幸せホルモンとは、脳内ホルモンの一種です。
脳内ホルモンとは、脳内に分泌されるホルモンや神経伝達物質の総称です。人間の脳には、心や身体を正常に保つために100種類以上の脳内ホルモンが分泌されています。
★ストレスに負けない幸せホルモン「セロトニン」
セロトニンはホルモンではなく自律神経を整える「神経伝達物質」です。
セロトニンの増やし方
① 大豆食品や乳製品を食べよう
②日中に散歩しよう
太陽の光が網膜を刺激してセロトニンの生成を活性化してくれます。
1日15分~30分は外に出て日光を浴びましょう。
★安らぎを与える幸せホルモン「オキシトシン」
・幸福感を与える・社交性を高める・不安や恐怖心を和らげる
オキシトシンの増やし方
(1)スキンシップの効果
見つめ合う・手をつなぐ・抱き合う
(2)人にやさしくする
オキシトシンは「思いやりホルモン」とも呼ばれます。
それは、相手を思いやって何かを分け与えたり助けたりすることでも、オキシトシンが分泌されるためです。
★やる気が出る幸せホルモン「ドーパミン」
人間が生きていくためには、目的達成や危険回避のために「やる気」を出さなくてはいけません。
ドーパミンは生きるために必要なやる気を促し、幸福感をアップさせるホルモンです。
ドーパミンの増やし方
(1)チーズや大豆食品を食べる
(2)小さな目標やタスクを達成しよう
達成しやすい小さな目標を設定することでドーパミンを継続的に分泌できます。また、褒美を設定することで、ドーパミンの活性化につながります。
★幸せホルモンを増やすには腸内環境も重要
セロトニンのほとんどが腸でつくられている。
「第二の脳」とも呼ばれている腸の働きによって生成されている幸せホルモンが「セロトニン」です。
セロトニンのおよそ90%は腸内で生成されているのです。
食物から摂取したトリプトファンを腸内で「セロトニンのもと」になる物質に変化させるのも腸の役割です。
発酵食品や食物繊維を積極的に摂取・腹筋運動・腸マッサージ
心の不調を感じ始めたら三つの幸せホルモンを意識してみましょう。