London (Recording day 2) | 大ぼら一代番外地

London (Recording day 2)

本日もLondonはLodge Studioにて「Moog Lab」より依頼されし、ムーグより拝借せし膨大な機材一式を以て、レコーディング作業に勤しまんとす。如何せんアルバム1枚を、ミックスダウンまで、僅か2日間にて行えとは、多作バンドなる我々AMTなれば問題あらざれど、所謂作曲→練習→録音なんぞたる過程辿るバンドなれば、到底不可ならん。

 

 

朝飯を食らわんと食材調達へ赴かんとすれば、ウルフより界隈のスーパーTESCOが24時間営業と伺い赴くや、入口傍らに設営されるATMが24時間使用可能にして、肝心のTESCOは午前7時開店なれば、彼奴めのガセにて二度足を踏まされし。

斯くして牛ステーキ肉、レタス、パクチー、レトルトのバターチキンカレー、冷凍食品たるチキンケバブ贖いし。

 

 

米を炊けば、レトルトのバターチキンカレーと冷凍食品たるチキンケバブを加熱、ごはんとレタス千切りを和え、そこへバターチキンカレーを盛り合わせるや、チキンケバブをON! 刻みパクチー投下、仕上げに唐辛子添えれば、豪華な朝飯「チキンケバブ&バターチキンカレーDX」食せり。昨今は大英帝国にて販売されるレトルトカレーも、随分味が向上すれば、高価にして糞不味きフランスとはその差は歴然、そもそフランス人に、大英帝国植民地たりしインドが由来のカレーなんぞ馴染み薄ければ当然か。辛味を生唐辛子を齧る事に得れば、カレーの味そのもの損なわれず、チリソースの類いの如く、無駄な塩分摂取もあらざれば、これこそ最善の道にして一石二鳥。

 

 

俄かにキッチンスタジアムが賑わえば、東君とNANI君が、共にモーニング・ステーキ焼かんとされし。

 

 

午前中は、ベーシックトラックの編集に終始、無事概ねの雛形仕上がれば、昼餐休憩とせん。

いざ牛ステーキ肉召喚、筋切り施し、微量の塩と刻みし大蒜施せば、フライパンにて加熱調理、

 

 

刻み葱を和えし「葱ごはん」の上にレタスを敷き詰め、その上に切り分けし牛ステーキをON! おろし大蒜とポン酢施せば、これにて「和風牛ステーキ丼」完成、いざ食らえば焼き加減絶妙にして、激烈に美味なるかな。

 

 

午後は先ず、最後のオーバーダビングに取り掛かれば、

 

 

シンプルなリフの繰り返しなればこそ、リズムに乗り切れず、珍しくもNG連発されどツボ状態へ陥りしミツルちゃんなれば、この窮状を救うべく、傍らにてリズムメーカー務められる心優しきNANI君之圖。

 

 

そのNANI君より頂戴せし写真、此処に掲載させて頂く次第。

 

 

 

「Moog Guitar」なるシンセギターに挑戦される、ギターシンセ愛用者ミツルちゃんなり。

 

 

斯くしてオーバーダブも全パート終了すれば、愈々ミックス作業へ突入せん。

 

 

 

然れど流石に耳休め必要なれば、1時間半の小休止とせり。その隙にAMTヤングお兄さんチームと連れ立ち、界隈のチャリティーショップ(所謂リサイクルショップの類い)巡れば、正に「ウルフな出で立ち」に挑戦せんとするウルフなれど、結局購入へは至らじ。

 

 

ミックス作業は、夜を徹するかと思われれど、何とか深夜0時を以て、無事完了。斯くして2日間のレコーディングにて、1アルバム1枚完成せり。2日間我々に御付き合い下さりしエンジニアやスタッフの方々とも、完成するや思わず熱く握手交わせば、僅か2日間とは云え、共に素晴らしき作品作り出さんとの想いは共通にして、然ればこそ私の無茶無謀なリクエストにも二つ返事にて快諾実行下されば、一丸とならん熱き魂の想いも芽生えし次第、勿論彼等も仕事とは云え、大いに感謝して余りあるばかりかな。

 

これにて漸く晩飯食らわんとす。ごはんに刻み葱和えれば、界隈のインド人が営まれる食品店にて、鯖塩漬けの如き所望、電子レンジにて加熱するや「葱ごはん+塩鯖」食さんとすれど、

 

 

塩鯖が即死級の塩っぱさになれば、身を解し水洗いに処し、それをごはんへON! 斯くして「鯖葱ごはん」として食せば、美味なり。

 

 

鶏腿肉5枚を一度に焼鳥とされしNANI君、

 

 

豪快「焼鳥丼マックス」食され御満悦なり。

 

 

各々ウイスキー、ワイン、ビール等を以て、レコーディング・ミッション完遂及びアルバム無事完成を祝し、乾杯せり。

 

人生万事何某か摂取症候群にしてタブレット愛好家たる成人病エキスポことミツルちゃんが、忌まわしくも今回も風邪拗らせ乍らも欧州遠征に参加されれば、他人への迷惑なんぞ一切省みねばこそ、風邪菌飛散防止すべくマスク着用なんぞの気配りされる筈もなく、無神経にも風邪菌撒き散らせば、未だツアー序盤にも関わらず、全員風邪気味と相成りし次第。そもそも2年前の北米ツアー終盤に、極度の脱水症状に由る全身機能障害引き起こせしも、呪わしくもミツルちゃんが日本より持参せし風邪に起因すれど、今尚全く反省の色なんぞあらざるどころか、仮令風邪拗らされれど、我々に自己管理不行き届き等と叱責されるを厭えばこそ、風邪たるを隠蔽、成る可く健康もしくは平癒を装われれば、当然マスク着用なんぞされる筈もなく、他人の事なんぞ何処吹く風と風邪菌撒き散らす厚顔ぶり、腹立たしきは、己れが風邪拗らせツアーに参戦し乍ら、下手すれば自分一人のみ完治し帰国の途に就かれる身勝手さ、いやはや斯くも遠からぬ未来に、何らかの報復制裁を食らうは火を見るよりも明らかならん。人並みに風邪とか引いて来な、このマザコンとっつぁん坊やデブが!

 

斯くしてLondonの夜は更け行きし。

 

NANI君のブログも並行更新されれば、是非に御拝読頂きたし。