カツカレーうどんは絶品なれど、生きとし生けるものは決して生き返るべからず
昨夜早々に轟沈せし故、まるで時差ぼけの如く午前3時前に目覚し有様。朝飯に御節の残りなんぞ摘み、河端家自家製辣韮をお袋より御裾分けして貰いし。
明日香の山寺へ舞い戻れば、何と本日は御近所さんの寄り合いにして新年会なりけり。御近所の奥様方が慌ただしく仕込みなんぞされておれば、台所も使う訳にもいかず、然れば昼飯は暫し御預けと相成りし。朝早く起きれば思わず転寝、寄り合いも終わり、御近所の奥様方も帰られると御挨拶頂き、慌てて目覚める始末。炊き込み御飯と蒲鉾と漬物の残りを御裾分け頂き、ならば「大根と蕪の葉炒め＋納豆オムレツ＋蒲鉾＋漬物＋粕汁＋炊き込み御飯」を以て遅き昼飯とせん。
「炊き込み御飯」は、何とも素朴な味わいなれど大層美味。思わず御相伴に肖りし家庭の味を、大いに堪能せり。
「大根と蕪の葉炒め」は、刻みし大根と蕪の葉と唐辛子を胡麻油にて炒め、ヤマサ昆布つゆを鍋肌にひと回しすれば完成、ごはんの御供に最適なり。
「納豆オムレツ」は、何かもう一品を思いし際、手軽に手早く拵え得る一品として重宝するものなり。オムレツと名付けておれど、納豆に添えられるタレを、溶き玉子にぶち込み味付けとし、刻み葱は豪快にぶち込めば風味も素晴らしく、また納豆は練らずに放り込むがポイントなり。
飯を食らいつつ、太川陽介主演のTVドラマ「猿飛佐助」DVD4枚組ボックスを遂に観終えし次第。
当時の人気アイドル太川陽介の主演のみならず、同じくトップアイドルたりし川崎麻世が真田幸村を務める一方、徳川家康を西村晃が、大久保長安を岸田森が、服部半蔵を小池朝雄が演ずれば、アイドル相手にこれまた強烈なるラインナップと思われれど、更に真田郎党も、三好清海入道を宍戸錠が、霧隠才蔵を倉田保昭が、由利鎌之助をおりも政夫が、穴山小助をなべおさみが、紅一点なるくの一ホタルを秋野暢子が演じておれば、果たしてなんちゅう出鱈目なキャスティングやねん。
何しろ史実どころか所謂立川文庫にて御馴染み「真田十勇士」さえ殆ど無視せし破天荒なるストーリー展開、そもそも徳川家康が、対豊家戦略の為に造船せし軍船「天下丸」って何やねん？勿論猿飛佐助による忍法の数々の出鱈目さは語るに及ばず。
さていよいよ最終回、斯くも出鱈目なるアイドル時代劇なれば、果たして如何な結末を迎えるものかと胸躍らせれば、軍船「天下丸」は、佐助が考案せし「甲賀忍法潜水亀甲」即ち木造潜水艇を以て、敢え無く爆破撃沈され、いよいよ佐助は恩師戸沢白雲斉の仇たる服部半蔵と最後の決闘に臨むや、見事半蔵こそ仕留めれど、自称「天下第一の妖忍」こと徳川家康率いる大忍者軍団による、それも忍法にあらず単なる銃撃により、その兇弾に為す術もなく倒れれば、
更に忍者軍団により弓攻撃も食らい、まるで「弁慶の立ち往生」か！
否、残念ながらダウン、
更に止め（とどめ）とばかり、再び銃撃されれば蜂の巣状態、
流石の猿飛佐助も最早これまで、
亡き恩師戸沢白雲斉を偲びつつ、
ここに絶命す。
