Mainliner Solo & Session @京都大粒の泪

Mainliner 京阪神3daysの中日たる今宵は、スピンオフとして各メンバーのソロ＆セッションを予定せり。

謎の炭水化物拒否症候群に苛む私なれど、どうも芋類ならば未だ発症率低しとのデータあり、然れば薩摩芋を原料とする春雨ならば食し得る筈と、今や唯一食し得る即席袋麺「麻辣燙粉」召喚、中国製贋肉「素肉麻辣味」と昨夜の残党たる祝蕾もぶち込み、青唐辛子添えれば、

「湯豆腐」残党リサイクルすべく、トムヤムペースト＋パクチー投下、斯くしてインプロ空想似非ニッククッキング「タイ風湯豆腐」完成、

是にて「麻辣燙粉セット」堪能せり。

ガラケーとスマホとポケットWi-Fiを駆使されるHaro君なれば、ハンドパワーを以て充電中之圖。

兄ィとHaro君と連れ立ち、いざ京都へ。JR京都駅にてタイゲン君と合流、地下鉄へ乗り継ぎ、今宵の会場たる大粒の泪へ到着せり。

今宵は、みみのこと楽曲を弾き語られる兄ィ、入念なるサウンドチェック之圖。

美男美女モデルを以てMainlinerパーカー宣伝させて頂かんとす。

今宵、先鋒務められしはTaigen Kawabeことタイゲン君のベース弾き語り、ベースと小型ポケットピアノ駆使しての演奏に、ボーカルが交錯する展開なれど、弾き語りと云うよりは、サウンドインスタレーションの如き空間へ訴える音響作品に聴こえれば、いとをかし。矢張り彼の幅広き音楽的背景に起因するものかな。

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。

次鋒務めさせて頂けば、今宵は小型シンセ2台とエレキギターに因る、20世紀のミュージックコンクレートや電子音楽とサイケデリックサウンドが交錯せし演奏に終始。或る意味メタバースに於ける、今の歴史とは異なるKosmische Musik誕生を示唆せんとするか。否、単なるガキの頃より聴き親しむ電子音楽や20世紀現代音楽への、憧憬の成れの果てか。

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶わねば、悪しからず。

[追記]

後日、ライヴ動画がアップされしを発見すれば、こちらに無断リンク貼らせて頂く次第、悪しからず。

三番手務められしは、志村浩二みみのことを歌う弾き語りセットなり。みみのことのあの複雑なコード進行の楽曲群は、全て兄ィの作曲なれば、正に自作自演。不慣れな歌唱や覚束ぬギター伴奏も、兄ィの手に掛かれば全て妙味と化し、Maher Shalal Hash Bazの如きアンサンブルさえ聴こえ来るかな。

是亦ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。

ソロ3セットを第1部、休憩挟みセッションを第2部とすれば、其の第2部は、京都発サイケデリックの新鋭ウンラヌのボーカリスト＆ギタリストにして、現在AMT宗家にてベーシスト務め頂く澤野祥三君と、ウンラヌのベーシストにして、イラストレーターとしても大活躍される柏木辿君を迎えての超世代セッションなり。私は小型シンセとエレキギターを駆使、序盤のミニマルな展開から徐々にカオス化、ツインベース＆ツインギターも炸裂すれば、大団円へ至り幕。

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。