笹井会見の予想 | An Ulterior Weblog

An Ulterior Weblog

更新は全く不定期です。広告は勝手に付き、外す費用も馬鹿らしく、アメーバからも一切頂いておりません(コメント・読者登録もアフィリエイト狙い多く、受けておりません。ご容赦下さい)
Read-only, not set communicative and periodical updating, sorry.

世間を賑わせているSTAP論文騒動。とうとう、大御所の登場で記者会見がなされる。

STAPはあるのかないのか。これについてははっきりその反応が研究を知っている人と、そうでない一般の人々で異なる。専門家の指摘のブログは一杯ある。それらは全て否定的だ。

私も否定的である。少なくとも小保方氏は学位の段階から研究者に値しない行動をとっている。彼女の学位論文を信用することはSTAPの有無以前に素人が膨大な予算を左右する研究の中心になることに何の疑問も持たないということに等しい。それで研究が進むわけがない。そこに人間はいるが、研究者ではないのだから。

今回ほど、印象操作によって国民をどれだけはぐらかすことができるのかいい例だと思う。


もし、この記事を読んでいる研究を何がしか志している人が読むならば、ああいったことは絶対にしてはならないということだけはまず伝えたい。大事な画像に加工を認めた時点でクビになってもおかしくない話なのである。

これが、どこかの地方での小さな研究所で、大きな発見の論文を所員が出したが、論文に”捏造の疑い”が濃いので首にしたという記事がどこかに出たとしよう。ほとんどの人が注意を惹かずに、その研究者は学会から締め出され、2度と戻れないだろう。でも、世間は気にもしない。理研としての戦略はうまかったが、中身が悪すぎた。そのため引きずられている。


さて、本題に入ろう。笹井氏はどういう会見をするのか。

いろいろな専門家の話からして、今回のSTAP実験の失敗の原因は彼らのやや専門外のところで起きたのは間違いないようだ。彼らは試験で得られた現象を単純にSTAP現象の証拠とみなしてしまった。十分な検討をしなかった。来年度予算獲得の時間の問題もあったのだろう。

本来から言えば、論文を取り下げて、改めて実験再現をして出し直すの筋だ。そういう方向でもう一度やり直しますと宣言する可能性が1つ。でも、やり直しても成功は見込めない。それをわかっていて、フェードアウトに持っていこうという作戦と言うことができる。

もう1つは、STAPは理研ではもうやらない。完全に小保方氏に譲る。理研は特許権を主張しないといったことでバカンティ教授のところに避難させて(ほかの研究機関では酷い学位論文の研究者を受け取ることはしないだろう)、ほとぼりが冷めるのを待つという方法。それを続けさせるためにSTAPはあると可能性だけを示唆して、小保方氏を葬らないようにする方法である。

小保方氏の契約更新がされているので、その扱いなどはどうなるのかわからないが(バカンティ教授のところに共同研究費として充当?)、このままでは理研に居続けることはできないだろう。関係者の信頼も小保方氏はもう失っている。だから、お金を出して別のところに行ってもらい、理研とは完全に切り離す方向で処置する。


後者だろうと私は思う。さて、どうなるか。

あるいはほかの手段に出るのか。。。。

どっちにしても笹井氏の昇格はしばらくは凍結になる。もしかしたら本人自ら辞職を言うかも知れない。理研を出たあとの受け入れ先を探して、表に出られなかった可能性はある。小保方氏と笹井氏がそれぞれ理研を出て、互いに別々の研究の道を進むということになる。一緒にバカンティ教授のところにはいかないだろう。学部長クラスの人間がほかの教授の下に入るということはちょっと考えにくい。


ただ、この問題の本質は、研究者に値しない人間をよく検討もせずに採用し、ずさんな研究管理のために起きたということに尽きる。理研の自業自得とも言えなくもないが、それでもやはり学位を詐称した本人が一番の根源だろう。これで、困るのは同業の研究者である。どんな成果を上げても疑われ、予算獲得に苦労させられることになるからだ。罪なことをしたものだが、多勢の弁護士をつけたところを見ると本人にはその自覚はないようである。戦い方を研究の中身から法的な方向にすり替えるとは。