7月初旬にてストーブ稼働とは夏の珍事、朕の珍事か珍宝ぞ
引き続き遅延頓挫するブログ記事連投せん。時系列は7月2週目まで遡る次第。
奈良市内の鍼灸院への定期通院序でに、界隈に画材屋あれば立ち寄らんとす。
画材屋を訪れるなんぞ、芸大在学以来か、扨亦職業デザイナー辞職し、美術一切を廃業せし以来かと思えば、彼此三十数年ぶりたらん。何とも懐かしければ、求むる画材あれこれの名前を口にするも、同じく三十数年ぶりか。
御贔屓にさせて頂くローカルスーパー鮮魚コーナーにて「鰊刺身」販売されれば、思わず2パックも衝動買い。斯くしてその1パックを召喚するや、薬味に茗荷、青唐辛子、大葉添えし。
先達ての「鯛姿造り」のアラを以て「鯛アラ煮」拵えし。
「茄子田楽」拵えるや、
揚げ序でとばかり「天婦羅 (真竹磯辺揚げ、茗荷、玉葱と人参の掻き揚げ)」も揚げ、
大好物「厚揚げ焼」やら、
作り置き「ゴーヤーとセロリの浅漬け」召喚、
「三度豆の胡麻和え」と、先日拵えしフュージョンアップクッキング「真竹と大根の金平」も添え、
いざ晩酌に興じんとす。
日課たる早朝山道入隊へ出撃せん。実は欧州より帰国し既に4週間弱が経過せんとすれど、未だ猛烈な時差ぼけの苦悶せらるる有様にして、晩酌すれど殆ど眠れぬ儘に朝を迎え、既に酒は抜けれど、いつ睡魔が襲来するか不明乍らも、どうにも日がな眠気に苛まされる不条理に呆れつつ、然りとて日課たれば出撃せんとす。
定点観測。
道すがらナナフシ発見せり。
本日は我が愛車を定期点検に出せば、代車にて帰路に就けど、いやはや昨今の軽自動車に於けるインテリアの洗練ぶり、目を見張るばかりかな。私の愛車は四駆マニュアルミッションの軽ボックスワゴンにして、インテリアは装飾感皆無たる質朴の極みなれば尚更。更には急勾配且つヘアピンが連続する深山への山道を、高が660ccのAT車にも関わらず、嘗てのAT車特有のギアチェンジの遅さ及び選択ミスも見られぬどころか、ギアチェンジぶりは可成り優秀にしてエンジンパワーもあれば、あの山道も至って快適に運転叶い、いやはやこれもAIの進化なればこそか。
先達ての「鶏真竹釜飯」残党召喚、
「鰊刺身」残り1パックも召喚、薬味に茗荷、青唐辛子、大葉、柚子胡椒を添えし。
「鯛アラ煮」は既にアラ食い尽くせば大根残すのみ、然れば「鯛骨出汁大根の炊いたん」へとギミックチェンジ、
「真竹と大根の金平」残党召喚、擂り胡麻追加すれば、
同じく残党たる「真竹磯辺揚げ」のみならず、
更には作り置き「ゴーヤーとセロリの浅漬け」召喚、
御馴染み「ハイカラ納豆」も添え、
「茄子と茗荷の味噌汁」拵えるや、
是にて「鰊刺身定食 (鶏真竹釜飯)」堪能せり。
家庭菜園にて今年もゴーヤーやトマト栽培中。毎年何故かゴーヤーは8月末にならねばロクに育たず、結実は秋野菜気取りにて9月なんぞと出鱈目ぶり晒せど、今年は概ね順調か。
謎の炭水化物拒否症候群発症以来、須く野菜類が主食と化せば、自ずからレシピ考案の必要性に迫られ、チンマシーンを駆使しての温野菜レシピこそ多々あれど、矢張り夏季は温野菜より生野菜か。斯くして「豚しゃぶサラダ」なんぞ拵えし。レタス、玉葱、人参、茗荷、真竹穂先、姫皮、青唐辛子、大葉等に、湯煎せし豚切り落としをON! 茹で玉子も添え、ポン酢+胡麻油+自家製ハバネロオイル施せば完成、
豪快に攪拌し食らえば、大いに堪能せり。
久々に画業再開すべく、下地塗りに精出せり。
「河端家特製カレーコロッケ」仕込みし。これは私が拵え得る数少なき「母の味」にして、如何せん御袋の味付けは極薄味嗜好の私と真逆たればこそ、奇しくもカレー風味すら自ずから濃厚と化し、結果個人的にこれを越えるカレーコロッケに出会いし試しなし。
日課たる早朝山道入隊へ出撃、
定点観測。
約80分の山道入隊終え、無事帰還。
「極私的激辛激痺れ麻婆豆腐」拵えし。実花椒、実藤椒、花椒粉、自家製ハバネロ入り花椒油、乾燥ハバネロ、麻辣醤なんぞ総動員すれば、ハザードレベルは致死レベルへ迫る危険値30に至りしか。
刺激緩和剤として「姫皮トムヤム汁 (茹で玉子入り)」も拵えれど、こちらにさえついつい青唐辛子投下せしは御愛嬌。
然ればウルティモ刺激緩和剤として「黒酢もずく」も緊急召喚、然れど唐辛子の刺激増幅効果絶大なおろし生姜を、是亦ついつい投下せしとは愚の骨頂か。
斯くして「極私的激辛激痺れ麻婆豆腐セット」堪能せり。
「河端家特製カレーコロッケ」揚げるや、
キャベツ、人参、茗荷、青唐辛子を以て、マヨネーズ不使用たる「コールスロー」拵え、
作り置き「セロリと人参の浅漬け」召喚、
「茄子の赤出汁」も添えれば、
これにて「河端家特製カレーコロッケ定食 (ごはん無し)」堪能せり。
俄かに雨天と相成るや気温急降下、予期せぬ冷え込みにて薄ら寒き有様なれば、此処は石油ストーブ稼働せり。例年暖房器具は6月末まで使用、7月になれば御役御免たれど、均か7月にも関わらずストーブ点火とは、明日香の深山へ転居し今年20年目を迎えれど、初の珍事かな。
謎の炭水化物拒否症候群に苛む身なれど、定期的にごはん食らい、現在の症状をチェックせんとすれば、臨食実験の結果、仏壇へ備えるごはん大盛り程度から、今や小振りの茶碗に8分目程度までなら問題なしと確認済み、但し体調如何に可成り左右される次第。然れば真竹銷却大作戦も兼ね、果たしていつ以来か「ガパオライス」なんぞ拵えし。
既にメキシカンスタイルは発案完成済みなれば、今回はインプロ空想似非ニッククッキング「タイ風鯨刺身」へ挑みし。パッタイペースト、オイスターソース、スイートチリソース、レモングラスチリソース、麻辣醤を混ぜ合わせ、鯨刺身へON! 刻み茗荷とバジル投下すれば完成。
「姫皮トムヤム汁」も添えれば、
「ガパオライスセット」堪能せり。「ガパオライス」は贅沢に真竹ぶち込めば大いに美味とは云わずもがな。「タイ風鯨刺身」は鯨肉特有の臭みも完全封印、十分に美味なれど、矢張り珠玉の逸品までに極められしメキシカンスタイルには遠く及ばざりしか。