寒到来、雪と氷のゴッカンなる世界訪れるや低体温再び | 大ぼら一代番外地

寒到来、雪と氷のゴッカンなる世界訪れるや低体温再び

O-Mandroid/LOVE2 MOTHERS TEMPLE@神戸Helluva Loungeも無事終了すれば、大阪アジト逗留用に携行せし備蓄食材も尽き、界隈の激安スーパー玉出にて、惣菜あれこれ購いし。激安スーパー玉出と云えば、惣菜の安さに比例する不味さも有名、実際私も某店にて贖いし鰈唐揚げが、酷く使い古されし油にて揚げられしか、戦慄の不味さたれば即廃棄せし経緯もあれど、此処の店に関せば、玉出の代名詞たる煌びやかな電飾は随分控えめ、然れど電飾の控えめなればこその「玉出イズム」の希薄さに比例するが如く、奇しくも惣菜のレベルは頗る高く、隣接するマックスバリューの全国一律同じ味たる惣菜を凌げば、揚げ物も安心して贖い得る次第。

「鯵フライ+牡蠣フライ」千切りキャベツ共々盛り合わせ、

 

 
煮物の味付けは薄めにして大いに美味なれば「肉じゃが+旨煮」合体、
 

 

斯くして安易の極み「惣菜セット」堪能せり。

 

 

謎の炭水化物拒否症候群に苛まされ、早や1年余経過、然りとてそもそも「おかず食い」たる私は、ごはん食し得ねど、然程苦痛にあらねども、大好物たる鰻蒲焼に関しては、矢張りごはん必須にして、然ればこの1年余、大好物「鰻丼」を随分我慢せり。
然れど謎の炭水化物拒否症候群の現状発症率をチェックすべく、定期的に臨食実験を行えば、其れを大義名分に「鰻丼」食らわんと、コールドスリープに処せし鰻蒲焼召喚、今や米の備蓄さえあらざれば、真空パックのごはんに実山椒施し「鰻丼」拵えし。

 

 

汁物拵えんとすれど、カットわかめさえ尽き、手頃な食材あらざれば、とろろ昆布召喚、斯くして「とろろ昆布の吸い物」拵え、

 

 

是にて「鰻丼セット」存分に堪能満喫せり。

 

 

然れど案の定体調急降下、況してごはん (米) を滅多に食わ故、ごはんの「重さ」耐性失われ、身動き出来ぬ顛末なり。

嘗て欧州ツアー中、朝飯に炊飯しごはん食らう我々を眺めるイタリア人達、曰く「朝からライスなんて、よくそんなヘヴィなもん食えるな、オマエ達。」当時「ライスがヘヴィ」たる意味全く理解し得ねば「何ぬかしとんねん、まあ朝飯がエスプレッソ1杯とビスケット1枚でOKなお前等なら、しゃあないか。」なんぞと聞き流せど、ごはん食い慣れぬ今、久々にごはん食らえば、彼等が云わんとせし「ヘヴィ」さ、身を以て体験し苦悶せらるる有様かな。

 

何とか復調すれば、亦しても当分はごはん禁止令施行、斯くして「極私的激辛激痺れ麻婆豆腐」拵えし。今回のハザードレベルは、ダメージ食らいし直後なれば、僅かにK点越えたる18程度、辛味よりも痺れっぷりに比率置くレシピとせり。

 

 

如何せん奈良の田舎と異なり、都会の物価高過ぎれば、食材購入も大いに躊躇されて然るべく、100g=98円たる豚切り落としと、1袋68円たる豆もやしを、ヤマサ昆布つゆと香辣醤にて炒め合わせ、仕上げに胡麻油と七味投下、是にて「豚もやし」堪能せり。

 

 

山寺より携行せしジャガイモの存在忘却すれば、ふと思い出し、徐ろに「河端家特製カレーコロッケ」仕込みし。

 

 

