クリスマスも過ぎて・・

今年もあともう少し。

 

世の中は気ぜわしくなり浮足立っている人も増える頃だね。

 

 

結構そんな時って

足元をすくわれるような出来事も多くなるから用心しないといけないのだ。

 

 

柔道の足技でも

足が浮いていれば払われて倒されるけど

しっかりと地に足がついていればいくら足を払われても

転倒はしないのと一緒で

 

実生活でも地に足が付いた状態になっていれば

いろんな厄災からの影響を減らすことが出来るはずだよね。

 

 

ではこの地に足が付いた状態とはどんな状態なのだろう?

一般的には

「気持ちや考え方がしっかりと安定していて、堅実で落ち着いている状態」ってことだ。

 

 

まあみんな意味なんて知っているよね。

 

 

だけど、じゃあそうなっているのか、っていうと

そうなっていない場合がとても多いと思うんだ。

 

 

この状態になっていくためには

いろんなミッションがクリアしていないといけないからね。

 

 

一言でいうなら

「心の在り方」だ。

 

 

家の中は大掃除をすれば

掃いたり拭いたり片付けでキレイになっていたとしても

頭の中の大掃除はそんな物理的に片付けられないので

生きているとどんどんいろんな物が積みあがってくるんだよね。

 

それが上手く整理整頓され

いらない感情や思考は処理されて

頭の中がスッカスカしていれば

 

楽だし何も変な気分にならないし

「平常心」でいることが実に簡単になる。

 

 

 

家の中の掃除はやる気さえあれば出来ることだけど

頭の中の掃除で必要になってくることは

やる気はもちろん大事だが

他に愛と勇気と感謝と素直さが大事だと思う。

 

 

愛とは他者に向けての愛、

勇気とはいらないものを手放す勇気、許す勇気、

感謝とは万物への感謝、

素直とは自分の価値観以外のものを受け入れる素直さ、

ということ。

 

 

ベースとしてこれらがいい状態になっていれば

この後の行動がうまく連動していくはずだ。

 

 

地に足がついている状態では

体の重心もしっかりと安定しているものだけど

 

地に足がついていない状態、

浮足立っている時というものは

体の重心も上ずり傾向ですごく不安定になっている。

 

 

怒ると頭に血が上り、

考えすぎると頭の中がパンパンして内圧も上がり、

頭のほうに気が上がってしまい

体のバランスがすごく悪くなってしまうんだ。

こうなっているから肩こりにも腰痛にもなるし

ケガもしやすくなれば病気がちにもなってくる。

 

 

健康を損なうシンプルな原理はこういったことが

大きく関わっているはずなんだよね。

 

 

もともと体には自己修復作用があるから

普通ならほっときゃ勝手に治るんだけど

こうなっていない場合はほぼ確実に

自己修復作用がうまく働いていないってことだ。

 

 

温めたり、揉んだり、伸ばしたり、薬を飲んだりするより

もっと根源的な改善方法っていうのは「思考の適正化」、

いわば頭の中をうまくお掃除していくことなんだよね。

 

 

そうすれば重心は安定し、自律神経のバランスは保たれ、自然体でいることに何の負荷もなくなり、変な思い込みや呪縛から解放され、体の自己修復作用が働いて楽になり、気分が良くなってくるんだ。

 

 

この重要性がまだまだ世の中では広く認知されてこないけど

当院では以前からケガや病気云々よりもまず

心の在り方が全ての根源だと捉えているので

人生の迷える子羊ちゃんになっていたら

うまく頭の中をお掃除してみましょう。