Montpeliere | 大ぼら一代番外地

Montpeliere

昨夜は、ネット接続激遅なれば時折凝固凍結せしに苛まれつつも「仮面ライダービルド」鑑賞しつつも、その凝固凍結が余りに酷ければ、一旦読み込み果たせし後い鑑賞せんと、読み込み中はブログ執筆に挑むや、矢張りブログ執筆が伴う催眠効果尋常にあらずして、不覚にもタイプし乍ら転寝せし挙句「っっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっf」なんぞと、同じキーを眠りつつ押し続けし痕跡残せしを繰り返すばかり。然れど読み込み完了し「仮面ライダービルド」鑑賞中は、アドレナリン大量分泌され完全覚醒、而して1話分観終えるや、再び読み込み中にブログ執筆せんとすれど、毎度ハザードレベル5.00以上なる超レベルの睡魔襲来、即寝成仏とは云わずもがな。斯くも転寝と覚醒に由る急降下急上昇繰り返せし末、午前6時半頃、遂に完全轟沈すれば、今朝は午前8時起床。

 

朝飯兼道中弁当拵えんとすれど、今や備蓄食材、特に野菜はほぼ底突きて、取り敢えず冷凍蟹蒲召喚「さあ料理を始めようか」

 

 

最早「仮面ライダービルド」一気観に由る実生活への影響現れ始めれば、悪しからず。嘗て「ウルトラマンオーブ」にハマりし際、矢張りそれがこの拙ブログにも影響及ぼし、啓蒙的内容と化すや否や、当時海外ツアー中にて連日ツアー道中譚綴りしにも関わらず、ヒット数が急降下にて激減、如何に所謂特撮ネタが拙ブログに疎んじがられしか立証されし経緯もあり、これは今回再びヒット数急降下もあらんと思えど、既に覚悟の上、最早SNS全盛時代に、芸能人でもなくして未だブログ続けんとするなんぞ、食ブロガーを始めとする何かしらのエキスパートに限られれば、独身五十路男の自炊ブログなんぞ一体誰が興味抱かん。既に失うもの守るべきものもあらざると思えば、今更何を恐れるものか、己れの信ずる儘に暴走させて頂く所存、悪しからず。

 

 

蟹蒲と、昨夜のケータリングより失敬せしワカモレ召喚するや「蟹蒲!ワカモレ!ベストマッチ!!」

 

 

続けてMorganがバンドへ寄贈下さりし食材群よりトマト召喚、而してピータン召喚するや「トマト!皮蛋!ベストマッチ!!」

 

 

炊き立て配給米に酢を施し、其処へ刻み葱、電子レンジにて加熱処理施せし玉葱スライス、更には上記のベストマッチ各種投下、ポン酢ひと回しし味整えるや、これにてインプロクッキング「ベストマッチ混ぜごはん ワカカマピーマト」完成、見て呉れは芳しからねど、いざ食らえば驚愕的美味さ、ワカモレと酢飯の相性の良さに驚きつつも、アクセントたる皮蛋の濃厚さが絶妙か。半分は道中弁当とせり。

 

 

昨夜の夜狼活動より帰還されしウルフより、夜狼活動容認の条件たる夜狼活動レポート提出させるや、情熱の国スペイン最後の夜の餌食たりし赤ずきんちゃんより、何故か「カーズ」なんぞ意匠されし子供用リュック委ねられにけりて、これは「2代目 ウル子」がスペインはBarcelonaの地に結実されしとのメッセージならんと思われれど、当の本人は、新たなリュックゲットなんぞと能天気な事極まりなし。これは「仮面ライダービルド」同様、迂闊に目が離せぬ展開へ突入か。果たしてこの続きは「第2章 Barcelona修羅場編 2019」へ、然れば震えて待たれたし。

 

 

ホテルをチェックアウト、エントランスに設営されるコーヒー自販機にてエスプレッソ堪能せり。イタリアを中心とする地中海沿岸は、コーヒーと云えば則ちエスプレッソにして、日常的にエスプレッソ愛飲する私には有り難き限りなり。

 

 

