生誕50周年記念 THE 仮面ライダー展@名古屋 金山南ビル | 大ぼら一代番外地

生誕50周年記念 THE 仮面ライダー展@名古屋 金山南ビル

名古屋は金山南ビル (旧名古屋ボストン美術館) にて開催中なる「生誕50周年記念 THE 仮面ライダー展」へ赴くべく、朝一に大阪アジトを出発、新幹線にて尾張名古屋へ向かい、JR金山駅到着するや、巨大な仮面ライダー展タペストリーが御出迎え下さりし。

 

 

会場入口の看板にて、既にテンション爆上がりにて心拍数1万へ達せしか。

 

 

事前のネット情報より、尋常ならぬメガババ混みにて鑑賞に数時間要されにけりて、午前9時開場直後こそ穴場と知ればこそ、平日朝一入場目指せし次第。

流石に平日午前9時、如何にもマニアックな年輩男性陣が十名弱、熱烈ライダー女子が数名が待たれる程度、然れば余裕を以て堪能し得るを確信せり。

 

会場内は、パネル展示の写真撮影禁止、会場内の動画撮影禁止なれど、立体展示物の撮影可なれば、成る程これは皆様撮影せんとすればこそ、自ずから大渋滞と化すは必至か。朝一入場にてガラ空きなれば、写真撮影も他の入場者が写り込まぬ好条件下にて行い得し。

原作者石森章太郎(世代的にどうにも「石ノ森」に馴染めねば悪しからず)に由る仮面ライダー誕生への軌跡を閲覧後、愈々仮面ライダーワールドへ踏み込むや、いきなり仮面ライダー1号のみの部屋なれば、1971年「仮面ライダー」放送開始よりリアタイ鑑賞せし第2次怪獣ブーム(通称「変身ブーム」)世代の私なんぞ、最初からクライマックス、感無量かな。

 

 

 

2005年に公開されし映画「仮面ライダー THE FIRST」バージョンもあり。何せ白倉伸一郎+井上敏樹+長石多可男なる、或る意味東映特撮最強トロイカたる面々が、原作漫画をベースに製作せし映像作品にして、そのリアルな姿が、是亦堪りませんな。

 

 

仮面ライダー45周年記念作品にして、藤岡弘、+金田治+白倉伸一郎+井上敏樹なる「仮面ライダー」放送当時の主役+スーツアクターと、平成ライダーの礎築かれしプロデューサーと脚本家に由る映画「仮面ライダー1号」バージョンも展示、この和製ヒーロとして稀なる貫禄有り過ぎなゴツさこそ、69歳にて再び変身されし藤岡弘、なればこそか。仮面ライダーは飽くまでも、ショッカーの科学力を以て生み出されし「改造人間」なれば、決してサイボーグやロボットにあらず、本来の人間たる部分の肉体が老いさらばえ、更には改造手術に由る機械部分も、機械なればこそ経年劣化回避し得ぬ事を、改めて知らしめられし。

 

 

本郷猛と一文字隼人のコスチュームも展示、背景に添えられし変身シルエットより、御二方の「ライダー変身!」「変身!」コールと、あの変身ベルトが開く効果音「ガンッ!」さえ脳内自動再生されし。

 

 

歴代ライダー展示を時系列に沿い巡る方式なれば、以下、写真と共に個人的感想を徒然なる儘に綴る次第、展示される全ライダーに触れ得ねば、悪しからず。

 

仮面ライダーV3ゾーンに於ける、ライダーマン右腕義手アタッチメント「カセットアーム」各種展示に、思わず心躍らせし。

 

 

アマゾンのコスチューム展示、シリーズ後半に登場せし上半身部分もありバージョン、今改めて見ればなかなか御洒落な代物、勿論「ギギの腕輪」も添えられし。

 

 

続けて仮面ライダーストロンガーこと城茂のコスチューム、薔薇の刺繍施されしベルボが是亦カッコ良過ぎ、片やシャツの胸に大きく施されし「S」は、当時も子供乍らダサさの極みと感じし次第。

 

 

仮面ライダースーパー1と云えば、本来惑星開発用アームツールとして開発されし特殊装備こと「ファイブハンド」も展示、断面がなかなかリアルかな。

 

 

