これまで解剖学的に仙腸関節の事を学んできましたが、その靱帯については存在を知るだけでした。
昨日の松田圭太さんのオンライン大学の学びで、少し見えてきました。
★腸骨と仙骨の動きの関係
★靱帯の拘縮と大腿四頭筋、ハムストリングとの関係
★動きの改善や痛みの改善にはどこに注目してどこを緩めれば良いのか
★アナトミートレインの大事な通り道の意味
機能解剖学を学んだ上で、その知識を「動きや痛みの改善」に落とし込めるようにさらに学んで行きたいです♡
◎骨盤の腸骨と仙骨は、真逆の動きをしている
★ニューテーション(締まりの位置) 腸骨後傾+仙骨前傾
★カウンターニューテーション(緩みの位置) 腸骨前傾+仙骨後傾
◎仙骨は前傾すると、わずかに前方、そして頭方へと持ち上がる動きをする。
これが仙腸関節の「締りの位置」であり、この仙骨運動が「ニューテーション」。(呼気の時)
◎仙骨が後傾すると、後方移動、そして足方へと沈み込む。
これが仙腸関節の「弛みの位置」であり、この仙骨運動を「カウンターニューテーション」になる。(吸気の時)
仙腸関節の可動性をしっかりと保ち、常に締まりと弛みが入れ替われるようにしておくことが必要。
つまり、仙腸関節の可動性を保ち、かつニューテーション・カウンターニューテーションの動きをうまく働かせることで体に軸を作り、力だけではなくより正確な運動を行うことができるようにしておく必要がある。