早速「河端家特製カレーコロッケ」揚げれば、以前Johanより頂戴せしベルギービールなんぞ召喚、

 

 

軽く昼飲み堪能せり。

 

 

生駒宝山寺の「しゃき食堂」へぶらり赴くや、

 

 

ナイスなアテ摘みつつ、

 

 

しゃきちょんと世間話。年始は、宝山寺への初詣客にて混雑せんとは思えば、宝山寺にて初めて迎える正月を前に、仕込み等にて大いに悩まれるしゃきちょん之圖。生駒山上遊園地が休園中たる冬季は、正月こそ稼ぎ時にして、是非に奮闘して頂きたし。

生駒山は宝山寺への参拝予定される方々、是非に「しゃき食堂」へ立ち寄り頂き、美味至極なタイ料理に舌鼓乱打されたし。

 

 

山寺へ帰還すれば、晩酌に興じんと、回転円卓召喚之儀。

 

 

帰り掛けの駄賃にて、今年新規開店されし大型ディスカウントスーパー素見せば、営業終了直前たればこそ、惣菜投げ売り中、ついぞ「鯵フライ」「牡蠣フライ」「コロッケ」なんぞ衝動買い、然れど何れも家族用大パック、到底一度に食い切れぬと思えど、取り敢えず盛れる限り盛らんとす。

 

 

「縞鯵刺身」

 

 

「椎茸と絹鞘と芽キャベツのバターソテー」何れも各々チンマシーンへぶち込み、電子レンジにて1分加熱後、纏めてフライパンへぶち込み、ヤマサ昆布つゆとバター絡めれば完成。

 

 

「スティックセニョール&プチトマト」
 

 

作り置き「小鯵のマリネ」

 

 

「大根の金平」以上を以て、今回の布陣とす。

 

 

「焼売」麻辣ダレ拵え刻みパクチー共々ON!

 

 

ストーブに掛ける薬罐にて燗付ければ、

 

 

晩酌大いに堪能せり。

 

 

昨日購し揚げ物残党召喚、レタス山盛り刻み、人参や青唐辛子もON! スティックセニョールやプチトマトも添え、ヤマサ昆布つゆ+胡麻油施せば、揚げ物共をON! 斯くして「黄金のミックスフライサラダ」完成、

 

 

「大根の金平」

 

 

「ワカメと茗荷の味噌汁」添え、

 

 

是にて「黄金のミックスサラダ定食 (ごはん抜き)」堪能せり。

 

 

其の初めて訪れし大型ディスカウントスーパーにて、豚しゃぶ用肉が投げ売りされれば、何と約800g=660円也。当然衝動買いすれば、いつもは豚切り落としなんぞの屑肉にて堪能する「豚しゃぶ」なれど、今回は真面な豚しゃぶ用肉を以て挑むものなり。

土鍋底に出汁昆布敷き豆腐をON! 白菜、大根、椎茸を布陣、

 

 

こちらはその豚しゃぶ用肉、見て呉れも屑肉と異なり美しきかな。

 

 

付けダレは、ポン酢と自家製山椒味噌ダレの二種、

 

 

土鍋に適量注水し蓋閉じ沸かせば、仕上げに菊名投下、いざ「豚しゃぶ」堪能せん。

 

 

箸休めに「小鯵のマリネ」「大根の金平」「牡蠣フライ」なんぞ着陣。

 

 

久々の眺めたる見事な豚肉、

 

 

先ずはオーソドックスにポン酢に着水、毎度の屑肉と異なり、立派な1枚肉なればこそ、食感も大いに堪能し得れば、全身の細胞が歓喜の歌を大合唱、

 

 

自家製山椒味噌ダレに着水すれば、此の上品な味わいに、思わずやんごとなき方々の霊魂が憑依せんとするかの如く、雅な気分に浸らんとす。山椒味噌と豚肉+菊名+大根の邂逅こそ、食材に由る三位一体の奇跡の具現化かな。

 

 

