覆水盆には返らずとも・・・
人は日々いろいろな感情を抱えて生きている。
喜怒哀楽、それが人間に与えられた特権でもあるけど
それが逆に自分を苦しめることも多々あるものだ。
世界はどんどんややこしくなってきて
人間関係も複雑に絡み合いやすくなってきたから
心の平和というベースが自然に遠ざかってきた感じかもね。
だから何をやっても心がチクチクトゲトゲしてしまい
「安心」することが出来なくなっているのかもしれない。
よく川の上流から流れ出たゴツゴツした石が
流れ下り下流に行くほどに角が取れて丸くなっていく様子を
人にも例えて言うことがあるけど
心のチクチクトゲトゲを削ってつるつるピカピカにしていくためには何度も衝突していくことが必要だよね。
もちろん心は物理的なものではないから
物理的にどこかの壁に体当たりしたって心が丸くなるわけじゃあない。
なので心を丸くしていくためには
精神レベルでの研磨が必要なのは当たり前。
そのために悩みや苦悩があるのだ、ということが理解できれば必要な「気づき」に少しずつ近づけるはずだよね。
「気づき」にもいろんな種類や次元があるけど
今の時点での最高レベルの気づきを目指していきたいところだ。
しかしこの過程で問題となって「気づき」を鈍らせてしまうものがある。
それはいろいろなストレスなのだが
人によってはこのストレスを肯定的にとるのか否定的にとるのかで全く違った結果へと結びついていくんだ。
ストレスを否定的にとってしまう人は
精神性についての知識不足もあるだろうけど
それよりも圧倒的な理由となるのが
思考パターンのミスリードだろう。
そのためどうしても良く取ることがやりづらくなり
なんやかんやで物事を悪くとってしまうのだ。
こうなってしまう原因は一体なんだろう?
その人の思考パターンは数日で創られるようなものではなく
生まれてからの感情の累積で構成されていく。
過去のある時点のネガティブな事柄や感情がそのままになっていた場合、そこを震源地にそこから先の未来に確実に大きな波紋となって影響を及ぼしていくんだ。
その結果、ネガティブな思考パターンによるネガティブストーリーが日を追うごとに強化されてしまうこととなる。
この状態では日常の些細なことがきっかけとなり
自分の中に構築されてしまったネガティブストーリーの
発動スイッチが自動的に押されてしまい
過去の感情の追体験をすることになってしまうのだ。
こんなことが日常的に起きていれば
自律神経もクタクタになって体の恒常性のコントロールどころではなくなってしまうよね。
このルートが完成されてしまうと
今現在、いくら気分転換しようといくら気を紛らわせようと
なかなか「安心」というゴールへはたどり着けなくなってしまうだろう。
こんな状態から脱出するためには・・・
それは『過去を変える』ことだ。
ドラマや映画ではタイムマシンでタイムトラベルをして
物理的アプローチで変えることをしているけど
もちろんそんなことは出来るはずがないから
違う手段で変えていけば良いだけ。。
過去の何が問題になって今に影響を及ぼしているのかといえばそれは出来事自体ではなく、それに付随する感情こそが諸悪の根源なのでその感情に変化が出ればそこから先はオセロをひっくり返すように連鎖して好転していくんだよ。
普段はそんなきっかけとなったツライ感情は
心の奥に追いやられ厳重にロックされて暴れ出さないように保管されているかもしれないが
そこと向き合って平和決着していかない限り
この連鎖はずっと続いてしまうもの。
過去を塗り替えてみましょう。
そのための施術はすでに用意できてるので
いらない連鎖は断ち切り過去に縛られることなく
今を安心して伸び伸びできるようになれるはず。
毎年この季節は一年の中でも最も自死が増える傾向があり
相当数の人が悩んでいるのだろうし
特に若者の自死は日本は世界一というデータもあるので
早めに軌道修正をしていく必要があるんだよね。
通常のカウンセリングではないような
脳アプローチをしていくのでこれまでとは違った効果が
期待出来ると思うので
過去の感情を変えたい人は試してみてくださいね。