Mainliner @神戸 Helluva Lounge | 大ぼら一代番外地

Mainliner @神戸 Helluva Lounge

大阪アジトに兄ィとHaro君投宿されれば、何やら部活の合宿の如き雰囲気さえ漂い、気分はオヤジ達の青春か、楽しさ満開にして、

 

 

朝飯は、Haro君が拵えし「浅蜊汁」と、昨夜の打ち上げアテ残党たる刺身を「りゅうきゅう」とすれば、先達て拵えし「大根の葉炒め」や納豆共々ごはんにON! 斯くして「有り合わせ三色丼+浅蜊汁」堪能せり。

 

 

本日は、前作より7年ぶりなる新譜「Dual Myths」リリースせし轟音ヘヴィトランスバンド「Mainliner」に由る「Manliner ニューアルバム『Dual Myths』発売記念三都市ツアー 2020」千秋楽たる神戸公演@Helluva Lounge控えれば、到底2月とは信じ難き陽気の中、いざ出撃せり。

 

 

今宵の会場Helluva Loungeへ到着せり。

 

 

サウンドチェックも速やかに終了すれど、如何せん緊急事態宣言下にして営業時短要請承ければ、タイムテーブルは2時間前倒し、然れば未だティータイムなれど、いざ前打ち上げへ繰り出さんとす。然りとてそもそも昼呑み営業される店多からず、況して午後7時酒類提供終了、午後8時終業閉店と命ぜられれば、緊急事態宣言解除予定日たる来月7日まで休業される店も少なからず、漸く営業中の居酒屋発見すれど、今度は予約にて満席と入店叶わず、Helluva Lounge首領木村君の御尽力にて、漸く某居酒屋へ漂着叶いし。

縁側添えられざれば些か残念なれど、斯様な状況ならば致し方なしたる「平目刺身」やら

 

 

是亦心持ち寂し気な「鯨カツ」やら

 

 

流石に珍味にハズレなし「鯛味噌」やらにて、日本酒呷りつつ歓談に興ぜり。

 

 

Haro君は「生バカ大」なる1Lジョッキ所望、

 

 

なんぼなんでもデカ過ぎかと思われれど、隣席に座する3人組は全員この「生バカ大」所望され、況して細身の美女までが豪快に飲み干されし。

 

 

AMT宗家在籍当時より、兄ィの見事な食べっぷり痛快たれど、その豪快ぶり健在なるかな。

 

 

砂十島夫妻が、御愛息にな君同伴にて登場されれど、乳幼児入店御法度にて残念乍ら御同席叶わじ。未だこの世に生を受け6週間余なるにな君、居酒屋初デビューは次回へ持ち越されし。

 

 

前打ち上げ堪能、Helluva Loungeへ帰還するや、Helluva Lounge首領木村君の御内儀アケミちゃん、御愛娘こはるちゃんと、久々の再会果たせば、子供の成長ぶりにて己れの老いをしらしめらるる次第。砂十島家御愛息にな君や、ピカ様の御愛息義丸君然り、彼等が二十歳を迎えんとされる頃には、こちらは天寿迎えんとす。然りとて斯くして世代交代し、歴史は脈々と紡がれるものなればこそ。

 

 

今宵先鋒務められしは、現在個人的に最注目電子音楽系女性ミュージシャン「箱」嬢にして、観戦未だ二度目なれど、益々以て音の深みも増せば、所謂ドローン系音楽なれど、構成も一層劇的に展開、果たして次回は如何な演奏を御披露されるや、全く以て目ならぬ耳が離せぬか。いやはや斯様な天才の登場も、先述せし世代交代を充分匂わせるべくして、我々世代も愈々最後の徒花咲かせ、人生の黄昏より二度と明けぬ夜を迎えんとす。

 

 

[追記]

兄ィの御墨付もあり。

 

 

