいと思っています。
上のp74で「30から50%で効果的で衡平な保全」とありますが、日本全地域を見て、また我が田舎も見た感じ、かなり開発や宅地化、農地整備が進んでいて、少々保全した程度では足りないのでないかいう感じがしています。ですので、全土全地域が保全を進めるぐらいせねばならないのでないかと。それぐらいしても足りるか分かりません。
木はその地が木が生えていたら、そこの地で生えていた木を植える。木は適切な場に適切な木を植えます。
そこが池なら池、湿地なら湿地。
草地でも炭素吸収貯蔵しますし、湿地でもしますから、荒々しい、砂礫地でも、ぺんぺん草半分の地でもいい。もともとの自然を再生するほうが良いので、そこを何かしら利用で生かすほうが良いと思います。
その他は、このブログにいろいろ書いてますので、詳しいことはそちらで。また追加もしていきます。
まずは脱炭素と生物多様性の自然回復を両輪として基本的に入れて行動する。
その中で人間は生きていけるようにする。適応や生き延びる策も講じる。
多くの便益を考えて、トレードオフで他所へ問題を押し付ける形にしない。
基礎や考えが足らなかった部分、セメント等は、引っぺがして、自然地帯に変えて行く。
端的に言えば、気候変動対策と生物多様性対策を、すべてに入れて行動する。ということです。
まあ少々、このブログの趣旨上、生物多様性に偏りがちな話になりましたが、人間側のシステムや食料生産などの適応もやっていくことしながら、です。
「持続可能」という目標に向かって、補強、レジリエンス(回復力・忍耐力、再生力)をつけるというのは、「人類が持続可能」かどうか、です。
今後、「ソイレント・グリーン」になるのかどうかまでは分かりませんが、終わる時は世界の人々と共に、皆いっしょでしょうから、ある意味、心配はないでしょう。
まあ、私の言うことですが、ですので、こういう考えで、私もブログを進めて、生物多様性や生態系の回復などを書いていきたいと思っています。
私も限りがちな目を広く持ち、今後、いろいろな便益を見て、生態系の保護、生物多様性の保護保全、回復を見て行きたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。

