いつもと趣味趣向を変えて、小学部の担任をしていてたまたま帰り際に再開した高校生との思い出話をします。


特別支援学校教員としての深い経験を持つ私は、このブログを通じて、障害の疑いがあるお子さんを持つご家族や、特別支援学校で働く新しい教員の方々が、不安や迷いを克服し、お子さんの個性を理解し、その能力を活かして充実した人生を送るためのサポートを考える場を提供したいと考えています。

 

この記事は、私の個人的な意見と長年の経験に基づいており、時には率直な表現が含まれるかもしれませんが、それは皆さんのことを思ってのことです。もし不適切な表現があれば、お許しください。

 

Cくんとの再開

 担任している児童をデイサービスに送り届ける際、背中にちょんちょんと小衝く感触。
「先生久しぶり!」

2年前に中学部時代に担任していた生徒だ。

この生徒は小学部時代は毎日おにごっこして走り回ってたイメージ。
そして、中学部に入り3年間担任した。
中学1年生の時はやはりおにごっこばかり。
2年生になると生意気に「おい!〇〇ちゃん(私の名前)」等と馴れ馴れしく呼んでいた。
暴れるこの生徒と取っ組み合いをしたこともある。

そんな子が高等部になり実習に行ったりしていることは高等部の先生から聞いていた。

そして、再開した日に少し話をした。
私「がんばってる?」
c「はい。今度、実習に行きます。」
私「どこに行くの?」
C「〇〇作業所です。〇〇作業所は〜があり、きちんと給料も〜」
という感じでした。
ちゃんと敬語で話している。
目上の人を敬えてる!!

とビックリしました。
あれだけ遊びのことしか考えてなかったCくんが。
暴力も暴言もあったのに。。
すごく成長している姿に感動しました。
小学部から高等部卒業まで12年間、成長していく姿が見られる特別支援学校はすごくいいなって感じたという話でした。
 

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