豆腐はついぞとろろ昆布施し「湯豆腐」としても堪能、

 

 

ストーブに掛ける薬罐にて燗付ければ、

 

 

今宵は大層な冷え込みなれど、心身共に温まらんとす。

 

 

日課たる早朝山道入隊へ出撃準備せんとすれば、何と雪積もる様にして、

 

 

成程、道理で昨夜は大層冷え込みしかな。

 

 

日の出に先駆け、いざ日課たる早朝山道入隊へ出撃、山道が完全凍結すれば、足元儘ならず、何はともあれ転倒注意、

 

 

定点観測。(往路)

 

 

手袋嵌める指が、千切れん程に痛ければ、気分は「八甲田山」なるかな。

 

 

いつもなら70〜80分にて踏破する山道入隊コースなれど、今朝は雪と氷にて足元危うく、約90分も要せり。

 

 

定点観測。(復路)

 

 

積雪量は大したことあらねど、如何せん暴風と云うても差し支えなき程の強風、風の冷たさが突き刺さる感覚なり。

 

 

 

 

帰還後、ストーブにて温まらんとすれど、どうにも下半身が冷え切り感覚失われる有様、念の為に体温計測すれば33.9度にして、低体温再び。

 

 

体温上昇させるべく、温かき代物拵えんとすれど、身動き儘ならず、中国製袋入り春雨「麻辣燙粉」召喚、其処へ豚しゃぶ用肉と、刻みし豚しゃぶ出涸らし昆布、パクチーぶち込めば、

 

 

先達て衝動買いせし「鯵フライ」残党召喚、

 

 

是を以て「麻辣燙粉セット」完成、

 

 

「麻辣燙粉」豪快に攪拌、そもそもデフォルトにても可成りの刺激なれど、自家製花椒入りハバネロオイル投下、是にて体温上昇及び発汗促さんとす。

 

 

何やら寒波襲来なりけりて、斯くなる冷え込みぶりと知れば、矢張りどうにも下半身が冷え切り感覚失われる有様、然れば鍋料理に興じんと、土鍋底に出汁昆布敷き豆腐をON! 白菜、蕪、椎茸を布陣、而して適量注水、

 

 

大根も隙間に差し込めば、切り落とせし鯖の鰭辺りのアラ投下、ヤマサ昆布つゆ垂らし、蓋を閉じ加熱、

 

 

今回は海鮮系鍋料理に興じんと、鯖1尾を切り分ければ、

 

 

折角とばかり牡蠣も召喚、

 

 

ポン酢と大根おろしも用意、

 

 

斯くして「鯖&牡蠣しゃぶ」堪能せん。

 

 

ストーブに掛ける薬罐にて燗付ければ、

 

 

いざ晩酌の幕開け、

 

 

鯖を湯に沈め、

 

 

いざ食らえば昇天3秒前。

 

 

 

牡蠣も食らえば、濃厚な味わいに多幸感襲来、法悦至極かな。

 

 

早朝山道入隊への出撃準備せんとすれば、未だ西の空には月が輝き眩しき限り。

 

 

いざ早朝山道入隊へ出撃、

 

 

定点観測。(往路)

 

 

山道中腹の展望地より奈良盆地眺望之圖。

 

 

山道中腹より多武峰眺望之圖。

 

 

定点観測。(復路)

 

 

未だ山寺界隈は雪と氷の世界なれば、足元危うし。

 

 

境内への入口も斯くの如し。

 

 

当山寺の立地は稀有なる風の吹き溜まりに位置すれば、夏は常に涼風吹く快適さなれど、冬は寒風吹き荒れ凍て付く有様、今朝も可成りの暴風ぶりにして、積もる雪も飛ばされる有様。

 

 

どうにも下半身の感覚喪失状態続けば体温計測、何と32.7度にして記録更新。嘗て主治医に「河端さん、体温が30度になったら死にますから。」と、真剣に転居勧められし経緯もあれど、然う簡単に転居し得る筈もなく、築400年の山寺にしてそもそも住居にあらねば、建造物としての防寒対策も御座形とは致し方なし。

