このブログは、元某進学塾講師の
わが子の小学生~中学生時代の学習の記録を
中心にお届けします!
算数は、日常生活だけでなく、将来の学業や仕事においても大きな役割を果たす科目です。
多くの親が「子供に算数が得意になってほしい」と願う一方で、そのためにはどのような家庭環境が必要か悩むことも多いでしょう。
この記事では、算数が得意な子供を育てるために、家庭で取り組むべきポイントや具体的な方法を紹介します。
1. 算数を身近に感じさせる
日常生活に算数を取り入れる
算数を得意にするためには、まず算数を身近に感じさせることが大切です。
例えば、家族で買い物をする際にお金の計算を一緒に行ったり、料理を作るときに材料の分量を計算したりすることで、日常の中で算数を実感できる機会を増やします。
算数が単なる学校の勉強ではなく、生活に役立つスキルだと感じさせることで、子供の算数に対する興味や理解が深まります。
ゲームを通じた学び
子供は遊びの中で多くを学びます。
算数も同様に、ゲームを使って楽しく学ぶことが可能です。
例えば、ボードゲームやカードゲームには、数を扱うものが多くあります。
親子で楽しみながら、数の概念や計算の練習ができるような遊びを取り入れることで、自然と算数の力を伸ばすことができます。
学ぶことを楽しませる
好奇心を刺激する
算数が得意な子供を育てるためには、学びに対する好奇心を引き出すことが重要です。
子供が興味を持つテーマや質問に対して、「それを知るためにはどうすればいいかな?」と問いかけることで、自発的に考える力を育てることができます。
例えば、「このおもちゃを何個買ったら合計いくらになる?」といった日常的な問題提起をすることで、算数的な思考を自然に育むことができます。
褒めて伸ばす
子供が算数の問題を解いたときは、結果だけでなく、その過程や考え方も褒めることが大切です。
「答えが正解だったね」だけでなく、「どうやってこの答えを導き出したの?」と興味を示し、プロセスを評価することで、子供の自信を育てることができます。
自分が考えた方法で問題が解けることが楽しく感じられるようになれば、算数に対する前向きな姿勢がさらに強くなります。
基礎力を大切にする
計算の反復練習
算数が得意な子供に共通する特徴は、基礎的な計算力がしっかりしていることです。
これには、四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)の基本を何度も練習することが欠かせません。
繰り返しの練習によって、計算のスピードと正確さが向上し、複雑な問題にもスムーズに取り組むことができるようになります。
基礎の応用を教える
ただ単に計算を早くすることに重点を置くのではなく、その計算がどのように応用できるかも教えましょう。
たとえば、掛け算の基礎ができている子供には、分数や小数との組み合わせ問題を取り入れることで、算数の概念をより深く理解させることができます。こうした応用力がつくことで、子供は算数が「面白い」と感じるようになるでしょう。
親の姿勢がカギ
親も一緒に学ぶ
子供が算数に興味を持つためには、親が積極的に学びに関わる姿勢を見せることが大切です。
親が「算数は難しい」「私も算数が苦手だった」というネガティブな発言をすると、子供もその影響を受けてしまいます。
これは私がやってしまった大失敗で、
私が体育が苦手だったこと、
できなかったことをしょっちゅう口にしていたところ、
子供も「自分も運動が苦手になるに違いない」「お母さんができないことは自分もできない」と思い込んでしまい、実際に運動が苦手になってしまいました。
練習しようと誘っても、「お母さんもできなかったんでしょ?」と言われてしまう始末。
子供への声掛けは重要だと思い知りました。
逆に、親が算数に対して前向きな姿勢を示し、一緒に問題を解いたり、考えたりすることで、子供も算数に対する抵抗感を持たずに取り組むようになります。
プレッシャーを与えすぎない
算数が得意な子を育てるためには、プレッシャーをかけすぎず、子供のペースで学ばせることが重要です。
特に、難しい問題に直面したときには、親がすぐに解決策を教えるのではなく、子供自身が試行錯誤できる環境を整えてあげましょう。
自分で考えて答えを見つける経験が、子供の自信と成長につながります。
学習環境を整える
勉強しやすいスペースの確保
家庭での学習環境が整っているかどうかも、子供の算数力向上に大きな影響を与えます。
静かで集中しやすい場所を用意し、必要な教材や道具をすぐに使えるように整えておくことが大切です。
また、子供が質問しやすい環境を作ることで、わからないことがあってもすぐに解決できる状況を整えてあげましょう。
デジタル教材の活用
現代では、多くの算数の学習アプリやオンライン教材が利用可能です。
これらのデジタル教材は、視覚的にわかりやすい説明や、ゲーム形式での問題解決が含まれており、楽しみながら学べる点が特徴です。
親が一緒に取り組むことで、子供の算数への関心をさらに高めることができます。
継続的なフォローと目標設定
小さな目標を立てる
算数の学習には継続が重要です。
長期間にわたって学習を続けるためには、短期的な目標を立てることが効果的です。
たとえば、「1週間で掛け算の2の段を完全に覚える」「3日間で10問の問題を解く」といった小さな目標を設定し、達成するたびに褒めることで、子供は達成感を感じます。
これがモチベーションアップにつながり、さらなる学習意欲を引き出します。
フィードバックを大切にする
子供が問題を解いた後は、結果に対して適切なフィードバックを行うことが大切です。
間違えた問題については「どこが違ったか」を一緒に考え、次にどうすれば正しい答えにたどり着けるかを考える機会を提供しましょう。
こうした振り返りが、子供の思考力を鍛える重要な要素となります。
算数に対するポジティブな態度を育む
挑戦を楽しむ姿勢
算数が得意な子供は、難しい問題に直面しても楽しんで挑戦できる姿勢を持っています。
家庭での教育においても、問題を解けたときの達成感を味わわせるだけでなく、問題を解く過程自体を楽しむように促しましょう。
「失敗してもいいから挑戦してみよう!」というポジティブなメッセージを伝えることで、算数に対する前向きな態度を育むことができます。
忍耐力を育てる
算数には考え続ける力が求められます。
すぐに解けない問題でも、考える時間を大切にすることが、算数が得意な子供を育てるポイントです。
すぐに答えを教えたり、急かしたりせず、じっくりと考える時間を与えましょう。
忍耐強く考えることで、論理的な思考力が養われます。
今日のまとめ
算数が得意な子供を育てるためには、まず算数を身近に感じさせ、楽しんで学ぶ環境を作ることが重要です。
親が積極的に関わり、ポジティブなフィードバックや適切なサポートを行うことで、子供は算数に対する自信を持ち、挑戦する姿勢を育むことができます。
日常生活の中で算数を活用し、基礎力をしっかりと固めながら、長期的な視野で学習をサポートしていきましょう。
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