斯くして主人公たる猿飛佐助は、大阪冬の陣開戦前にして既に死亡せり。先日紹介せし東映大型SF時代劇「真田幸村の謀略」の結末、即ち猿飛佐助のみ生き残り宇宙へ還るこれまた破天荒なる展開とは、まるで真逆。これも当時は「太陽にほえろ」を筆頭に、人気若手刑事の殉職シーンなんぞに大いなる美学を感じられし時代なればこそ、斯様なエンディングたりしか。当時この佐助の最期を以て、果たしてどれ程の若き女性達がテレビの前にて涙せしか。何にせよアンハッピーエンドとは、日本人の琴線に大いに触れるものならん。なればこそ、死せず復活蘇生する最近の漫画やアニメの主人公達こそ、ホンマ何とかしたれや！何しろ小学生低学年の50%以上が「人は死んでも生き返る」なんぞと真面目に信じる御時世、いよいよ世も末じゃ！否、あいつらは死んでも生き返るらしいから、世が末になろうが生き返る手筈にして、人とは死すればこそ、来世に転生し得れば極楽浄土にも達し得るものなれど、延々と生き返り生き存えるとは、何よりの辛苦とならんや、是如何に。まあ生き返ると信ずるお前らは、永遠に生き返り続ければ宜し。
本日の居候猫ロイド、毎日斯くもその様を紹介すれど、何しろ彼奴の行動パターンとは日々同じうして、昨日と然程変わらぬ次第。十八番の甘えたポーズにてアピールせし後、
私の膝に乗りて得意顔、ホンマお前は毎日何を考えて生きてるねんな？
晩飯は豪華に「カツカレーうどん」でも拵えん。カツカレーうどんと云えば、思い出されるは九州は大牟田の絶品うどん屋「大力茶屋」名物のカツカレーうどんならん。ハチ食品製レトルトカレー「カレー専門店のビーフカレー」を少量の湯にて延ばし、ヤマサの昆布つゆにて味を整え、茹で上がりしうどんにぶっ掛ければ、豪快にヒレカツ1枚を乗せ、茹で玉子を添え、刻み葱をも盛れば、これにて「カツカレーうどん」完成せり。例えレトルトカレーであれ、矢張り揚げたてサクサクなるヒレカツが乗れば、これは絶品にして大いに美味なり。
明日香の山寺へ舞い戻れば、何と本日は御近所さんの寄り合いにして新年会なりけり。御近所の奥様方が慌ただしく仕込みなんぞされておれば、台所も使う訳にもいかず、然れば昼飯は暫し御預けと相成りし。朝早く起きれば思わず転寝、寄り合いも終わり、御近所の奥様方も帰られると御挨拶頂き、慌てて目覚める始末。炊き込み御飯と蒲鉾と漬物の残りを御裾分け頂き、ならば「大根と蕪の葉炒め＋納豆オムレツ＋蒲鉾＋漬物＋粕汁＋炊き込み御飯」を以て遅き昼飯とせん。
「炊き込み御飯」は、何とも素朴な味わいなれど大層美味。思わず御相伴に肖りし家庭の味を、大いに堪能せり。
「大根と蕪の葉炒め」は、刻みし大根と蕪の葉と唐辛子を胡麻油にて炒め、ヤマサ昆布つゆを鍋肌にひと回しすれば完成、ごはんの御供に最適なり。
「納豆オムレツ」は、何かもう一品を思いし際、手軽に手早く拵え得る一品として重宝するものなり。オムレツと名付けておれど、納豆に添えられるタレを、溶き玉子にぶち込み味付けとし、刻み葱は豪快にぶち込めば風味も素晴らしく、また納豆は練らずに放り込むがポイントなり。
飯を食らいつつ、太川陽介主演のTVドラマ「猿飛佐助」DVD4枚組ボックスを遂に観終えし次第。
当時の人気アイドル太川陽介の主演のみならず、同じくトップアイドルたりし川崎麻世が真田幸村を務める一方、徳川家康を西村晃が、大久保長安を岸田森が、服部半蔵を小池朝雄が演ずれば、アイドル相手にこれまた強烈なるラインナップと思われれど、更に真田郎党も、三好清海入道を宍戸錠が、霧隠才蔵を倉田保昭が、由利鎌之助をおりも政夫が、穴山小助をなべおさみが、紅一点なるくの一ホタルを秋野暢子が演じておれば、果たしてなんちゅう出鱈目なキャスティングやねん。