仮面ライダー1号から仮面ライダーZXまで、10人のライダー勢揃い之圖。

 

 

折角なれば私も半世紀の時を遡り、当時散々真似せし変身ポーズ決めさせて頂く次第。(能く能く見れば、右手の指がライダー1号の変身ポーズにあらず、クウガになりしか。最早経年劣化に由る記憶力衰退甚だしく、厚顔無恥にもポーズ決めしつもりにて醜態晒せば、悪しからず。)

 

 

次なるブースは仮面ライダーBLACKにして、放送当時大学生たれば、ボロアパートの一室にてリアタイ鑑賞せり。

 

 

然りとて次作にして続編「仮面ライダーBLACK RX」は鑑賞せざれば、仮面ライダーZX唯一の主役作品「10号誕生!仮面ライダー全員集合!!」と共に、今尚未見の作品なり。

 

 

 

 

これより平成時代に製作されし作品ブースとなれど、所謂平成ライダーシリーズ以前に製作されれば、平成ライダーにカテゴライズされぬ、或る意味「不遇」な3作品、仮面ライダーシン、仮面ライダーZO、仮面ライダーJの御三方なり。個人的には「真・仮面ライダー 序章」続編切望して止まねど、既に序章制作より30年の歳月経れば、到底無理な相談とは重々承知之介。

 

 

而してショッカーブース、戦闘員が御出迎え下されば、合言葉は「イーッ!」

個人的には敵組織&怪人ブースの充実期待すれど、残念乍ら精々ショッカーのみにて、蜘蛛男、蝙蝠男、蜂女なるシリーズ初頭に登場せし怪人達と、ショッカー幹部が変身せし怪人達に止まりし。この辺りは敵キャラたる怪獣や星人も絶大なる人気を誇る、ウルトラマンシリーズとは大きく異なる点か。

 

 

而して遂に平成ライダーゾーンへ突入せり。先ずは仮面ライダークウガのゾーン、九郎ヶ岳遺跡にて発掘されし棺やら、

 

 

発掘されしアークルも展示、

 

 

更にグロンギのゲゲルに使用されしカウンター「バグンダダ」まであれば、私も夏の山寺にて蝿や虻相手にゲゲル行う次第故に、是非に1台欲するものなり。

 

 

続けて仮面ライダーアギトのゾーンへ、氷川君が装着せしG3-Xの頭部&胸部パーツが展示、内部造形も素晴らしきかな。

 

 

然りとてアギトコーナーならば、レストラン「AGITO」グッズや翔一君が製作せし真魚ちゃんのベッドは無理とて、あのオープニングの印象的なイコン画は、是非にも展示して頂きたりしか。下はイメージ画像なれば、悪しからず。

 



仮面ライダー龍騎のゾーン、いきなりミラーワールド意識せしディスプレイに、あのミラーモンスター現れる音が脳内自動再生、而してライドシューターに感激至極。

 

 

登場する全13人のライダーが、龍騎以外誰もおらぬとは言語道断と憤りつつも、ずらり並ぶアドベントカードに胸弾ませ、

(ガラスケースの映り込みにて撮影不可たれば、下の画像は、ネット上より無断拝借転載させて頂きし、悪しからず)

 



武器各種のデカさに驚きつつも、王蛇の牙召杖「ベノバイザー」展示に爆上がり、然れど是亦ガラスケースの映り込み激しく撮影不可なれば、イメージ画像にて御茶濁させて頂く次第、是亦悪しからず。

 

 

仮面ライダー555 (ファイズ) のゾーンへ至るや、当然3種の変身ベルトセット展示、これにはSmart Brain社に就職希望する私なんぞ、テンション頂点に達せしか。555ギアのみ取説紛失されしかとは、乾巧の性格考慮すれば已む無しかな。

 

 

 

 

Smart Brain社を愛すればこそ、2代目社長村上狭児の生首なんぞも展示希望すれど、流石にコンプライアンス的に許されざる代物か。

 

 

仮面ライダー剣 (ブレイド) ゾーンへ。トランプをイメージすればこそ、現物ラウズカードの大きさに些か驚かされし。

 

 

然れどテレビ映り的にも、カードのみならずそれに伴う武器の大きさ考慮すれば、当然たりしか。

 

 

