黒髪 ゆれて ゆれて
未来の無い僕を
君の美しい音色で慰めて
世界に見放された
絶望に染まる声すら
張り付いた喉は許さず
混沌の地平で
無意味な罪を累(かさ)ねて
「救われるのなら
悪魔に魂を売り渡す事すら
厭わない」
剣(つるぎ) 裂いて 裂いて
未来の無い僕が
君を忘れたように繰り返す
光のない場所で
汚れたこの手を
どうか切り落として
君に触れてしまう前に
世界を否定して
この狭い空の下で
血に濡れた頬に触れる
嘘臭い理想など
誰が信じるのだろう
「優しい明日(あす)など
僕には偽りの幻想でしかないのだから
─────イラナイ」
花弁 舞って 舞って
未来のない僕に
君は美しく孤高に謳(うた)う
僅かな希望さえ
汚れたこの手に
抱(いだ)けはしないなら
いっそ忘れられればいい
泣かないで 君だけは
聴いて 心からの願いを
「幸せになって」
黒髪 ゆれて ゆれて
未来の無い僕を
君の美しい音色で慰めた
光のない場所で
汚れたこの手を
切り落とせたなら
君の傍に居られた?
こんな世界で
溺れた僕を
愛してくれたことに
────感謝と、最期の涙を
20090821
たまにこういう、ひたすら暗い話が混ざってる件。
生身の人が歌うというよりボカロっぽい。