睦月饕餮譚 其之参(デッカー丼編) | 大ぼら一代番外地

睦月饕餮譚 其之参(デッカー丼編)

徒然なる儘に、睦月饕餮譚の続き綴らんとす。
 
「小鯵南蛮漬け+つまのピリ辛山椒煮+あん肝+八町のりゅうきゅう+味付海苔+油揚げと大根の味噌汁+辛子明太子ごはん」食せり。
 
 
先日開缶せしランチョンポーク残党召喚、炒飯の具材、更には其の儘焼けば、斯くして「スパム白菜炒飯+ポーク+つまのピリ辛山椒煮」食せり。
 
 
エースコック「ぱくぱくパクチー レッドカレーヌードル」なるカップ麺頂戴せしを召喚、
 
 
「Let's パクチー体験!」なんぞのコピーも添えられれば、果たして如何程なパクチー三昧ぶりか、
 
 
然れどいざ開封すれば、別袋に僅かばかりの乾燥パクチー添えられるのみにて御粗末至極、然れば毎度乍ら別の器へ移し変え、刻み生パクチー大量投下、序でにハバネロオイルも投下、斯くして漸く納得し得る「パクチー体験」果たせり。
 
 
St.ヴァレンタインデーなんぞ睨みてか、ペヤングが亦しても珍妙なカップ麺「ギリ チョコレート やきそば」新発売されにければ、旧友にして甘味党且つ「漢の料理家」たる中谷君に、是非にも挑戦頂きレポ期待するものなり。
 
 
屁垂れな私は、普通に麺のスナオシ製袋入即席麺「ソース焼そば」所望、
 
 
ランチョンポーク残党召喚、斯くして沖縄家庭料理「ポークと玉子」ならぬ「ポークと焼そば」食せり。些か沖縄気分昂まれば、史上最強万能辛味調味料たる絶品「タケシオイル」も施せし。因みに沖縄式焼そばとは、アメリカンテイスト求められればこそか、何とケチャップ味なりけりと伺いし。
 
 
然れば沖縄式焼そばより連想せられし故、ランチョンポーク残党を再度召喚、ケチャップ味なれど焼そばならぬスパゲッティー拵えれば、史上最強万能辛味調味料「タケシオイル」施しつつも、目玉焼と、刻み生バジルも添えれば、斯くして「スパム・ナポリタン・スパゲッティー・バジルスペシャル」食せり。
 
 
コールドスリープに処せしカレー残党召喚、毎度乍らごはんに千切りレタス和えれば、目玉焼と亦しても目玉焼と刻みパクチーも添え、斯くして「手羽元カレー」食せり。
 
 
手焼きパンなんぞ頂戴すれば、そもそも私の食卓にパンが並ぶなんぞ稀至極どころか概ね皆無、果たしてパンを自宅にて食するはいつ以来か、概ね20年以上ぶりならんとさえ思われれば、トースターにて軽く炙り、バターの備蓄あらざれば「自家製バジルオイル」を添え、斯くして「手焼きパン+目玉焼+生バジル入りトマトスープ+コーヒー」食せり。
 
 
 
大好物たる鰻蒲焼所望しつつも、圧力鍋にて豚バラ肉と野菜炊き合わせれば、斯くして「鰻丼+豚バラ肉と野菜の炊き合わせ+ワカメの味噌汁」食せり。鰻丼のごはんに実山椒忍ばせしとは云わずもがな。
 
 
鰻蒲焼残党召喚、斯くして「鰻丼+蕪と茗荷の味噌汁」食せり。
 
 
嘗て率いしバンド「えろちか」の音源や写真等あれこれ捜索すれば、AMT宗家初海外ツアー行いし当時の写真発見せり。今を遡る事19年、1998年なれば、いやはや正に光陰矢の如し。
 
 
僅かばかり残りし明日香村産黒米発見、白米と共に炊合せれど、余りの微量にて色付きもせぬ有様、斯くして「豚バラ肉と野菜の炊き合わせ+蕪の葉炒め+味付海苔+蕪と蕪の葉の味噌汁+ごはん」食せり。
 
 
「鯵の南蛮漬け+湯豆腐+大根と人参と油揚げと茗荷の味噌汁+ごはん」食せり。湯豆腐は、所謂大阪の大衆酒場にて供されるスタイルにして、即ち湯煎せし豆腐を出汁に浮かべとろろ昆布添える代物と知れ。
 