 

仮面ライダー響鬼ゾーンにて、音撃武器の数々や変身アイテム展示されれば、曲がりなりにも音楽を生業とする故、興味深く鑑賞させて頂きし。特に弦楽器と云う意味合いにても、弦楽器型音撃武器「音撃弦」に注目、然れば弦がボディにまで至らず、ネック部分のみにしか張られぬ形状に、甚だ疑問抱く次第。これやとギターの類いたる楽器としては、ほぼ演奏不可なれば、果たして本編にては如何たりしか後日検証せんとす。

 

 

改めて公式仮面ライダー図鑑にてチェックすれば、弦は通常のギター同様にボディ後部まで張られ、演奏可能な形状なり。否、凝視すれば、ネック部分とボディ部分は、各々独立せし別の弦が張られる形状なり。

 

 

然れば下の写真の如きポジションにて演奏される場合、ネック部分とボディ部分に於いては別々の演奏行われる仕組か、即ちネック部分にてはタッピング的な演奏を、ボディ部分にてオープンチューニングに由るストローク若しくはアルペジオ的な演奏を、同時に行われると推察し得る次第。果たして実際劇中にて披露されし演奏は、例のヘビメタ系ギターソロなれば、どないやねんな。

何にせよ実物と展示物、些か形状異なれば、是如何に。

 

 

気鳴楽器型音撃武器「音撃管」の意匠素晴らしきかな。

 

 

仮面ライダー電王のゾーンへ突入。時の列車の乗車券「ライダーチケット」及び「ライダーパス」に始まり、

 

 

時の列車デンライナー車内に完備される食堂車カウンターが再現されれば、4人のイマジン専用マグや、

 

 

車掌さんの炒飯用旗、

 

 

凡そその炒飯拵えんデンライナーオリジナルパン、

 

 

リュウタロスが描かれし絵等、なかなか憎きアイテム揃いかな。

 

 

仮面ライダーWのゾーンに於いては、フィリップ君が抱える「フィリップの本」やガイアメモリは云わずもがな、

 

 

鳴海探偵事務所所長こと鳴海亜樹子の「スリッパ」から、

 

 

「鳴海探偵事務所の宣伝用ポケットティッシュ」に至り、思わず感涙せり。

 

 

仮面ライダーOOO (オーズ) のゾーンには、嗚呼、あの憧れのレストランこと「クスクシエ」の看板かな。もしも実在するならば、是非に常連目指さんと夢想するばかり。

 

 

実は量産型バイクなれど自動販売機に偽装されし、あの「ライドベンダー」あれば、此処は試乗させて頂くべくセルメダル投入せり。

 

 

改めて見れば、内蔵されるカンロイド各種が、缶ジュース同様に展示され、その内容は一目瞭然、自販機を模されれば当然か。

 

 

本編最終回宜しく、いざ「アンクの手」を掴まん。

 

 

仮面ライダーフォーゼのブースにては、学生鞄を薄く改造せし我々世代なら御馴染み「弦太朗のカバン」に懐かしさ感ずると共に、デカく「友情」の炎施されし意匠には、思わず苦笑。

 

 

仮面ライダーウィザードのブースなれば、矢張り無類のマヨラー「仁藤攻介のマヨネーズ」と、ドーナツ屋台「ど〜なつ屋はんぐり〜」紙袋こそ肝かな。

 

 

仮面ライダー鎧武のゾーン、ストリートダンスチームたる「チーム鎧武」と「チームバロン」のフラッグ展示、その他に錠前ディーラーたるシドのキャリーバッグ等もあれば、ニヤリとさせられし。

 

 

仮面ライダードライブのゾーンには、バディたる「詩島霧子の手帳」が展示されれば、他のページも気になり捲り、

 

 

更に罅割れし「ブレンの眼鏡」とは、なかなかマニアックな展示かな。

 

 

見逃しがちな一室に、仮面ライダーアマゾンズのゾーンあれば、
 

 

七羽さんが変化されしクラゲアマゾンを目の当たりにするや、思わず涙誘われる有様。

 

 

仮面ライダーゴーストのゾーンには、天空寺内の不可思議現象研究所面々の「名刺」あれど、然りとて写真入りとは、私の曖昧乍らも記憶する名刺とは、些か意匠異なるかと、

 


