村上さん、とうとう本気で動き始めたようだ。
http://japanese.donga.com/Home/3/all/27/865028/1
作品のあらすじは他人からの情報で読んではいないが(あんな作品群、勘弁してほしい)、地下鉄サリン事件の取材(『Underground』)は、事件そのものは世界的に衝撃ではあったものの、所詮国内の話で今一つ世界へのアピールが弱かったからか、今度はとうとう国外との関係のある、しかも、現在一番の超大国中国との関係で最も微妙な話題で人権派的装いを加えて活路を見出そうという戦略のようだ。これには正直驚いた。まさか国際的な受賞をいくつも成してきた村上春樹が炎上作戦などというチンケな手段で攻めるとは予想できなかった。
多くの作品は存在感の薄い、わけのわからない若者たちが出てきて、全く不可解な状況で性行為にいきなり入るとかいうような、現実的でもないし、嫌悪感しか浮かばないような話の展開ばかりだったのが、一転してこれ。
こういう題材を正面切って扱うなどというのはそれなりの考えがなければ彼が作品化することに馴染まないはずだ。さらに、彼は国家というシステムに対しての対抗心を強く持っているようだから、日本に対して思うにしても、中国に対してはもっと強く思わなければおかしいのに、どうも左の非法治国家中国は日本よりもずっと望ましいものと思っているようだ。ここまでバランスを欠くと白けてしまう。
文壇には全く属していないから、日本の作家たちの支援は個人的限定的だし、公的なものも得られない。なので、もう手段がなくて諦めたのではないかと思っていたが、ところがどっこい、この手を使って来るとは。今後、日本国民がどういう不利益を受けようが知ったことではない、自分の受賞の方が大事だということ以外の何物でもない。できそこないだらけの民進党や捏造記事で国益を損した朝日新聞のやり方と同じだ。
これで本当に受賞でもしようものなら、受賞者が題材にしたということでさらに中国の誇大な言い分までも強めてしまい、事実化されて今後ずっと日本の重石となる。子供がいないし、住んでもいないからといって、こんなことをして、それほど未来永劫、日本人を貶めたいのか?村上さん?
貴方がた左の人たちの多くは、自分たちが安泰な立場にさえあれば、あたかも正義のように国なりブルジョア(昭和の響き)を批判し(日本社会党の北の拉致事実否定など)、それがときに日本人にどれほど不利益を与えようと、喝采や栄誉や富を手に入れて満足してきたのではなかったか?それを地でいこうというのか?
いよいよ世界的な名声を利用した炎上による彼のある意味最後の足掻きともとれるこの思い切った作戦がはたして功を奏すのか。一度受賞さえしてしまえば、後は何が起きようが関係はない。ここは勝負と出てきたようだ。はたして左傾向を好むノーベル賞委員会はどう評価するだろうか。翻訳が行き渡り、世界的な評価が出回るであろう来年以降、今回の新作の影響がどこまで出ているか見ものではある。
もし、これでもダメな場合、次はどうするだろうか。日本を全く含まない話は取材も難しいだろうから、どこにネタを持ってくるか。従軍慰安婦あたりか。しかし、朝鮮民族は世界的にはあまり好意的には受け取られていないから、今回以上の炎上効果は得られないはずだし、一歩間違うと多くの日本の読者が離反していくことになる。まあ、受賞できれば関係ないか。
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案の定、中国で現地翻訳版が大増刷。
http://jp.xinhuanet.com/2018-02/10/c_136964636.htm