いざフランスはMontpelierを目指し出発すれば、道中後部席より「最悪だ…」と呟く東君の声聞こえるや、「寛ぎフォーメーション」発動の下、疾うに爆睡せし私なれど突如覚醒、それもこれも「最悪だ」とは「仮面ライダービルド」こと桐生戦兎の口癖なればこそ。因みに今回何が最悪かとは、小用足さんと、絶妙の間合いにてMorganへその旨伝えし筈なれど、一瞬遅かりしか、無情にもサービスエリアへの流出通り過ぎし所以。

 

 

巨大豆が鈴生りなる中、

 

 

皆して小用足しつつ、ふと横を見れば、一瞬人間とは思えぬ「線の細い」何某発見、これはこれは全身頭頂より爪先までどころか、全身の如何なる末端に至るまで「線の細さ」のみにて構成される「自称『スマート』ことセン・ホソシ」君に他ならずして、彼の御自慢は「細くて長い逸物」なりけり。

 

 

愛娘への御土産を物色中なるパパウルフ之圖。

 

 

趣味あらざればこそ、世界のアヒルちゃん蒐集を趣味とされんと目論むジョンソンなれど、漸く発見するやその高額ぶりに思わず躊躇。

 

 

一見スターウォーズか、ダースベイダーか、ライトセイバーかと思えども、実は「Planet Fightet」の「Laser Sword」なるバッタもんとは、いとをかし。

 

 

車中爆睡の末、目覚めればMontpeliereは今宵の投宿先へ到着せり。ネット接続が、何と庭先若しくは表の路上にてのみ叶うと知れば、路傍に座しMacbook Pro抱えネット接続果たすや、

(下の画像はMorgan撮影)

 

 

奇しくも其処に建つ一軒家の女性家主が帰宅され曰く「貴方達、一体其処で何やってるの?」「あらそう、それなら家へいらっしゃい、コーヒーでも如何かしら?」何とも有り難き申し出、断る理由なんぞ微塵もあらざれば御言葉に甘えさせて頂き、彼女のWi-Fiネットワーク教えて頂き、コーヒーなんぞ飲みつつ快適ネットに感謝するばかり。

 

 

結局他のメンバーも追随され、皆してコーヒー御換ばれとなりし次第。壁には数多のアート作品飾られれば、この居間の壁にも謎の壁画描かれし。

 

 

今宵の会場 Black Sheepへ到着。毎度乍ら此処は搬入搬出に難儀すれば、夥き交通量誇れど道幅狭小な道に搬入口が面すれば、バンをギリギリまで寄せ駐車、而して閃光の如き早業にて搬入果たせし。

 

 

「トイレ後進国」フランスへ至るや、案の定便座あらぬは当然か。

 

 

サウンドエンジニアがマイキングに勤しまれる間、階上のバーにてビール呷る東君之圖。

 

 

バーカウンター上に、様々な形状せしビールサーバー並べば、流石はフランスかな、ギロチン意匠されし代物発見。

 

 

サウンドチェックも済ませるや、晩飯は界隈のベトナム料理屋よりのテイクアウトにして「焼飯+焼そば+酢豚+鶏肉と木耳の炒め物+チキンカレー+スパイシーチキン+スパイシーシュリンプ+チキンサラダ」適当に皿に盛り頂戴せり。携行するホットソース施せば美味。

 

 

今宵、先鋒務めて下さりしは、キーボード+ギター+ドラムなるベースレストリオ「Early Puppets」にして、オルガン入ればこそのトワイライトなガレージパンク風に始まり、クラウトロック風ミニマリズムにまで至られれば、ホール内は大いにヒートアップせり。

 

 

