東京ビッグサイトで開催された、
BioFach JapanオーガニックEXPO
に行ってきました。
ドイツで始まった有機商品の見本市で、日本では2001年から開催されているそうです。
そのためか、海外(イタリア、ブラジル、インド、、、)などの出店も多くて面白い。
他の飲食業界などの見本市とは違って、
自然な素材の商品が多いので、安心!(-^□^-)
しかも一般客向けに土曜日まで開催しているので、行きやすい~ヘ(゚∀゚*)ノ
でも、実は今回の一番の楽しみは、これでした。
オーガニックに関する各種セミナーの一環で上映してくれた、
ドキュメント映画「世界が食べられなくなる日 」
前作の「モンサントの不自然な食べ物」は
農薬と、農薬に耐性のある遺伝子組み換え種子を販売する
グローバル企業モンサントについて、世界各国から関係者の証言を集めたドキュメント映画。
(その時のブログ記事を探したけど見つからなくて、不都合な情報だから強制削除されたかと焦ったら、ブログじゃなくてファイスブックに書いたのでした(^▽^;))
今作は、遺伝子組み換え作物の怖さを、ラット実験によって明らかにしていく取り組みを中心に、
福島の原発事故以降の、福島の農家の状況や原発反対運動などを追っていきます。
遺伝子組み換え作物も、原発(放射能)も、
表向きは安全であるとした調査結果があるわけですが、
不都合な情報を不自然に隠された形跡もあり、
すべての影響を把握しているわけではないということも見えてきます。
なにしろ目に見えないし、いつの間にか体を蝕んでいるので
因果関係をはっきりできないのが怖いところです。
原発事故直後に「今すぐには影響ない」と何度も聞きましたが
ということは「長期的には影響ある」ということが省略されているわけですよね。
動物実験については、虐待であると反対する人も多いと思いますが、
映画の中でも、「可哀想だけど、危険性をはっきりさせていかないと
動物たちにも危険が及ぶのだ」と語っていました。
この世に存在しない不自然なものを作り出すから
動物実験をする必要が出るわけですよね?
そんな実験が必要ない安全な材料だけを使っていけないものだろうか?
そして、ある意味現在も、安全だという名目で人体実験されているようなものです。
何も言わないから、これくらいは大丈夫だろう、って。
因果関係をはっきりさせる努力を被害者側が努力して初めて
対策がとられるわけです。
「危険だ!」と声を上げる人々に対して、
過剰に反応しすぎだと思う場合もあると思うのですが、
まずは知ることがとても大切ですよね。
日本のマスコミでは報道されない情報があるということ。
同じ出来事でも、多くの見方ができること。
それをどうとらえ、どう行動するかは自分次第だということ。
誰かがなんとかしてくれることなんて期待できないってこと。
そして、この情報を得て、私は何を行動するだろう?
怖い情報を伝えることで終わらせずに、
こんな怖いことがあるから、より安心なこんな選択をしませんか?
ということを、カフェを通じて提案していきたいのだな。
そんなこんなを考えさせられる映画でした。
他にも、ハーブウォーターと精油の抽出器具をみたり、
インドのアーユルヴェーダの先生による
ハーブ、スパイスを使った家庭療法のセミナーもとっても役立ちました!
「オーガニック」といっても農法は様々らしいけど(農薬何回までOKとか決まってるらしい)
「安全」な食べ物が当たり前の世の中になっていって欲しいです。
儲け至上主義社会の仕組みが変わらないと、難しいのかな?