vol.398 脳内雑記―10 /爪をKILL
ここ最近というかずっとですが雑念が多くもやもやした日々をおくってました。
例えばバンドに誘われ始動はしたものの本心から楽しむことが
出来ていないというのが正直な所でした。
なかなか手にも付かずスタジオ入る前にならないと準備しないという
なんとか自分を追い込んでやっている感じでした。
それでも「いいよ、いいよ」って言ってくれるメンバーにもなんか悪くって、、てのもありました。
先週は友だちのとこ行ったり、そして―――
昨日は新鮮なひとときを過ごすことが出来、少し気持ちが洗われた気がしました。
折角ギターが弾けてメンバーも居るんだから音楽をバンドをもっと楽しまなくては損!!
一度弦を緩めてチューニングしなおした気分です。
来週はまた新たな気持ちでスタジオに入ろうと思いました。
vol.397 壊れたー
先週映画「神童」を観た。
テーマソングである「a lipple song」を成海璃子が劇中に弾くシーンがあった。
中盤の何気ない場面にも関わらず突然涙がボロボロ出てきて止まらくなってしまった。
ほんとに涙腺が壊れちまったかと思うくらいで初聴きの音ではいままでに無かったことだ。
曲に対する思い入れがあったり、劇中の場面とシンクロしたりではたまにあるけど
恥ずかしながら自分でも今回はアンコントロール状態になりました。
ツボにハマるような響きとラインがそうさせたのでしょうか?
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映画本編も透明感があって、また「のだめ」とは違ったクラシックへのアプローチは良かったけれど
どうしてもこの曲に全部持ってかれた感じがした。
vol.396 UK雑記♯3
今更ながら書くけど8月発売のArcticMonkeysの3rdアルバム『Humbug』が
メチャメチャ良くて聴くたびにズブズブと沼に引きずり込まれるような感覚だ。
発売前にブログに期待する想いを書いて発売後購入してから1ヶ月くらいは聴きまくった。
個の楽曲の自己主張よりも全体のまとまりがしっくりくるっていうかtr3-4の流れなんて
ほんとにすげーやらで頭を拳銃で吹っ飛ばされた気がした。(もう死んでるって)
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00年代もリミットが近づくなかでやはりこれが自分の中では決定打となった。
サウンドは従来のフルスロットルなテンポ重視よりもヘビーになり渋くなった、
地味だとかそんな評価もちらほら見かけました。
でも地味なオレはそれにすごく共感できるし
これをカッコいいと思える感覚を持っているだけで十分だ。
曲はよくもまあダイアトニックでこれだけ入れ替え差し替えで構築させることが
出来るよなと…唖然とするほどで、テキトーに切った貼ったとかでなく自然に
収まるとこに着地するようなアークティック・サウンドがしっかり確立されていた。
ブリッジ(パートのつなぎ)のゾクゾクする緊張感はアークティックの得意と
するとこでなるほどな・・・と感心する。
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余談だがウチの近所に買取王国というブックオフ+ホビー+古着屋みたいな店があって
そこは洋楽新譜はそれこそビッグネームしか置かないような店なのに
アクモンはインディ扱いながら特設コーナーがあってしかもボロ売れ残り状態だった。
その光景は異様に思えたが誰が押したのか気になった。