Bill's Gabor | moyo's garage

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カスタムバイク、ビンテージパーツ、イタ車、銀モノ、革モノ、ビンテージカメラ、ビンテージウォッチ、格闘技、幕末、マンガ、映画、ホラー、都市伝説・・・・・自分の好きなモノが無造作に詰め込まれたガレージです。ちょっと覗いてみてください。

 

こんにちは。

年初めこそやんわり暖かい日が続きましたが、

ここ数日はまさに冬真っただ中の寒~い毎日ですね…

あ~ヤダヤダ。(>_<)

 

さて、いわゆる生前物を中心にガボールのアイテムを細々とコレクトしてきましたが、

ここんところ良い出モノに巡り合う機会が減っていますね~…

やはり生前物は限られた数ですし、持ってる人は手放さない、そんなカンジなんですかね。

少し前は、海外のオークションなんかで「おっ、コレは!」てなアイテムが、

思いの外安価でゲットできたんですが、最近は数も少ないですし、出ても高いです。゚(T^T)゚。

 

私がよく購読しているファッション誌<SENSE>の1月号に、

米国レザー&シルバー界の巨匠Bill Wall氏の特集が8ページにわたり組まれておりました。

その中に、氏の所有するガボールのアイテムが結構な数、紹介されていたので、

ちゃっかり載せちゃいますね(^▽^;)

 

↑このあたりのアイテムは、割とおなじみのモノでしょうか。

下段のWING SKULLは、少し前まではヘルズエンジェルズ絡みとかで

中々厄介でレアなアイテムだったらしいですが、

今では<ガボラトリー・ホールディング>さんで普通にラインアップされてますね。

 

この辺は、さすがのレアモノ揃いですね。Σ(・ω・ノ)ノ!

あまり見かけない顔ぶれがチラホラ…

 

このワニ、アリゲーターですか、いい味ですよね。ピンズになっているのかな?

<ガボラトリー・ホールディング>さんでも復刻されていますが、

真正の生前物は初めて見ました。使い道は判りませんが、欲しい(笑)

 

このクロスは珍しいです。(@_@) コブラの頭を4つ組み合わせたかの様な不思議な造型…

以前に当ブログでちらっとご紹介したことがありますが(以前の記事は、コチラ

私も本物は見たことありません。未だ復刻もされていませんよね。

ディテールもかなり凝ってるし、いいですよね、コレ。

 

刻印のたくさん入ったヌードルのペンダントも良いですね。

その他3本は、ジッパープルでしょうか。

左のマリブクロスとダガーが合体したようなデザインも初めて見ました。

上部のチェーン?部は、ケーブルワイヤーが編まれたもののようです。

真ん中の小さなアックスとスパイクが付いたスカルは、何度か拝見したことありますね。

小さくてよく見えませんが、額に<BWL>のエングレーヴ入り。

上のレザー部に並んだ黒い6角形のメタルパーツは、

当時のライダースなんかのジッパープルによく使われていたパーツです。

右端のシングル・スカル・ダガーは、アックス部分が折れちゃったのかな(  ゚ ▽ ゚ ;)

 

丸棒Tバーのスパイクブル・ブレスレットですが、気になるのは

スカルにリンクされたパーツ…H.W.Oとアンカー・チェーンみたいですが、

激しく彫りこみが施されていますね。コレも初めて見ました。

さすが、故ガボール氏の古くからの友人だけに、

今となっては目にすることもない当時モノを沢山秘蔵しているのでしょうね…w川・o・川w

 

締めは、もはや国宝級の逸品と言ってもいい、

Gabor Nagy×Bill Wallのコラボ・ライダース・ジャケット!

ビル氏がレザーを仕立て、ガボール氏がシルバーで装飾し、

互いの若い情念がぶつかり合い混じり合って生み出された

まさに怪物のようなライダースですね。ヽ(`д´;)ノ うおおおお!

腹部に鎮座ましましたるどデカいスネーク・ボーンは、

ビル氏曰く「ガボールが1988年に14個だけ作って、革ジャンに付けていた。

ZZトップのビリー・ギボンズ他、極一部のセレブにだけ販売された」のだとか。

う~む、14個か…ガボール・コレクションの極北ですな。

 

さまざまなエキゾチック・レザーを使用し、そこへ多様なレザーアートを駆使して、

当時のビル氏の持てる技術をフルに投入して、

凄まじい情熱のもと仕立てられた感があります。まさに入魂の一着。

ディテールも凄いですね。

なんといっても、スタッズのように両肘に打ち込まれたハッピースカル!

トータルで100個! *゚Д゚)*゚д゚)*゚Д゚)エエェェ 贅沢です。

 

<BILL WALL LEATHER>の乱雑な(かどうか知りませんが ;^_^A)工房の片隅に、

こんな激レアな生前アイテムたちがさりげなく転がっていそうですネ。

一度、見学に行きたいものです。(°∀°)b

 

それでは、また次回。