Lyon | 大ぼら一代番外地

Lyon

先達ての「Levitation France」バックステージを歩く写真が、ガキの頃に音楽雑誌等にて眺めし、往年のロックスターが野外フェス会場のバックステージを闊歩される写真なんぞ想起せられれば、10000%ミーハー気分にていちびってこましては、無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。

 

 

投宿せしホテルにて午前8時起床。昨夜のNANI君受難劇騒動ありとは云え、疲労の限界なれば早朝に目覚め得ぬ有様。

朝飯食らわんと、調味油漬けに処せし鶏ドラム召喚、早速焼きマシーンへ鎮座願い、

 

 

蓮司2号にぶち込み3分加熱、見事焼き上がるや、

 

 

別途、玉葱、大蒜、生姜を焼きマシーンに着陣、レンジ2号にて4分加熱、

 

 

スパイス各種、ケチャップ、アメリカの食卓常備ホットソースたるSrirach、コンソメ、トムヤムペーストをぶち込み、更に蓮司2号にて4分加熱、

 

 

加熱調理完了するや、

 

 

先の鶏ドラム刻みぶち込みしへ投下、豪快に攪拌せり。本来ならば「赤の器」へ移し適量注水すべきなれど、如何せん「赤の器」先日弁当箱袋共々紛失すれば、此処は敢えて注水せず高粘度の儘「蓮司のカレー」完成とす。

 

 

チンマシーンにキャベツ、ジャガイモ、人参をぶち込み、蓮司2号にて4分加熱、これを先のカレーに添えれば、道中弁当「蓮司のカレー温サラダ」完成せり。

 

 

 

投宿せしホテルを無事チェックアウト、昨夜の騒動に関し凡そ元凶追及もあらざれば、全く以て御咎めも無く安堵。

いざLyon目指し爆走すれば、徐ろに天候悪化、一時は大雨に見舞われし。

 

 

給油休憩に立ち寄りしガソリンスタンド内売店にて、Power Rangerフィギュア各種発見せり。この「Mighty Morphin Power Rangers」は、日本のスーパー戦隊シリーズの英語版ローカライズとして制作されし「パワーレンジャー」シリーズ第1作目にして「恐竜戦隊ジュウレンジャー」「五星戦隊ダイレンジャー」「忍者戦隊カクレンジャー」をベースとすれば、これはトリケラレンジャーなり。

現在はスーパー戦隊シリーズに依存せぬ完全オリジナル作品としてのパワーレンジャーシリーズ再始動が発表済みなれど、近年の「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」や「王様戦隊キングオージャー」は、そもそも脚本や設定が超複雑化すれば、今や英語版ローカライズなんぞ容易ならぬは必至かな。

 

 

AMT元老院課外活動「AMT Bird Watching Club」結成せり。

 

 

道すがら某牛丼チェーンと見紛いしジャパニーズレストランの看板、然れどその店名よりも「ENGIMONO QUATRE SEASONS」なる表記にこそ関心集まる次第。「ENGIMONO」って何やねん。今や欧米にて定着化せし「HIBACHI (火鉢の意にあらず、卓上コンロ即ち卓上調理の意)」同様、誤解誤訳の果ての一語や否や。…なんぞと勝手にジャパニーズレストランと思い込めど、検索するや中華料理屋なり。なんじゃそりゃ。

 

 

今宵の会場Sonicへ到着せり。

 

 

 

昨夜同様、川岸に接岸される船舶が会場にして、此処は船内が可成り傾けど、前回にも増して勾配キツくなりしか。

サウンドチェックも済ませるや、晩飯はケータリングにして、スタッフのうら若き女性が拵え下さりし「ヴィーガンスパゲッティーボロネーゼ」即ち「肉抜きミートソーススパゲッティー」なり。謎の炭水化物拒否症候群に苛む私なれば、許容量限界上限たる御洒落パスタ専門店の一皿程度を頂戴せり。当然動物性出汁成分皆無にして、薄味嗜好の私でさえ味わい希薄に感ずる様なれば、各自あれこれ調味料施し工夫必須か。

 

 

今宵もSold Outなれば、有り難きかな。

 

 

 

今宵、先鋒務め下さりしはバグパイプ奏者Melvilleにして、バグパイプを駆使されてのエクスペリメンタルな演奏披露下さりし。

 

 

今宵は90分のセットを披露せり。ステージが狭小な上、下手へ向け傾けば、毎度なかなか苦戦せらるる次第なれど、何故か今回はステージが若干広く感じられるも、尋常ならぬ蒸し暑さにて土石流の如き発汗、脱水状態必至たる中、轟音絨毯爆撃全方位爆音大乱射、酸欠寸前に陥られつつも砂十島劇場幕開ければ、怒涛の疾走にて駆け抜け大団円へ至るや幕。

 

[set list] 

1. Dark Star Blues - including Santa Maria

2. Sycamore Trees

3. Flying Teapot - including In A session not C

4. OM Riff From The Melting Paraiso U.F.O.

5. Pink Lady Lemonade ~ Sparkling Pink Lady Lemonade

6. Cometary Orbital Drive

 

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶わねば悪しからず。

 

酸欠寸前にて昏倒されしNANI君之圖。

 

 

壁面。

 

 

70度超級のABSENTE呷りクールダウン中之圖。

 

 

1998年AMT宗家初ツアーの際、Grenoble公演のオルガナイザー務め下さりし以来の旧友Xavier君が、果たしていつ以来か顔出して下されば再会果たし、思わず感激感慨一入。然も四半世紀余経過すれど容姿が全く変わらねば、時間が停止せしかと錯覚する有様。無名時代に世話になりし皆様は、未だ記憶に深く刻まれれば、再会叶い生存及び消息確認し得れば、真に嬉しき限りかな。

 

 

投宿先たるホテルにて、道中弁当「蓮司のカレー温サラダ」食らわんとすれど、明朝早く出発と知れば、敢えて蓮司2号召喚せずして、此処は嘗て電気ケトルのみにてツアークッキング行いし当時を回帰、ケトル様ダーク ノワール・ブラック・シュバルツの力を御借りせんとす。

 

 

蓋を開けっ放しにて沸騰させるや、其処へチキンカレーの器を乗せ、シーツを被せ立ち昇る蒸気対策講じれば、

 

 

ケトル様ダーク ノワール・ブラック・シュバルツの蒼き光、美しきかな。

 

 
斯くしてチキンカレー温まれば、冷め切りし温野菜群と合わせ、パクチー投下、是にて「蓮司のカレー温サラダ」堪能せり。
 
 

アメブロ仲間たるNANI君も投稿再開、今回のツアー中も並走投稿されんと思えばこちら
ジョンソンのツアー日記はこちら
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