今宵は90分のセットたる筈なれど、諸事情に由り80分のセットを披露せり。天井低き地下室にして(入口は道路に面すれど、斜面に建てば階上のバーも亦、反対側の道路に面する構造なり)ソールドアウトなれば満員御礼、開演前より既にホール内の空気薄くして、室内湿度は既に80%を優に越えしと思われれば、セッティングせしのみにて濁流の如く発汗、1曲目終えし時点にて、既に通常の1ステージ終演に匹敵する発汗ぶり、ジョンソンも流石に堪り兼ねマント脱ぎ去れば、賢明なる判断か。その後も愈々滝どころか濁流、否、土石流の如き発汗続けば、まるで衣服ごと風呂へ飛び込みしが如き有様、私は掌や足の裏等の末端部分に一切汗かかぬ性分なれど、腕より汗が伝い指先へと至れば、遂には長風呂の如く指先がふやける珍現象さえ勃発、ピックを持つ指先が斯くも心地悪しきとは驚きさえ誘うか。いやはやサウナにて演奏せしが如し、意識さえも些か朦朧とすれば、不覚にも「Pink Lady Lemonade coda」素っ飛ばせし顛末、然れば終演するや未だ10分も残せし次第なり。客席も当然サウナ状態にして酸素希薄なれど、こちとら決死の疾走大暴走へ至るや、ホール内も正に「ディスコ・アウシュビッツ」とでも形容すべきか、完全にガス室トランス状態の如きと化し、遂には大団円へ至り幕。

 

1. Dark Star Blues

2. Blue Velvet Blues

3. From Planet Orb With Love 

4. Disco Pink Lady Lemonade ~ Nanique Another Dimension pt.2 ~ Cometary Orbital Drive

 

下の画像は、私がステージ上にて撮影せし1枚。

 

 

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶わねば、悪しからず。

 

酸欠寸前にて楽屋へ戻り衣装脱ぎ捨て絞るや、果たしてバケツ1杯分程もあらん汗が絞り出されし。

機材も片付け搬出待つのみとなれば、階上のバーへ繰り出し、ビールなんぞ呷らんとす。

 

 

今宵の投宿先たる民泊一軒家へ帰還するや、先ずは衣装のみならずTシャツやズボンも全て洗濯し干さねばならぬ始末、

 

 

庭先に吊り下げられる洗濯物の数々之圖。

 

 

ネット接続が庭先及び路上のみん限定されれば、東君とMorganはガーデンネット中、

 

 

ジョンソンは夜食のカップヌードル堪能中、

 

 

NANI君はボトル振られ「さあ実験を始めようか」魅惑のビルド・ワールドへ飛翔3秒前、

 

 

ウルフは、今宵「夜狼活動禁止之令」発令されれば、座敷牢に監禁中。

 

 

夜食食らわんとすれば、そもそも道中弁当食い損れし処へ、先の晩飯残党を盛り合わせれば、今宵は「ケトル様ダーク ノワール・ブラック・シュバルツ」にも御急速頂くべく、キッチンに備えられる電子レンジにて加熱調理施し、

 

 

斯くして「ベストマッチ混ぜごはん ワカカマピーマト+焼そば+スパイシーシュリンプ&チキン」食せり。

 

 

カップヌードル平らげられしジョンソンなれど、空腹治らずして卓上に用意されし朝飯用パン召喚、トースターにて焼かれる傍ら、日本より持参されしレトルトカレーも温められ、

 

 

「カレーパン」として食されれど、曰く「不味ぅ~!このカレーがめっちゃ不味い!」何とも御愁傷様。

 

 

NANI君も、今宵はケトル様に御休み頂きキッチンスタジアムへ参戦、

 

 

十八番「スパゲッティー・ペペロンチーノ」拵えられるや、昨夜のケータリングたりしウイスキー召喚、斯くして曰く「ペペロンチーノ!ウイスキー!ベストマッチ!!」

 

 

監禁状態より特赦似て釈放されしウルフも、一足遅れにてキッチンスタジアム参戦、斯くして「ネオ格差コンビ」御両名揃い踏みと相成るや、毎度乍ら互いになんやかんや揶揄し合いつつも、大いに楽し気な御様子かな。

 

 

午後に御世話になりし向かいの女性宅にても見掛けし壁画と同じ代物、否、能く能く見ればこちらのみ円の中に「WTF(What The F*uck)」なるメッセージが刻まれし。果たしてこの壁画に秘められる謎とは、是如何に。久々に本業たる私立探偵復活かと、些か緊張気味と相成りし。

 

 

斯くしてMontpeliereの夜は更け行きし。

 

NANI君のブログも絶賛並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。