何しろ史実どころか所謂立川文庫にて御馴染み「真田十勇士」さえ殆ど無視せし破天荒なるストーリー展開、そもそも徳川家康が、対豊家戦略の為に造船せし軍船「天下丸」って何やねん？勿論猿飛佐助による忍法の数々の出鱈目さは語るに及ばず。
さていよいよ最終回、斯くも出鱈目なるアイドル時代劇なれば、果たして如何な結末を迎えるものかと胸躍らせれば、軍船「天下丸」は、佐助が考案せし「甲賀忍法潜水亀甲」即ち木造潜水艇を以て、敢え無く爆破撃沈され、いよいよ佐助は恩師戸沢白雲斉の仇たる服部半蔵と最後の決闘に臨むや、見事半蔵こそ仕留めれど、自称「天下第一の妖忍」こと徳川家康率いる大忍者軍団による、それも忍法にあらず単なる銃撃により、その兇弾に為す術もなく倒れれば、
更に忍者軍団により弓攻撃も食らい、まるで「弁慶の立ち往生」か！
否、残念ながらダウン、
更に止め（とどめ）とばかり、再び銃撃されれば蜂の巣状態、
流石の猿飛佐助も最早これまで、
亡き恩師戸沢白雲斉を偲びつつ、
ここに絶命す。
斯くして主人公たる猿飛佐助は、大阪冬の陣開戦前にして既に死亡せり。先日紹介せし東映大型SF時代劇「真田幸村の謀略」の結末、即ち猿飛佐助のみ生き残り宇宙へ還るこれまた破天荒なる展開とは、まるで真逆。これも当時は「太陽にほえろ」を筆頭に、人気若手刑事の殉職シーンなんぞに大いなる美学を感じられし時代なればこそ、斯様なエンディングたりしか。当時この佐助の最期を以て、果たしてどれ程の若き女性達がテレビの前にて涙せしか。何にせよアンハッピーエンドとは、日本人の琴線に大いに触れるものならん。なればこそ、死せず復活蘇生する最近の漫画やアニメの主人公達こそ、ホンマ何とかしたれや！何しろ小学生低学年の50%以上が「人は死んでも生き返る」なんぞと真面目に信じる御時世、いよいよ世も末じゃ！否、あいつらは死んでも生き返るらしいから、世が末になろうが生き返る手筈にして、人とは死すればこそ、来世に転生し得れば極楽浄土にも達し得るものなれど、延々と生き返り生き存えるとは、何よりの辛苦とならんや、是如何に。まあ生き返ると信ずるお前らは、永遠に生き返り続ければ宜し。
本日の居候猫ロイド、毎日斯くもその様を紹介すれど、何しろ彼奴の行動パターンとは日々同じうして、昨日と然程変わらぬ次第。十八番の甘えたポーズにてアピールせし後、
私の膝に乗りて得意顔、ホンマお前は毎日何を考えて生きてるねんな？
晩飯は豪華に「カツカレーうどん」でも拵えん。カツカレーうどんと云えば、思い出されるは九州は大牟田の絶品うどん屋「大力茶屋」名物のカツカレーうどんならん。ハチ食品製レトルトカレー「カレー専門店のビーフカレー」を少量の湯にて延ばし、ヤマサの昆布つゆにて味を整え、茹で上がりしうどんにぶっ掛ければ、豪快にヒレカツ1枚を乗せ、茹で玉子を添え、刻み葱をも盛れば、これにて「カツカレーうどん」完成せり。例えレトルトカレーであれ、矢張り揚げたてサクサクなるヒレカツが乗れば、これは絶品にして大いに美味なり。
