不条理でも無いけど....「 バーン・アフター・リーディング 」2008(22-1) | フレンチおやじに変身したい!                  

 

 

 男性陣はジョージ・クルーニーにブラッド・ピットにジョン・マルコビッチと超ゴージャス! 公権力が痴話事件を強引に揉み消すなんてスキャンダラスなものじゃなく、CIAの偉い手さんが事態を飲み込めないままに勝手に収っていくところがブラックと言えばブラック。

 

 

 

 

 観終わって冷静に振り返ると男三人のうち二人は射殺され、一人は独裁国に放り込まれるという結構悲惨な結末。軽~い役柄のピットは中盤で瞬殺されるし、クルーニーとマルコビッチは「という事になった」レベルの扱い。何だろう、この主人公の無さ、ヒロインの無さは?  

 

 

 

 フランシス・マクドーマンドを最終エピソードに持ってきたのはせめてものレスペクトと言ったところか。

 

でも....私の評価は低くありませんよ!