 

改めて後日チェックするや、本編第3話にて、御成が名刺を製作せし件りあれば、

 

 

その意匠はこちらなり。

 

 

然りとて第23話に於いて、新調されし件りもあり、この新調版が今回の展示品と確認、己れの記憶の曖昧さを改めて痛感せられし。

 

 

仮面ライダービルドのゾーンに於いて、あの「パンドラボックス」あれば、開けてスカイウォール出現させたき衝動に駆られるばかり。

 

 

みーたんの「バングル」その手首の細さに驚愕、流石は芸能人、アイドルなればこそか。

 

 

万丈御用達カップ麺「プロテインラーメン 昇龍 醤油味」パッケージに意匠される写真からは、何の変哲もなきカップ麺に思われれど、スープにプロテイン溶かし込まれし代物か。

 

 

斯くして「nascita」訪れれば、マスターの不味きコーヒー堪能して帰るべし。

 

 

開場早々に入館せしとは云え、そこそこの人出にて、各展示ブースはそれなりに「待ち」もあれど、

 

 

仮面ライダー史上最大の駄作にして大汚点、個人的には歴史的に「なかった事に」せし黒歴史作品たる仮面ライダーセイバーのゾーンは、何せ昨年放送せしばかりなれば、別室に広きスペース確保されれど、流石は世紀の不人気ぶり晒せし大駄作、閑古鳥すら鳴かぬ完全な無人状態を露呈せり。

 

 

折角なればと、会場内を二周し心行くまで堪能満喫、斯くして物販ゾーンへ進むや、本イベント開催を記念し「名古屋スペシャルアンバサダー」に就任されし、仮面ライダーバロン / 駆紋戒斗こと小林豊のサインもあり。

 

 

最後に現在放送中なる仮面ライダーリバイスのゾーンあれば、リバイとバイスに御見送り頂き、これにて退館せり。

 

 

金山南ビル1階ロビーに、歴代ライダー全員集合せし「仮面ライダー大絵巻」展示されれば、これは正に圧巻の一言に尽きるかな。

 

 

而してじっくり眺めさせて頂きし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

約2時間余を費やし、入魂にて仮面ライダーの世界堪能すれば、そもそも今朝は朝飯も食わず出発せし故、猛烈に空腹と相成り昼飯とせん。

金山駅界隈の某焼鳥屋にて「唐揚げランチ(辛子明太子付き)」所望、久々に外食すれば、味付けの濃さと、おかずに対するごはんの多さに驚かされる有様かな。

 

 

金山なればと、嘗て名古屋在住時には散々御世話になりし中古レコード屋「Soundbay 金山店」訪れれど、幸か不幸か掘り出し物なければ、珍しく手ぶらにて退店せり。

 

 

徒然なるまま大須観音へ参詣、

 

 

春の到来実感する陽気かな。

 

 

久々に大須観音界隈徘徊すれば、一見デッドベアの如き発見せり。

 

 

渥美マリのソフビ、金10万円也。然りとて渥美マリと云うより浅丘ルリ子の如しか。

 

 

道すがら「メキシコ蒸留酒専門店」なるを発見、メキシコにて散々飲み倒せしMezcal懐かしきかな。コロナ狂騒勃発まで2年連続出演せしメキシコはOxaccaにて開催されるフェスティバル「CANICAS」が、コロナ狂騒元年たる2020年に、当時フェスティバル出演者の名前と写真意匠せしMezcalの限定ボトルを製作販売されにければ、私のボトルも発売されにけりと伺い、次回訪れし際には、ギャラとして数本頂戴し得るとの話を思い出せり。然りとて果たして次回訪れ得るはいつの日か。

 

 

名古屋まで遠征すれば、矢張り「風来坊」名物「元祖手羽先唐揚」堪能すべし。この「風来坊」発祥たる「元祖手羽先唐揚」とは、大学入学にて名古屋へ転居せし私が、当時どうにも名古屋の味に順応し得ず、大いに苦悶せられし際、大学の先輩が案内下さりし次第にして、私が名古屋転居後初めて美味と感銘せし、思い出の一品なり。

