こんにちは。
いよいよ、誰にも期待されず(笑)ホットロッドショー・レポート最終回です。(;^_^A
今回は、私が大注目したこの一台オンリーをピックアップ。
ショーのたびにとてつもないカスタムマシンをお披露目してくれる
CUSTOMWORKS ZONさんの最新作!
ご覧の通り、フロントフォークが存在しない<ハブステア>という機構を採用、
しかも前後片持ちのサスペンション方式のカスタムマシンです。
<ハブステア>の構造、テレスコ・フォークと比較しての優位点は
書くと長くなるので、また改めてアップしようかと思っていますが、
このシステム自体はそう最新のメカニズムではなく、
サーキットでは70年代末~80年代、HONDA ELFがこの<ハブステア>のマシンを投入、
ロン・ハスラムのライディングで脚光を浴びました。
また、市販車では90年代にイタリアのビモータが<TESI>というバイクを発表、
現在では<TESI 3D>までバージョン・アップしています。
↑最初のTESI。タマゴっぽいですね。
当時、モーターショーかなんかで実車を見た時には衝撃的でしたね…
コチラが最新の<TESI 3D>。
独特のステアリングシステム、フレームワークが露出していて、
メカニカルでカッコいいですね!
ちなみに、TESIの開発者が手がけた<VYRUS>という、
とてつもないマシンも市販されています。高いです。(@_@)
もはやトランスフォーマーか、ガンダムか。<機動二輪ヴァイラス>(ノ´▽`)ノ
さて、ZONさんのマシンに話を戻して。
BIMOTAの場合は、スイングアームがいかにも剛性の高そうな両持ち式ですが、
コチラは片持ち式。ご覧のように、こっちサイドには、アームがありません。
注目の<ハブステア>部分。
このハブそのものが、タイヤを左右に切る機構を持っているわけですね。
完全オリジナルなのでしょうか。う~ん、スゴイ…
細~いタイヤ(しかもスリック!)。
パイプワークのスイングアームも細く、非常に華奢なフロント回りに見えます。
フロントのサスはこの位置に。
リンクを介して(おそらく)機能するようにセッティングされています。
剥き出しのプライマリー・チェーンとの対比がメカニカル&ワイルドですね。(°∀°)b
エンジンは、ナックルヘッドをチョイス。
この先端のメカニズムにして、あえていにしえのナックルという組み合わせが粋ですね~。
しかも、ターボ付き?
フレームも当然ワンオフなのでしょうね。
メカニズムだけではなく、外装も見どころ充分です。
素材は、真鍮でしょうか?
鈍く輝くボディ全体に、細かな模様が刻まれています。
フロントには、甲冑の面を思わせるようなビキニカウル。
全体に”和”を意識したエクステリアなのですね。
刻まれた模様も、鯉とか刺青の柄のような和的なモチーフで、
タンクのロゴも日の丸カラー。
あえてレトロな雰囲気のボタンがあしらわれたレザーシート。
見事な彫り物ですね。もはやアートかと。
しかし、いつも磨いていないとすぐにくすんじゃいそうです。(^_^;)
タイヤは、ドラッグレース用なんですかね。
いやはや、メーカーでもない一介のバイク屋さんが
ここまでのマシンをゼロから創り上げたことはマジ凄い!と驚嘆に値します。(((o(*゚▽゚*)o)))
ZONさんの作品にはいつも驚かせられますが、今回はさらに輪をかけて拍手です。(°∀°)b
…しかし、あえて小うるさいジジイとして(笑)意見させてもらうなら、
ところでこのバイク、ちゃんと走るんですかね?ということ。
もちろん、ライドインショーを数十メートルゆっくり入場してくる、とかいうレベルじゃなく、
例えばロングツーリングに行けて、高速道路を120km/hで安定して巡航出来て、
箱根のターンパイクを安心して走りきれるか、という実用的な水準で。
人それぞれ考え方があると思いますが、私にとってのカスタムバイクは、
あくまでバイクとしての実用性の上に成り立っているモノだと思っています。
安全性や走行性能を極端にねぐって、見た目やインパクトだけを狙った作品は、
モーターショーなどでメーカーが発表する、いわゆるコンセプトモデルだとか
デザイン・スタディという意味では価値があると思いますが、
ホットロッドショーのように、カスタムに幅のあるバイクが一堂に並んでいる場ですと
そのあたりの線引きが見る方にとっては難しいですよね。(´_`。)
極端な話、走らなくてもいいなら作り手の自由度は大幅に広がると思うんですね。
でも、そんなカスタムって果たして意味があるんでしょうか???
そんなことを考えていたら、昔のHOTBIKE誌で見かけた、
2001年のクールブレイカーに出展されていたこんなバイクを思い出しました。↓
<ハブステア>機構をオリジナルで造り込んだリジッド・ハーレー!
コチラは両持ち式のスイングアームですが、<ハブステア>のカスタムマシンが
15年前のカスタムショーにすでに出展されていたのですね~ビックラ( ̄□ ̄;)!!
2台同時に製作されたようです。当時はセンセーショナルだったでしょうねー。
ビルダーは、山口県のMOTO DREAMさん。
今見ても斬新なフォルムですね。カッコいい!
で、面白いのは、次号のHOTBIKE誌ではこのバイクの試乗が行われていること。
編集部でも、「たぶん走らないだろう」という思いのなか取材を申し込んだら、
あっさりオッケーが出たそうです。
見開きにわたって、試乗記がレポートされています。
記事によると、試乗の限りでは、まったく普通に走り、まったく普通に曲がり、
100㎞/hレベルでは両手を放してもしっかりと安定している、
つまりは普通のハーレー・レベルと書かれています。
興味深いのは、MOTO DREAMさんでは、このマシンを30台限定/328万円でコンプリートとして
当時販売したとのこと。後日、HOTBIKE誌上には、その広告も掲載されていました。
ツーリング用のオリジナルキャリアも製作したとか。
果たしてどれだけ売れたかは存じませんが、言えることは、そのようなカタチで
一般に市販できるほど、オートバイとして実用レベルであった、ということですね。
最後に、もう一台、<ハブステア>の有名なカスタムバイクを。
コチラは、AMDの常連SE SERVICEによるBMWエンジンを使った過激なマシン。
2009年の作品です。
う~ん、ガンガン走ってますね。\(゜□゜)/
他にもサーキットを攻めている動画なんかもあって、
まともに走るか、どころか、メチャクチャ速そうです。(((゜д゜;)))
そんなわけで、カスタムバイクは斬新であればある程、キチンと走る姿を見てみたいです。
そういうモノが存在することが、真に夢があると思うんですね。
やっぱり、ハリボテの夢は見たくありません。(ノ_<)
もちろん、今回のZONさんのバイクがそうだと言っているわけではありません。
あの美しいフォルムに前衛的な機構を身に着けたマシンが、
ターボをヒューンと効かせながら飛ばし、曲がり、止まる姿を見てみたいだけです。o(^▽^)o
なんだかホットロッドショーのレポートとはだいぶかけ離れてしまいました。(;^_^A
恒例、お姉さんのセクシーショットでお別れしましょう。
それでは、今回はこの辺で。








































































































