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自作歌詞・詩置き場。
’13ブログリより移転しました。

ほら 君の季節だよ
窓辺に咲いた 鮮やかな色
二年前からひとりぼっち
淋しくないかい なんて
自嘲混じりに問い掛ける

二人で過ごす部屋は
どこか無色で
逃げ出すように此処に来たけど
怖かったって お互い気付く

「あなたの花」と 君は言って
「君の花だよ」と 僕は言う
隣同士の鉢植えが 寄り添うように

ほら 君の季節だよ
窓辺に咲いた 鮮やかな色
いつまでもいつまでもこの場所で
咲き続けていて どうか
君が『思い出』になるまで

街を覆う緑が
はらはらと朽ちて落ちて 君は

手を繋いでたはずなのに


ほら 君の季節だよ
窓辺に咲いた 鮮やかな色
いつまでもいつまでもこの場所で
咲き続けていて どうか
君が『思い出』になるまで

ほら 君の季節だよ
灼ける程に 突き刺さる光
鮮やかに花びら 照らすから
咲き続ける限り きっと
君を『思い出』に出来ない













20090811

タイトルはブローディア、花の総称です。

代表的なのはトリテレイア・ブリッジェシー(英語ではブリッジス・ブローディア…だったかな?)だそうです。
初夏に咲く花だとか。
画像検索すると出てきますが、白~紫の綺麗な花ですよ。

ちなみに花言葉は『淡い恋』『守護』など。
ありふれた言葉

適当に呟いて

生きているフリをする


笑われて

笑って

生きているフリをする




君が泣いた夜

僕は隣で

適当に慰めた



ありがとうって笑って

哀しくなった

君に言えない僕

どうして僕は

こんなことをしているんだろう




生きて

君の消えそうな声が

鼓動 刻む

すべて

砕けて




いなくなる前に

言いたい

ごめんなさい

僕はどこにもいないの

ごめんなさい





君はやっぱり笑って

知ってたよ

そう言って


世界に融けるように

目を閉じた






何ができるの

あなたのために



決まりきっている

本物の僕を探さなきゃ


偽物じゃない僕が



誰かを笑顔にするんだ














20090805


疲れた両足 投げ出して
転がった 日の沈むひかりの下

歩いた道のり 指でなぞる
ため息は押し殺す

諦める なんて
もう言わないから

どこまで 全てを乗り越えても
その先に手が届かないような
暗闇みたいな不安
いつか乗り越えられるのかなぁ

夢の中でしか 笑えない
そんな君の為に

頑張ろうかな ねぇ聞いて
僕の今までの物語

どこまで 全てを乗り越えても
その先に手が届かないような
暗闇みたいな不安
いつか乗り越えられたら

君に会いにいこうかな

その時は 笑わせてみせるよ
だから

笑ってみてよ















20090731

自分の一歩が誰かにとっての応援歌になったら。
きっとそれはとても素敵なことなんじゃないでしょうか。

そんな、人間になれたら。
自分が存在していることの、その意味に、なるんじゃないかな。

僕は夢の中で
大好きな君と笑う

僕は夢の中に
融けてしまいたいのに

世界を見ろと
無力な僕に
凍り付いた大人たちは

世界を知って
あなたのように
希望を忘れれば

救われる?

愛して 愛して
君だけは僕のすべて
信じて 信じて
今だけはここで

笑っていたいよ

君には笑っていて欲しい
いつか僕が忘れても

綺麗なままの君でいて


僕は夢の中で
存在しない君と笑う

僕は夢の中に
理想の世界を見た


「 そばにいて 」

愛して 愛して
君だけは僕のすべて
信じて 信じて
今だけはここで

笑っていたいよ

君には笑っていて欲しい
いつか僕が忘れても

綺麗なままの君でいて


僕が汚れていくせいで
触れられなくなっても

綺麗な夢に

生きていて












20090724

どうなのこれ、というか。

幻のような現実のような夢のような真実のような。
そんな話。

なんとなくバッドエンドが漂ってるように感じるのは自分だけでしょうか・・・
終末が欲しいと
君は言う
どうして?
僕は君に見えてる?

許さない

世界の中で僕らはあまりに
小さすぎるけれど
そんな事実じゃ語れない
君を知ってるよ 僕もそのひとつ
忘れないで 君は大切だって

優しくなんてないよ
ただ 僕が笑っていたいから
誰も失くしたくない

ずっと 言いたかった

「信じてる」

世界の中で僕らはあまりに
小さすぎるけれど
そんな事実じゃ語れない
君を知ってるよ 僕もそのひとつ
忘れないで 君は大切だよ
だから 君も

信じて












20090719

For you.


覚えてること。
こういうことを、伝えられたらいいな、と思って書いた。
4年半経って、何か、少しでも伝えられているのだろうかと、そんなことばかりを想う。