次鋒務められしは、女性トリオ「象の背」にして、スタジオ録音デモ音源は拝聴済みなれど、ライヴは今宵初観戦。スタジオ音源以上に、70年代末に台頭著しき初期Rough Trade系とでも云うべき、あの緊張感と浮遊感が混在する不思議な感触如実にして、凡そ当時未だこの世に誕生されぬどころか、下手すれば前世の身たりし彼女達が、斯様な空気感を極自然に醸し出されるは、是亦歴史は繰り返されつつ展開進展する好例か。

 

 

今宵は90分セットを予定すれば、昨夜の反省を基に、昨夜より1曲減らす代わり、余裕を以て存分に演奏せんとすれば、1stアルバム、現ラインナップに由る1作目たる前作より各々1曲、而して新譜より2曲、計4曲を演奏せり。今回も当然、轟音に由るリフが延々繰り返されれば、演奏し乍らも時折、意識が何処ぞへ連れ去られん感覚さえ覚え、昨夜の演奏のダメージ未だ癒えねば、精神的にも肉体的にも其の過酷さは極点へ達さんとす。然れど極限の過酷さの彼岸に控える恍惚感こそ、このバンドに由る究極到達点と知れ。90分間を轟音リフレインとギターソロにて怒涛の如く駆け抜ければ、大団円へ至り盛況にて幕。

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今宵、Mainliner@Helluva Loungeへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。

 

斯くして今回の「Manliner ニューアルバム『Dual Myths』発売記念三都市ツアー 2020」全日程無事終了、メンバー3人にて記念撮影之圖。

 

 

NANI君と「秘部痺れ」Changchangに由る2ショット記念撮影之圖。

 

 

Helluva Loungeトイレの壁には、嘗て此処にて行われし数々のライヴポスター貼られれば、懐かしき「MMM」唯一のライヴたりし神戸公演ポスターもあり。「MMM」とは、Mani Neumeier (Guru Guru)、Maso Yamazaki (Masonna)、Makoto Kawabata (Acid MOthers Temple) 3名の頭文字「M」を並べし次第にして、マニさんがドラム、マゾ君がエレクトロニクス、私がギターを担当せし、或る意味「ポスト Andromelos」的ユニット、然れど残念乍らこの1公演のみの活動に留まりし。

 

 

何せ営業時短要請承ければ、終演も早く、果たしてHelluva Loungeより斯くも早く帰路に就くなんぞ皆無、然りとて世の中も是亦同様か、然れば電車もガラ空き、今宵は「oopnum」上田君宅へ投宿される兄ィを見送り、私もいざ大阪アジトへ帰還せん。

 

 

今回7年ぶりにリリースされし「Mainliner」スタジオ録音アルバム「Dual Myths」コロナ狂騒の煽り食らい、LPはプレスが遅れ捲れど、版元英Riot seasonへ漸く入荷されにければ、Riot Season公式Bandcampにて、試聴&デジタルリリースのみならずCDや2枚組LPの注文も行われる御様子なり。

当方にても、CDは絶賛販売中。見開き紙ジャケ仕様。

 

 

 

 

2枚組LPも近日入荷予定なれば、こちらは入荷し次第、改めて御案内させて頂かんとす。

 

 

 

 

 

更に今回のツアーを記念し、ジャケットデザイン担当下さりしシルクスクリーン作家Haro君が、是亦超入魂のTシャツとパーカーも制作下されば、こちらも各会場にて販売せり。

而して若干枚数なれどTシャツ、パーカー共に在庫あれば、御購入希望される方は、先ずこちらよりメール御送り頂きたし。

如何せんHaro君自ら手作業にて、1着ずつ精魂込めシルクプリント施されれば、工場製品ならぬ100%D.IY.完全家内制手工業製品故に、枚数に限りあれば、売切御免早い者勝ちとさせて頂く次第、悪しからず。

 

 

 

 

 

先達ての帝都公演@U.F.O. ClubにてTaigen君も早速着用、曰く「表面は勿論、裏のこのデザインの細部、過去に見たシルクスクリーン技術ではトップレベルの仕上がり」大絶賛されし入魂の逸品なり。