きっと僕は
今までに
幾つものセカイを忘れたの
あるいは生まれた時
既に失くしてたのかもしれないけど
規則的に照らす光で
星のあかるさを忘れたの
僕の前にいた
『僕』は
悲しむんだろうな
これからずっと僕らは
変わってゆく中で
生きてくんだ
「本当」を知らないまま死ぬのなら
いつまでも子供のままがいい
ひとつ前もひとつ次も
今の僕が『僕』に誇れるように
頭の悪い僕だけど
忘れないように
「本当」を刻もう
『きっと僕は今までに
幾つものセカイを忘れたの』
変わってゆく景色の中
“世界”に“セカイ”を見るのなら
『僕』はいつまでも待ってるよ
生まれるその時を待ってるよ
都会の端っこに住んでるので、普段あまり星って見えないんですよね。かろうじてオリオン座が認識できるくらいか。
何かの機会で旅行に行ったりすると、夜空が違い過ぎて驚きます。
この詩はバスの車内で思いついたネタが元で、
規則的に照らす光で
星のあかるさを忘れたの
だけメモに残ってました。これ書いた瞬間はトンネルの中です。
ちなみに解説ですが
『僕』=前世or来世の自分
僕 =現在の自分
“セカイ”=「本当」の世界
“世界” =本当も嘘もひっくるめた全て
という感じです。