斯くして「風来坊 御器所店」へ開店と同時に突撃、先ずは生ビールと「元祖手羽先唐揚」揚がるまでの繋ぎとして「きんぴらごぼう」なんぞ所望、

 

 

而していざ「元祖手羽先唐揚 3人前」から始めんとす。揚げたてこそ美味なれば、3人前以上は一度に注文せぬが、私なりの流儀なり。

 

 

瞬殺にて骨と化せば、

 

 

此処はガッツリ食らうべく「ターザン焼」所望、

 

 

而して再び「元祖手羽先唐揚」へ、味が「辛口」「普通」と選択化なれば、1人前ずつ所望、わざわざ別盛りにして下されば、キャベツの千切りも倍にして、何とも恐縮至極か。

 

 

 

「元祖手羽先唐揚」は麻薬的美味さなれば、一度食い始めるや止められぬ次第にして、未だ追加、

 

 

更に追加せり、ここから先の写真は割愛させて頂く次第、悪しからず。

 

 

未だ食い盛りたりし二十代の頃、中学高校時代の初期バンドBaroque Bordelloにて共に活動せし盟友テツシが、ぶらり名古屋訪れし際、当時私が居を構えし界隈の店舗「風来坊 藤が丘店」へ繰り出し、2人してこの「元祖手羽先唐揚」28人前平げ、テツシは更に「ターザン焼」も平げし経緯あり。因みに彼は、KFCにて単身フライドチキン20ピース平げる無類の鶏肉好きにして、然ればこそか女性を「雛鳥」と称され「河端、最近雛鳥食うとるか?」なんぞと使用されしも懐かしきかな。果たして彼は今何処、最後に飲み交わせしは三十路後半たりしと記憶すれば、彼此20年余も音信不通、五十路も果てんとする今、せめて死ぬまでには再会叶う事を切に願うものなり。

 

久々に食らう「元祖手羽先唐揚」の麻薬的美味さに痺れ捲り、貪り食うのみ。因みに以前数店舗巡りし際、この御器所店が最も美味なれば、以来わざわざ御器所まで足を運ぶものなり。

 

 

今回の名古屋遠征にて、予てより訪れんと目論見しは、二十代の頃には散々遊びし旧友「くしやん」こと櫛野博道君が営む「Cafe Pisco」にして、偶然Facebook上にて彼を発見、然ればバーを営まれると知り、是非に伺わんと思い立つや、奇しくもコロナ狂騒勃発にて機を失えど、今回遂に来店叶い、凡そ 30年ぶりなる再会果たせり。

 

 

知り合いし当時は、モデル務められし美女ボーカリストアケヤン擁するマッカッカーズ率いギタリスト担われれど、その後はイケメンビートバンドThe U.K.Crackersのギタリストとして活躍 (UK Crackersの動画はこちら)、然れどその当時、既に私は南條さんと活動開始せし頃かと思えば、自ずから疎遠となりしか。因みに最近は、先達て逝去されし遠藤豆千代 (元なぞなぞ商会) 率いし大仏と銀河にて、ギタリストとして活躍されにけり。

斯くして30年の歳月を経て再会果たせば、感慨一入。

 

 

よくツルみし当時から、くしやんのエフェクター好きぶりは印象深く、いつぞやふらり楽器屋訪れるや、店員として働かれし彼と邂逅せし経緯もあり、今は「Hiromichi Audio」なるブランド立ち上げ、エフェクター製作もされれば、曰く「これは絶対マコト君の為にある」可成り曲者たるファズを、時折店内ライヴも行われれば設置されるアンプとくしやんのギター拝借し、試奏させて頂くや、えげつない事この上無し、ファズなれど或る周波数に至るや強烈に発信、極悪非道なノイズマシーンと化す次第。

 

 

然れば有り難き事に「じゃあこれあげるから、使ってみて!」えっ?マジで?ホンマにどうも有り難う。四半世紀以上も愛用するELK Big Muffと共に、今後は極悪最凶ファズとして末永く愛顧重宝させて頂かん。

 

 

噂をすれば影、奇しくも元オックスの栗山純さんの話すれば、均かの登場に驚愕至極。純さんとも久々の邂逅なれば、いやはや旧交温める楽しき一夜と相成りし。

 

 

仮面ライダーにて明けし名古屋遠征も、斯くして更け行きし。