腫瘍再発 | An Ulterior Weblog

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残念ながら、犬の鼻腔内腫瘍が再発してしまった。

昨秋の術後、遠い神社まで行ってお参りもした。3ヶ月後には、手術前のような息苦しい症状が出てレントゲンを撮った。全く陰が無く安心して半年が経とうという直前に鼻血。鮮血だったので腫瘍ではないことを望んだが…

急遽、手術をして頂いた先生にメールし、CTを希望。他の予定があったようだが、直ぐに対応して頂いた。休みを取って検査の結果は前回より小さいが再発との判断。前の摘出部周縁からだという。
摘出した部位に浸潤していて、手術はもう有効ではなく、放射線治療が1番と言われた。手術の時点ではまだ抗ガン剤の有効な処方はなかったが、年末に有効な処方が得られたという論文が出たという。これでもう一つ手段は増えた。

放射線治療は30Gy(限界は50Gy)かけるという。この大学の放射線治療は最も有効であることは既に解ってはいるが、やはり晩発が怖い。それに老齢による白内障がかなり進んで来ており、放射線で促進させたくはない。
最初の予定通り、先ずはパラディアでと2週間分を処方、副作用を見るため血液検査を行い、続けるかどうかをレントゲンとで判断することにした。

パラディア処方で鼻血は直ぐに止まったままだ。副作用無くこのまま腫瘍が消えてくれるとありがたい。腫瘍がパラディアに耐性を持つまでの猶予は半年。何とかその間に腫瘍細胞を一掃したい。

手術可能な初期ステージに、あれだけ考え抜かれた手術をもってしても防げなかった。腫瘍というのは怖ろしい相手だ。


パラディア錠は体重比で投与量が決められる。ほぼ1カ月毎に血液検査で血球数や炎症反応を監視しながら副作用を抑えるようにする。我が犬は35gを月水金に投与。
なお、パラディアは発がん性を持ち、人間への副作用が大きい。処方ではゴム手袋をするか丁寧な手洗いが必要。