もしも世界が暗闇のまま
僕と君が生きたのならば
どれほど幸せだっただろう
どれほど哀しかっただろう
きっと君の瞳(め)が映すのには
この街は明るすぎたんだ
静寂を忘れ 電飾(ネオン)に満ち
月のない夜は失われた
まるで何かを怖れて
隠すように並べた白が
晒け出す嘘と"未来゛
「視えなくなればいいのに」
呟く君の右手の意味を
もっと早く聴いていれば…
もしも世界が暗闇のまま
僕と君が生きたのならば
隣にいた筈の横顔の
光る雫を知り得なかった
ひとつきりの選択肢の上
立ち止まり 距離は開いてく
元々ゼロだったかの様に
君のいない時間が歩く
気が狂いそうな旅をして
それでも掻き消されるように
幾度(いくたび)もの悲鳴も願いも
濁流の空気に潰された
「視えなくなればいいのに」
全てを諦めたフリをして
縋るように切りつける色
もしも世界が暗闇のまま
僕と君が生きたのならば
互いの傷を隠したままで
それでも「愛」と呼べただろうか
虚空に落ちたこの右腕が
残された罪を縫い付ける
無遠慮な温度に抱(いだ)かれて
君のいない時間を歩く
せめてこの足は止まらぬよう
それが罰とでも言うように
20110523
最近は何だか失恋系の中身が多い気がします。
椿屋四重奏とか、そこらへんの影響ですかね(´Д`)
実体験が乏しいどころか皆無に等しいので、内容が薄いとか言われそうですが(爆)
今回、タイトルは友人Tommy氏に付けてもらいました。
無理言ってごめんね←
left…左(彼女の利き手)
残された罪(=僕の傷)
over…過ぎていく時間
幸せの終わり
だそうです!
利き手は、詞の原案を渡した時に何となくなメモに書いていたら採用されましたw
『呟く君の右手の意味を』の部分に関連してます。
ちなみにleftoverという単語もあって、意味は『名残り』らしいです\(^O^)/
まじありがとうごめんなさいww
内容解説ですが、君=彼女は、ちいさな涙だとか、そういう全てを塗り潰して隠してしまう明るい世界に耐えられなかったんです。
だけど僕=彼はそれに完全に気付くことはできなかった。
だから、彼は『君のいない時間を歩く』ことになってしまった。
そういう、自分の詞にはよくあるバッドエンドの物語です。
また、最近節電やら何やらで灯りを落とした都会で、ニュースか何かのインタビューに答える人が『以前の街は明るすぎた』と言っていたのが印象に残っていたので、光に関連する表現を使いました。