 
「人参しりしり+焼売+味付海苔+椎茸と蕪と蕪の葉の味噌汁+ごはん」食せり。
 
 
界隈のスーパー玉出惣菜コーナーにて所望せし鯵フライと鰯天に、大根おろし添えれば、斯くして「鯵フライ&鰯天+味付海苔+白菜の味噌汁+ごはん」食せり。
 
 
八町刺身をつま共々ごはんにON! 刻み茗荷と刻み荏胡麻添えれば、斯くして「八町丼+三度豆の黒胡麻和え+味付海苔+蕪と茗荷の味噌汁」食せり。
 
 
雪景色が続く明日香の深山なれば、
 
 
「鯖&海老しゃぶ」に興じんと、きずし用塩鯖1尾を3枚おろしに処し、コールドスリープに処されし有頭海老召喚、
 
 
水菜、白菜、椎茸、豆腐なんぞも並べれば、
 
 
鯖は大根おろしに着水、たっぷりのおろし共々食らうべし。
 
 
立派な明日香村産自然薯所望すれば、
 
 
「自然薯とろろ汁+茗荷山椒納豆+味付海苔+蕪と人参と椎茸と油揚げと茗荷の味噌汁+ごはん」食せり。
 
 
「鰯の生姜煮」拵えし。
 
 
映画「ブレードランナー」に於ける有名過ぎしシーン、デッカードが屋台にて何やら注文すれば、大将が日本語にて「2つで充分ですよ」なる件り、
 
 
久しく何が「2つで充分」たりしか物議醸せども、DVDボックスに収録されし「ブレードランナー:ワークプリント」版にて、ついにその存在を確認し得れば、この不気味な魚がON! されし丼こそ、今やファンの間に於いては「デッカー丼」とさえ呼ばれる代物にして、
 
 
 
然れば鰯の生姜煮を以って、この「デッカー丼」に挑戦せんとす。ごはんの上に先ずレタス敷けば、鰯生姜煮を「2つで充分」ならじと3尾ON! 薬味に刻み茗荷も添えれば完成せり。
 
 
先達て鯖しゃぶの為に3枚おろしに処せし塩鯖の中骨と頭より身を解し、湯通しせし山葵菜に酢と黒胡麻を施し和えれば、斯くして「デッカー丼+山葵と鯖の黒胡麻酢和え+もずく酢+味付海苔+豆腐の味噌汁」食せり。
 
 
トムヤムペーストを以って「タイ風焼きビーフン」食せり。
 
 
大量の実花椒、花椒粉、花椒油、生ハバネロを以って「我流激辛激痺れ麻婆豆腐」拵え食せり。麻婆豆腐と飯の相性芳しからずと思えば、麻婆豆腐のみを食らう次第。
 
 
「自然薯とろろ汁+もずく酢+山葵と鯖の黒胡麻酢和え茗荷添え+味付海苔+ワカメと豆腐の味噌汁+ごはん」
 
みつるちゃんがFacebookへ、ウスターソース味焼き飯の写真投稿されれば、思わず煽られ「ウスターソス味チキン焼き飯+焼売+オニオンスープ」食せり。
 
 
鯖水煮缶、白菜、玉葱、人参、茗荷、生姜、大蒜を胡麻油にて炒め合わせ、茹で上げし素麺を投下、自家製山椒昆布つゆを以って味整え、茹で玉子も添えれば、仕上げに史上最強万能辛味調味料たる絶品「タケシオイル」投下、斯くして「鯖ソーミンチャンプルー」食せり。
 
 
「えろちか」が1991年秋を以ってライヴ活動停止せし際、自主製作にてリリースせし小冊子付きカセット「Live '91」のマスターテープの行方捜索すれば、代わりに199年春、キーボード奏者黛玉脱退を惜しみ、彼が参加せしライヴテイクを収録せしカセットを発見せり。
 
 
当時ライヴ会場にて販売せしと思われれど、如何せん記憶に薄し。
 
 
「デッカー丼」の食品サンプルを製作されし御仁ありと知れば、その画像をネット上より無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。
 
 
然ればそれを参考に、今一度「デッカー丼」拵えんとすれど、ごはんの量然程要らねば、丼の半分は「山葵菜の胡麻和え」とさせて頂き、
 
 
その上にレタスを敷き、しりしりに処せし人参僅かに散らせ、今回はデッカードが当初所望せし「4つ」即ち鰯生姜煮を4尾ON! 而して折角のレタスも人参も拝めぬ有様、悪しからず。
 
 
斯くして「デッカー丼DX+白子ポン酢+海鮮汁」食せり。