鬱と迂闊な月曜日 -147ページ目

このよにもしも。

ドクターX 大門未知子のような人がいたのなら、助けてほしい人がいる。

『私切るから』
『私失敗しないので』

なんて言って。


アデュ。

未咲。

今年初めての。

霙が降りました。


アデュ。

未咲。

昔の話。

小学生、中学生の頃。

夏休み、冬休みと、親父と一緒に親父の生まれ故郷である北海道の最北端、稚内から少し離れた町で過ごしたことがある。

そこには電気も水道もなく、まるで『北の国から』のような世界のなかで生活をした。

ランタンで灯りを灯し、沢から水を引き、薪を拾い、近所の農家から野菜や米を頂戴し。山菜を採り。

そんな体験をしたのを思い出した。

あの頃、そんな親父が嫌だった。軽蔑さえしていた。
でも、あの経験が今の僕をつくり、僕を成長させてくれた。
今で言うお洒落なアウトドアからはかけ離れた命がけの生活だった。

親父は言った。
なんにもなくなったら残されたのは『知恵』だと。
ドラマのフィクションの世界であるが、『北の国から』の田中邦衛さん演じる黒板五郎も言っていた。
『知恵と、てめぇの出せるパワー』だと。
『金など望むな。自然から頂戴しろ。自然はお前らが死なない程度に毎年食わせてくれる』と。

その親父も、もう弱ってきている。
これからは僕がそれを受け継いで、息子に教える番だ。

今の僕には息子に残してやれるものは何もない。
ただ、教えてやれることは沢山ある。

それをこれから息子にゆっくりと教えていく。

その息子に子供ができたとき、またそれを受け継いでくれたら嬉しい。

そうやって僕らの一族が逞しく、慎ましく生きていけたらいいと思う。


今日この頃です。


アデュ。

未咲。