阪神淡路大震災。あれから14年。

 毎年この時期は思い出す。
 忘れてはいけないと、自分に言い聞かせるように思う。

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 あの日の早朝、ボクは京都の自宅でベッドの中だった。

 そして突然、揺れが襲ってきて、目が覚めた。

 それは、いままで感じたことのない大きい揺れだった。
 眠いながらも意識ははっきりしてて、冷静に‘揺れは強いだけど、そのうち収まるだろう’と思っていた。

 数時間後にテレビのニュース映像が目に飛び込んできた時、初めて神戸での事実を知った。

 何度も通った高速道路や阪急神戸線の高架線が倒壊していた。

 神戸の友だちにすぐに電話してみるも、やっぱり繋がらない。
 翌日、無事に連絡が取れて、幸い被害は小さかったけど、確認できるまで、不安で心配だった。

 数ヵ月後、神戸線が復旧して、自分の足で神戸に向かった。

 神戸に近づくにつれ、車窓からの光景は、ブルーシートや空き地が増え、実際に自分の目で見て、改めて被害の大きさを実感した。

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 黙祷。

 その後、街は徐々に復興し、ボクも神戸で仕事をする機会にも恵まれた。

 月日が経過すると、感じたことも薄れがち、記憶も風化しがちですが、意識して忘れてはいけないですね。

 日本ならいつどこで起こり得ることだから、備えあれば憂いなし、後悔先に立たず、ということでしょう。 Take Action.