Kufstein | 大ぼら一代番外地

Kufstein

「仮面ライダービルド」観乍ら遂には寝落ちせしか、午前5時起せり。ケータリングより失敬せしマンゴジュースと洋梨ジュース召喚すれば、取り合えず振るとは当然なるかな。「さあ実験を始めようか!」

 

 

朝飯拵えんと「ケトル様ダーク ノワール・ブラック・シュバルツ」に御出まし頂き、スパゲッティーなんぞ茹でれば、竜昇天の如く立ち上る蒸気、蒼き閃光神々しきかな。

 

 

茹で上がりしスパゲッティーに烏賊墨缶と粉末昆布出汁投下、冷蔵食品たる加工調理済み魚フライと思しきをON! 因みに昨日の「ポテトコロッケの味」せし例の代物とは亦別物、仕上げにマヨネーズと「自家製ハバンネロ花椒油」施し、刻み葱もON! 斯くして「魚フライ ON 和風烏賊墨スパゲッティー」食せり。

 

 

朝飯食すや、何故か突如猛烈な気持ち悪さ襲来、嘔吐寸前に今度は猛烈な睡魔襲来にて即寝成仏、結局出発時刻午前10時直前まで機能せず爆睡、果たして何が原因か不明なれど、取り合えず何とか日常的行為を果たし得る程度まで回復すれば、慌ただしくも荷造りし出発せり。

 

昨夜は夜狼活動にて大金星上げ絶好調たりしウルフなれど、人生然う然う何事も順風満帆と行かぬが常、案の定天誅食らいしか狼狽焦燥右往左往、その間我々は界隈のカフェにて小休止。「カプチーノ+チーズケーキ」所望、濃厚な甘さが心地良きかな。

 

 

東君もチョコケーキ所望されれど、僅か二口程にて余りの甘さにギブアップ、然ればその残党は、私がぺろり平らげさせて頂きし次第、御馳走様。

 

 

カフェのジョンソン、男前は何を於いても絵になると知れ。

 

 

ウルフ天誅云々の顛末は、NANI君のブログに詳しきかと勝手に推測すれば、最早書き綴るも面倒臭き事この上なし、然れば割愛させて次へ行かせて頂く次第、悪しからず。

 

途中立ち寄りしガソリンスタンドに併設されし売店にて、一見ピザなれど、

 

 

実はキャンディなる代物発見、

 

 

更には寿司、

 

 

ハンバーガーもあり。

 

 

スナック菓子なんぞ殆ど食さぬ私なれば、その種類なんぞに疎けれど、果たしてPringlesに「ケチャップ味」なんぞ存在せしか。思い返せば、世にスナック菓子星の数程あれど、果たしてシンプルに「ケチャップ味」とは可成り稀なるか。

 

 

次にトイレ休憩に立ち寄りしは、トラック運転手御用達パーキングエリアにして、

 

 

建物は全て簡易プレハブ、トイレやシャワーのみならず、

 

 

然れどマーケットもあれば、

 

 

ATMも完備せり。御国変わればトラックステーションも亦異なる次第。

 

 

本日の道中弁当は、朝飯に食らいし魚フライ残党を、配給米にレタス敷きしにON! せし代物、日本より持参せしウスターソース召喚、どぼどぼぶっ掛ければ「ソース魚フライ丼」食せり。然れどそもそも「おかず食い」の私なれば、食せしごはんの量とは、仏前に供えるに充分な程度と知れ。

 

 

今宵の会場Kulturfabrikへ到着せり。

 

 

既にサポートバンドたる「Siberian Trainstation」がサウンドチェック中、ドラム台ことドラムライザーが設営され、その下手側にドラム設置済みなれど、我々はドラムライザー厭えば、上手側は撤去して頂き、序でにステージを上手と下手に2分割、彼等が下手側、我々が上手が上手側にセッティングし、ステージをシェアする事で様々な手間を省かんとす。

 

 

サウンドチェックは、本番直前のラインチェックのみと相成れど、そもそも常に最重要ミッションとは「SHOPZONE」即ち物販テーブルの設営に他ならず、物販組の手に由り、今宵も速やかにして完璧な仕事ぶりを以て、出店準備完了せり。今回の道中にて、新譜CD「Paralyzed Brain」「Sacred And Inviolable Phase Shift」

