夏休みも後半に入った。
昔、映画がまだ娯楽の大きな中心であった頃、『東映まんがまつり』というものがあった。とても小さい頃のことなので記憶が定かではないが、アニメ映画3つだったかを放映するものだった。その頃、いくら入館に払っていたか定かではないが大人で500円ぐらいだったろうか。映画館の中ではお菓子や飲み物も売っていた。買った記憶はない。町には映画館は3つかそれ以上あったようだが、現在は1つもない。
たしか、春、夏、冬の休みごとにまとまって行われて、子供たちがよく見に行っていたし、学校の社会授業として学年ごとで見に行くなどということもあった。
東映まんがまつりとしての作品の記憶はほとんどないのだが、『長靴をはいた猫』シリーズが有名だったと思う。
それ以外には『宇宙戦艦ヤマト』シリーズがあるが、何となく「まんがまつり」の感じがしない。
一方、さらに人気だったのが東宝と大映を中心とした怪獣シリーズ。ゴジラ、ガメラである。生まれる前からの作品群なので、TVの再放送で初めて見たというのも少なくない。それぞれに思い入れのある人がいるだろう。TVではウルトラシリーズも始まっていた。
『東映まんがまつり』の方はあまり行かなかったのか、とんと印象がないが、怪獣映画はある。その後、TVでの再放送などを見て、いま振り返って生々しさを感じた作品は以下。残念ながら後になればなるほど身に迫る緊迫感が得られなくなった。娯楽として狙いすぎる感じがあった。
◆東宝
・大怪獣バラン(白黒で生々しくおどろおどろしい。かなりの名作と思っている)
https://www.youtube.com/watch?v=m4m2RTtsd5c
・フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ
https://www.youtube.com/watch?v=HcqtnQsZLq0
この中のL作戦には衝撃を受けた。https://www.youtube.com/watch?v=6cU6Z2VOWLU
・フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン
https://www.youtube.com/watch?v=24NDUZkVPBI
(なお、フランケンシュタインは火野正平ではありません)
◆大映
・ガメラ対バルゴン
https://www.youtube.com/watch?v=-YuJV7mWZrs
(初期の大映は東宝よりセットから画質から美しい気がする)
ほかにも宇宙怪獣ギララとかガッパとか宇宙人だ地底人だといろいろあるが、見て恐怖し、現実感を感じたのはこれらの作品ぐらいである。ラドンやモスラもよいが、ここは評価は高いがあまり有名でないと思われるものをあげてみた。
暑い夏を少し涼しく過ごせるかもしれない。
※まんがまつりで唯一よいと思ったのが『空飛ぶゆうれい船』(1969)
https://www.youtube.com/watch?v=Jvzl9ft7Jeo
ステルス機能の話まで出て来る、意外に先を見ていたSFアニメ映画。とても60年代の作品とは思えない出来。TVの再放送で見たが、出来の良さの割に意外にリピート放送されない。内容は結構社会的で大人でも楽しめる。逆に、小学5、6年でもこの話が理解できるか疑問なほど。