予備校が消える日? | An Ulterior Weblog

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スキーシーズン真っ盛り。もちろん受験シーズンも真っ盛りである。海外は9月入学なので、どうして日本は4月なのかと昔から恨みに思った。スキーを楽しめないからだ。 

いまはブログの記事でも受験に絡んだものがとてもよく参照されている。受験生はとにかく本番で実力を出すように体調管理含め調整してほしい。実力出せずに落ちたときぐらい悔しいものはない。

 

さて、昔から不思議に思っているのが、どうして高校には浪人コースがないのかということ。国公立の高校は別にしても、私立高校ではやってできない話ではないと思ったからだ(やっているところがあるのかもしれない)。もともと、私立では1年早く進めて大学受験に備える。それでも失敗は起こり得るし、全員が入れる保証などない。で、ほとんどが予備校に行く。自宅浪人もいるだろうが少ない。

これだけ少子化と不景気が続いていたら、高校も奪い合いになる。事実、公立では少子化で統廃合が進んでいる。それに地方からだと予備校に通わせるための費用がバカにならない。そんなとき母校でそのままというのがあってもいいのではないかと思うわけである。

 

多くの有名大学に合格させている私立高校であれば、教師陣も予備校に引けをとらないだろう。むしろ少人数でその前からの流れで個人的によく知っているわけで、親身な指導ができる。しかし、一番はやはり経済的な問題として救われるというのが大きい。有名大学合否は親の所得にどんどん依存する状況になっている。公立高校でも可能であれば、お金がなくて地元に残って自宅浪人するなら、高校の浪人コースを利用できるというのはかなり家庭として楽なはずだ。都市部の予備校に行ってから生活が荒れるのもいるので(寮であっても、変な奴がいると酒、たばこ、パチンコなどに染められてしまう)、親元から通えるメリットは決して小さくない。

 

法的な問題は当然存在するが、少子化で縮小する地方高校の一つの策として考えてもいい。高校で受け入れるのが当たり前になれば、予備校ビジネスも縮小していくだろう。優秀な人材が金銭的に苦戦して大学を諦めるのは日本の将来にとってマイナスなのは確実で、こう予備校ビジネスが蔓延ると経済弱者は生きる道を失う。少なくともその学生分は人口も確保され続けるし、地方再生の小さな1つの手段になるのではと睨んでいるのだが。

もし実現すれば、予備校は主に模試提供や受験書籍販売に集中することになるだろう。予備校ビジネスの一部を無くし、各高校が担うわけである。予備校講師が消えることはないにしても、それを受けることができるのはお金が十分にある一部の家庭だけ。特に遠い地方の一般家庭には困難になる時代、こういう対策が検討されてしかるべきではないだろうか。

 

 

費用については大学にも当てはまる。東京の大学に地方から行くとなると、生活費が一挙にのしかかる。そのため、地方の大学に変更するという状況が進行するかもしれない。東京近郊で同居で通学というのも一つの手だが、はたして、一人で暮らす術を身につけるべきときに親と同居というのはどうかという気がしないでもない。まあ、就職後でもいいのだが、就職したらそんな余裕や余力はまずないだろう。

医学歯学を除けば大学院は希望の研究室を狙うとして、大学は地元とするだけでも親の負担はかなり減る。こういう方法が今後増えていくのではと思う。少なくとも理系では現代では大卒で何かができる時代ではなくなっている。予備校も院試を取り込み始めているので、長い先までの計画を考えておく必要がある。