 

 

而して昨日は新譜なるsplit LPも届けば、道すがらでさえ在庫補強される次第。

 

 

晩飯は、界隈の高級アジア料理レストランへ案内されれば、

 

 

如何せん食いしん坊万歳Morganは、本日はいきなりウルフ天誅事件なんぞにて、随分骨折らされれば空腹マックス、況して高級レストランとなれば、自ずから気分も高揚、愈々ピークに達せられし。

 

 

私は酢豚ならぬ酢鴨とでも云うべき「鴨グリルの甘酢ソース」所望、パイナップルも仕込まれる王道の味わい、クリスピーに焼き上げられし鴨肉に甘酢ソース絡めば、大いに美味なり。

 

 

タイ料理に精通されるジョンソンは、此処の店名より、そもそも基本はタイ料理屋たるべしと推測、然ればこそ「パッタイ」所望されし次第、斯くして上機嫌なジョンソンたれど、一口食らわれるや「えっ?」曰く「味の奥行きゼロ、きっとナンプラー不使用、まるで出汁の効いてない焼うどん」なれば、その落胆ぶり推して知るべし。

 

 

楽屋の壁に残されしメッセージ、確と受け取りし。

 

 

先鋒務めて下さりしメタルバンド「Siberian Trainstation」メンバーのルックスは、全く以てメタル色皆無なれば、一層田舎のアマチュアバンド感全開、そもそもヘヴィメタルのルーツたるハードロックは好きなれど、形骸化せしヘヴィメタルには一切興味あらざれば、楽屋にて転寝せし故、申し訳なくも見逃せし次第、悪しからず。

 

 

開演直前、サウンドチェク中のジョンソン之圖。

 

 

今宵は90分のセットを披露せり。演奏の真っ只中、私の左前方に陣取られしカメラマンより、何やらゼスチャーにて示されれば、どうやらNANI君を撮影せんとすれば、その前に立つ私が邪魔らしく「どけ!」との意思表示、均か演奏の最中に「どけ!」なんぞとカメラマン如きに文句云われる筋合いなくして、次のギターソロの際、ギターを投げ付けるか若しくはギターでどつきに行くかせんと目論めど、漸くギターソロに至れば、このカメラマンの姿あらざりて、客席を見渡せどその姿確認し得ず、扨は私の放ちし殺気を察知され逐電されしか。ステージの下が空洞なれば、矢鱈と揺れ弾む次第にして、バスドラの振動にて、私の通称「地獄の3段積み」最上部たるMarshall JCM-900が、矢鱈とずり動き、何れ落下せんとの危惧あれば、演奏中に幾度も位置を戻さねばならぬ有様、遂には傍らに陣取られしオーディエンスの方が押さえて下さりし顛末。

既に今回のツアーも3週目に突入すれば、そろそろ解体再構築の兆しも晒しつつ、怒涛の疾走大暴走を以て、大いに盛況にて幕。

 

1. Dark Star Blues

2. From Planet Orb With Love ~ Good-Bye Mrs.Uranus

3. Flying Teapot ~ Disco Pink Lady Lemonade ~ Nanique Another Dimension pt.2 ~ Pink Lady Lemonade coda ~ Cometary Orbital Drive

 

 下の画像は、私がステージ上にて撮影せし1枚なり。

 

 

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶わねば、悪しからず。

 

今宵の投宿先たるホテル、今宵は全員個室なれば、

 

 

先ずは昨日のブログ脱稿目指しつつ、テレビにて「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」をドイツ語音声にて鑑賞、既に幾度も繰り返し鑑賞済みな作品なれば、解せぬドイツ語たれど一切問題なし。

 

 

中国製カップ麺「今麦郎 辣煌尚 剁椒排骨麺」召喚、白菜をトッピングにぶち込み、いざ食らえば、このジャンク感懐かしきかな。

 

 

ブログ脱稿果たすや否や、魅惑の「仮面ライダービルド」の世界へ突入「さあ実験を始めようか!」既に残す処7話、此処まで来れば制御不能にして徹夜上等、一気に最終回は大団円目指し突撃あるのみ。

 

 

 

斯くしてKufsteinの夜は更け行きし。

 

NANI君のブログも絶賛並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。