なんかいつも不調という方は
だるい、重い、痛い、つらい、しんどい、眠れない・・・
なかなか不調が抜けきらずスッキリもしない場合
おそらく自律神経にも不調をきたしているのかもしれないね。
そもそもこんなストレスフルな時代や環境の中
そこをうまく切り抜けている人のほうが少ないと思う。
なので多くの人が実際に自律神経トラブルで悩んでいて
日々なんとか改善しようといろんな策を講じている事だろう。
その対策法として食事や睡眠、体をほぐすなどの方法は
本やテレビでもよく勧めているよね。
こういう食材をとりましょうとか
こういう体操をしましょうとか
ぬるめのお湯にゆっくり入りましょうとかね。
しかしこれらはあくまで自律神経に直接どうこうしているわけじゃないのだ。
ただ自律神経を逆なでしないようにしているだけであって
これによって自律神経のバランスや機能が改善するって事ではないんだよ。
自律神経にダイレクトに影響を与えるものは
「気分や感情」なんだ。
こんな単純なことが多くの人は理解できていないんだよね。
そのため適切なケアが出来ないから
自律神経トラブルで困っている人が多いのだと思うな。
ゆっくりとお風呂に入る人が全員自律神経のバランスが整うかと言ったらそうではないし、
体にいい食事をしている人が全員自律神経のバランスが整っているかと言ってもそうではないでしょ。
しかし気分や感情がいい状態のときは全員自律神経のバランスが整っているはずだ。
このように物事は逆説的からながめても
同じ結果になる場合は大抵真実だと判断してもいいと思う。
なので自律神経のバランスを整えていくためにやるべきことは「気分と感情」をより良い状態にしていく事に尽きる。
ピントの外れたことを一生懸命やったとしても
タイムパフォーマンスも悪いし効果も出ない。
下手をすると負のループの中で一生過ごすことにもなるだろうから早急にここから離脱したほうがいいと思うんだ。
一見すると「気分や感情」をいい状態にすることは
まあ自分でも出来ることだし簡単な事のように思われるかもしれないが実はとんでもなく難しいことなんだよ。
そりゃ誰だっていい事があったら一瞬だけは気分はいいだろうが、1時間後も同じ気分でいられるだろうか?
1時間も経てば普段感じている不安やストレスが
どんどん顔を出し始めてまたいつもの状態になっていくだろう。
必要なのは感情の瞬発力ではなく持久力のほうだ。
通常の筋トレでも言えることだけど
瞬発力系のトレーニングと持久力のトレーニングでは
やり方が全く違うように
気分や感情のトレーニングでもやはり違うのだ。
さっきのように一瞬の気分が良くなることを連続させていく事はまずムリだし、コストやエネルギーも掛かりすぎるから現実的ではないよね。
だけどそんな無理をしなくても
1回いい状態にしてそこから落ちなければいいだけ。
このメンタルの持久力のカギとなるものが「価値観」なんだよ。
人は皆それぞれ自分の価値観というものがあり
物事の良し悪しや損得を選択していく際の基準になってくるが、それがその後どのような作用を及ぼすのかまでは
なかなか想像していないだろう。
価値観はその人の思考の基礎なので
同じ出来事に対しても人によってそれに付随する
思考、気分、感情は異なるわけだ。
平和的な人もいれば攻撃的な人もいるし
素直な人もいればねじ曲がっている人もいるだろう。
全てはその人の自由で全く何の問題もないから別にいいんだけど、その思考からくる対価や代償もセットになっていることは忘れちゃいけない。
人間生きていれば誰だって目の前に次々と
いろんな問題がそびえ立ってくるけど
それでも自律神経のバランスをうまく保てている人は
その問題に対する考え方が上手いはずだよね。
そのためにやりたいことは目には見えない世界、エネルギーレベルの世界を知っていく事が近道なんだけど
興味がある人も最近は時代的に増えているからどんどん探求していくといいだろうね。
だが一方、真実をなかなか見ようとしない人も多いので
苦しい思いが続いてしまい心と体のバランスを崩している。
両者の差は否応なく開いていくが
そうならないためのキーは「感謝」の気持ちなんだ。
心が安定している人は小さなことでも自然に感謝できるし
それが息をするくらい当たり前になっている。
感謝さえしていれば感情は乱れないし気分も良いもの。
だけど逆に感情が乱れているということは上手く感謝できていないことになる。
価値観のベースとしてこの感謝があれば
そこから先は全自動で好転へと繋がっていくから
小手先の対応はひとまず置いておき
もっと本質的な対応のほうへ意識を向けてみたいよね。
なにかにつけ「ありがとう」。
これは最強レベルの言霊だと思いますよ。