久々に神戸方面へ行った。
神戸といっても、西宮は甲子園の鳴尾浜。
梅田から阪神電車に乗る。
阪神電車には、前回甲子園球場に行った時以来だから、
たぶん二年振りか。
久々に乗ったけど、乗り慣れた阪急とは、また違う。
窓の外の景色は、ビルと工場に高速道路。
今回初めて気がついたこと。
‘阪神電車では本が読めない’
座席に座っていると、
カラダがウサギのようにピョンピョン跳ねるように揺れて、
視点が定まらず、なかなか行が進まなかった。
車両の端だったからか、車輪の台車のバネが効き過ぎなのか?
いままでは、甲子園球場に虎応援で、
六甲おろし大合唱の満員電車しか知らなかったからか。
ま、読んでたのは、先日書棚を整理してたら
奥から再会して、この日なんとなく持ってきた
「美女と野球」(by リリー・フランキー)だったけどw
あと尼崎駅が、駅ごと西へ移動してたのに驚いた。
そんでもって、甲子園駅で下車。
久々に甲子園球場に再会。
リニューアルしてから、初めて生で見た。
蔦の絡まる外壁の姿はもうない。
一見レンガ風外観で、
なんかメジャーリーグのボールパーク的な雰囲気も感じた。
そしてようやく、鳴尾浜。
久々に海を見た。
沖縄の海とはやっぱ違う。 当たり前やけど。
それでも、
陽射しが水面に反射して照りつける眩しさが、久々の感覚。
そこで、初めて海釣りした。
海釣りといっても、岸壁から糸を垂らしただけやけど。
釣竿を握る事自体が、小学生以来か。
ということは、軽く二十年以上か。
今、これを書いてて、
我ながらそんな月日を経過していることに、
なんかいろんな感情が複雑に入り混じる。
成果は雑魚が二匹。 でも初めての海釣りは楽しかった。
魚が針に食い付くも、途中で逃げられると、
悔しくて、さらに熱が入る。
久しぶりの友だちとの再会でもあったのに、
積もる話より釣りに熱中してたり(笑)
棹先の感触に意識を集中させるから無心になれる。
この時間が心地良かったりもした。
なんか非日常的というか、
座禅の瞑想にも通じる部分があるなと
勝手にひとりで感じてたり。
上手く表現できないけれど。
でも、友だちが釣りにハマるのもわかる気がした。
帰りは、夕方の湾岸線からのオレンジの景色を見て、
靭公園横のカフェでお茶して帰京。
たまには、こういう時間の過ごし方もいいもんだ。
いかげでリフレッシュ。
海辺の逆光に浮かぶシルエットの写真を見て、
いつしかのトレンディドラマ(死語!?)の
タイトル映像を思い出したけど、名前が出てこない。
たしか、江口洋介主演で、
中野英雄演じる(たしか)チョロが、
途中で死ぬという、仲間の友情的ストーリーだったような...。
うぅー、なんかカユいような感覚。
ってか、‘久々’フレーズ連発やなって
ひとりツッコミしながら、風呂に入ってこよっと。
ババンババンバンバン