河端一 solo @ 神戸 space eauuu | 大ぼら一代番外地

河端一 solo @ 神戸 space eauuu

今宵は、2023年のライヴ納めなれば、いざ会場たる神戸はspace eauuuへ赴きし。

 

 

今宵は、エレキギターソロにして、会場設備たるギターアンプが小型なれば、重層的ドローンを基調とする演奏を旨とせん。

サウンドチェックも速やかに終えれば、先達て英Riot Seasonより3rd LP「Magical Metamorphosis Third Eye」リリースされし秘部痺れのChangchangと、彼の御薦め大衆酒場へ繰り出せり。

御品書眺めるや、素晴らしき海鮮のラインナップに、思わずあれこれ所望、

 

 

 

 

 

美食堪能しつつ熱燗呷り、真面目話からアホ話まで百花繚乱。

 

 

会場へ戻れば、先鋒務められし主催者津田さんことDJ Tsudirty、不覚にも見逃せし有様、残念至極にして申し訳なし。

 

次鋒務められしヌマバラ山ポール + Juri Suzue、エフェクト処理加えられし尺八と電子音の邂逅、然れど流石はJuri Suzue女史、一筋縄にて行かぬ異次元からのアプローチ、敢えて云うならばエレクトリック枯山水の如き印象か。今宵VJ務められる女史の前衛的コラージュも相俟るや、益々不可思議空間と相成り、現実感さえ喪失されん。

 

 

三番手務められしは、DJ kambe氏にして、最近私が御贔屓にさせて頂く奈良市の「ciruelo records」の常連客とも伺えば、是亦先鋭的なサウンド繰り出され、私の如き過去の遺物に縋るアナクロジジイには、理解及ばぬ場面も少なからず、然れど響きの心地良さは普遍なるかな。

 

 

殿務めさせて頂けば、今宵は重層的ギタードローンを旨とせんなんぞと宣いしにも関わらず、他の出演者御一同様の演奏に刺激され、可成り攻撃的且つ前衛的な演奏に終始せしか。多分今宵は殆ど出番あらざると思しきファズも駆使、フィードバックを重ねつつ、更に旋律刻み込まんとする等、結局やりたい放題、悪しからず。

 

 

 

 

惜しむらくは、VJ務められし女史が繰り出されし白眉なコラージュを、背中向ければ演奏中伺い得ず、写真や動画拝見して初めて眺める有様、次回の機会あるならば、今度は是非にコラージュを眺め乍らの演奏にて、音とコラージュのコラボレーションに挑みたし。

 

 

今宵、河端一 solo@ space eauuuへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。

 

有り難くもライヴ動画撮影頂けば、3分間のショートムービーに編集、Youtubeにて公開せり。

 

 

是にて今年2023年のライヴ予定は全て終了、無事ライヴ納め果たせり。来年は、年齢隔たる若き世代の方々との演奏機会を、一層増やしたしと切望すれば、関係各位の皆様、是非に宜しく御願い致します。

 

記事の投稿が久しく遅延頓挫すれば、一時は時系列が3週間余もの遅れ晒せし当拙ブログ、十八番たる書き殴り書き棄てにて、漸く8日遅れまで至れども、本日既に大晦日にして、年内に時系列追い付くは絶対不可なれば、悪しからず。

然りとて正月なんぞ、他の日と同じく今日が昨日になるだけと思えば、騒ぐ必要も焦る必要もあらざりし。 自堕落とは自己赦免と自己擁護の賜物。エイメン。