 

 

取り敢えず何か食らえば体温上昇望める筈と、豚切り落とし、ジャガイモ、人参、玉葱を以て、肉じゃがならぬ「豚じゃが」拵えし。ヤマサ昆布つゆと干し椎茸出汁にて煮れば、優しき味わいなり。因みに「肉じゃが」にあらざるとは、関西に於いて「肉じゃが」は牛肉たるべき所以なり。

 

 

「豚じゃが」

 

 

コールドスリープに処せし「鯖の西京漬」召喚、例の電子レンジ用魚焼き器召喚、凍結する鯖を着陣、蓋を閉じ電子レンジにて5分加熱調理、

 

 

見事焼き上がれば、薬味たる葱と茗荷添え「鯖の西京焼」完成、

 

 

菜花をチンマシーンへぶち込み、電子レンジにて1分加熱、其処へヤマサ昆布つゆと胡麻油垂らし、擂り胡麻投下、斯くして「菜花胡麻和え」完成せり。蒸せばこそ湯煎よりも食感も風味も素晴らしく、且つ湯を沸かす手間さえ不要と知れ。

 

 

「大根の金平」

 

 

「大根と油揚げと茗荷の味噌汁」使用する味噌は、岡田味噌醤油麦味噌とは云わずもがな。

 

 

斯くして「豚じゃが&鯖の西京焼定食 (ごはん無し)」堪能せり。

 

 

手水鉢も底まで完全凍結、

 

 

然りとて愛車に積もる雪は然程にあらねば、

 

 

最早「氷雪の国 ゴッカン」宜しくな極寒ぶり耐え切れず、

 

 

此処は大阪アジトへ避難すべく下山せん。青空も臨み得れば、寒波襲来も峠越えしか。

 

 

約60kmの道程ぶっ飛ばし、大阪アジトへ到着、界隈のコインパーキングへ駐車すれば、未だ屋根に雪残る有様。道理で道すがら、妙に注目集めし筈かな。

 

 

明日香の深山に於ける極寒ぶりに慣れれば、大阪市内の寒さなんぞ、ほぼ感ぜられぬ有様。久々に寒さに縮込まらず背筋伸ばし得れど、凡そ満月と思しき月の輝きは、深山にて仰ぐ其れと比べれば、都会の明るさに埋れ燻むばかりか。

 

 

深山より備蓄食材携行すれば、亦しても鍋料理に興じんとす。土鍋底に出汁昆布敷き豆腐をON! 白菜とも豆もやし布陣、麻辣醤+香辣醤+花椒醤+姜葱醤+実花椒+火鍋の素+ヤマサ昆布つゆぶち込み、酒適量注入、

 

 

豚切り落としを以て覆うや、蓋を閉じ加熱、

 

 

白菜が蕩ける程に煮れば、

 

 

仕上げに刻みパクチー投下、自家製花椒入りハバネロオイル垂らし、是にて空想似非ニッククッキング「四川風無水豚鍋」完成、

 

 

箸休めに「小鯵マリネ」「大根の金平」「菜花の山椒酢味噌和え」添え、

 

 

酒湯婆にて熱燗も用意、

 

 

いざ食らえばなかなかの辛さと痺れっぷりにして、ハザードレベルがK点超え20程度、鍋料理とすれば破格のレベルなれば、況して熱々故に刺激助長され、土石流の如き大汗流し食らえば、

 

 

体温は見事36.3度まで上昇果たせし。

 

 

「豚じゃが」残党召喚、

 

 

以前拵えし「河端家特製カレーコロッケ」と、御贔屓にさせて頂くスーパーの魚屋の手作りたる「海老フライ」を揚げれば、

 

 

是にて「豚じゃが&ミックスフライセット」堪能せり。寒さに震えず食事し得る有り難さ、しみじみ身に染みるばかりかな。